| k 「キンクス(ペーパー・スリーヴ・イシュー) ファン投票結果発表!!」 k |
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| <1>まず初めに | |
全国5000万キンキー・マニア、キンクス・ファンの皆さん、こんにちは。ご無沙汰しておりました、小松崎です。おかげさまで昨年秋に僕の監修にて出版しました「ザ・キンキー・ファイル」(シンコー・ミュージック刊)も売れ行き好調で、都内の某外資系レコード・ショップの音楽書籍チャートではめでたくベスト3にランクインの売上を記録したとか。本を作るにあたりご協力頂いた音楽評論家の方、ミュージシャン、そしてファンの皆様方にこの場をお借りして、厚くお礼申し上げる次第です。まだの方、第2版が年明けに出ましたので、是非お手にとって読んでくださいね、立ち読みでもイイ
から(笑)。 ![]() さて現在のレイモンド・ダグラス・デイヴィスさんの近況ですが、”スペインでのミュージカル「カム・ダンシング」の大成功を受け(ホンマかいな?)、現在はソロ・アルバムの為の曲作り、およびレコーディングの準備を着着と進めている”とのことです。この分でいくと、キンクスとしての活動再開は、どうやら後回しにされそうな気配ですな、チョッピリ残念。そのソロ・アルバムの内容はまだ未定です。果たして「ストーリーテラー」のような自叙伝的なものになるのか、はたまた、まるっきりの新曲で勝負するのか?まあ、いずれにせよ、ここしばらくはレイの動向から目が離せないですね。 あと今月(4月)15日発売の音楽雑誌「STRANGE DAYS」にて、昨年夏のレイのインタビュー(岩本編集長によるもので近況を中心としたもの)、および「キンクスの魅力について」の拙稿が掲載されますので、興味のある方は是非ご一読を。 それでは本題に入りましょう。「ザ・キンキー・ファイル」でも告知されたのですが、実はこの4月21日にキンクスがパイ、RCA,アリスタに残した全23枚のオリジナル・アルバムのうち、一般のファンの方の人気投票によって、そのうちの12枚が”キンクス・オリジナル・ジャケット・コレクション”のタイトルのもと、ペーパースリーヴ(いわゆる紙ジャケットのことです)仕様&20bitデジタルK2マスタリングにて限定復刻リリースされることになったのです(もう何枚か予約されている方もいらっしゃるかな?)。 投票総数なんと543通。というわけで今回のPICK UP ARTISTSのコーナーは当初の予定を変更して、この投票結果についてビクターエンタテインメントさんの協力の下、ご報告いたしたいと思います。 |
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| <2>結果発表 | |
| まず応募総数ですが、前述したように計543通。内訳は男性312通、女性231通。どこで知ったか、海外からリクエストを寄せてくださった方も3人ほどいらっしゃったそうです。 キンクスというと、かつては男性ファンの比率の高かったバンドとして有名でしたが、いやいやどうしてどうして。女性ファン(その殆どが17歳から35歳くらい)の急増には目をみはるものがあります。これは恐らくは、彼らが自分のファンである日本のミュージシャン(ザ・コレクターズ、ミッシェル・ガン・エレファント、サニーデイ・サービス、シンバルズなど)を通して、キンクスの存在を知ったということが大きいと思います。こうした風潮は、洋楽(特に旧譜関係)不振が叫ばれる現在、大変意義のあることだと思いますが、皆さんはどうお考えですか? 一方、男性の方は、10〜20代、30代、40代以上でほぼ三等分といったところ。リアルタイムでパイ、RCA時代を聞いてきた方の思い入れの強さには、感服いたしました。お一人で61通(!)応募してきた方もいらっしゃるとか。あ、それとこれは老若男女を問わないすべてのファンに共通するようですが、やはり皆さん、パイ時代がお好きですね。僕個人としては、もっとアリスタ時代の「スリープウォーカー」「ギヴ・ザ・ピープル」といったあたりも上位に加えたかったところなのですが、公正を期す為に手心は一切ナシです。さてそれでは結果発表です。 <当選アイテム> 第1位:「アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡」(480票)VICP-61000 (¥2400) 第2位:「ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ」(453票)VICP-60999 (¥2400) 第3位:「マスウェル・ヒルビリーズ」(426票)VICP-61002 (¥2400) 第4位:「キンクス」(417票)VICP-60994 (¥2400) 第4位:「サムシング・エルス」(417票)VICP−60998 (¥2400) 第6位:「フェイス・トゥ・フェイス」(336票)VICP−60997 (¥2400) 第7位:「この世はすべてショービジネス」(318票)VICP-61003 (¥2400) 第8位:「ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組 第1回戦」(300票)VICP-61001 (¥2400) 第9位:「ワン・フォー・ザ・ロード」(264票)VICP−61005 (¥2400) 第10位:「キンク・コントラヴァーシー」(252票)VICP-60996 (¥2400) 第11位:「カインダ・キンクス」(225票)VICP-60995 (¥2400) 第12位:「ソープ・オペラ(石鹸歌劇)」(201票)VICP-61004 (¥2400) てなわけで、以上の12枚がめでたく紙ジャケにて再発となります。おめでとうございます。この結果を見て、集計にあたったビクターの担当ディレクター氏と話したのは、やはり皆さん、ダブルジャケットものがお好きなんだなぁ、ってこと。まあ、それが紙ジャケ復刻の最大の魅力って言ってしまえばそれまでですが。 ちなみに、第1位に輝いた「アーサー〜」はモチロン、あのカンガルー・ポケットを再現、そっと開くとビクトリア女王陛下もお出ましになるって按配です。「ヴィレッジ・グリーン」「マスウェル〜」「ショービズ」「ワン・フォー・ザ・ロード」「ローラ」「ソープオペラ」もすべてダブル・ジャケット仕様、うち「ワン・フォー・ザ〜」にはオリジナル発売当時、初回プレスのみに封入されてたポスターも付けられたほか、「ショービズ」は従来の米国盤仕様とはチョッピリ異なるイギリス、ヨーロッパ盤のジャケットを採用(「ザ・キンキー・ファイルP−13参照)したそうです。
なお「キンクス」「サムシング・エルス」の2タイトルは今となっては少しレアなステレオのマスターテープを使用してあります。98年発売のリマスター盤と是非聞き比べてみてください。「カインダ〜」「コントラヴァーシー」「フェイス・トゥ・フェイス」はすべてモノラルです。 それとライナーノーツですが、これはリマスター盤発売時に僕が書いたものから抜粋したものを元に、大幅に筆を加えたものになっています。 <落選アイテム> 第13位:「不良少年のメロディ」(198票) 第13位:「スリープウォーカー」(198票) 第15位:「ライヴ・アット・ケルヴィン・ホール」(171票) 第16位:「プリザヴェイション第一幕」(144票) 第16位:「プリザヴェイション第二幕」(144票) 第16位:「ミスフィッツ」(144票) 第19位:「ギヴ・ザ・ピープル」(108票) 第20位:「ステイト・オブ・コンフュージョン」(90票) 第21位:「パーシー」(63票) 第22位:「ロウ・バジェット」(54票) 第23位:「ワード・オブ・マウス」(27票) 以上が今回惜しくも落選してしまったアイテムの得票数です。「プリザヴェイション」の2幕もダブル・ジャケットなんですが(笑)。アリスタ勢が殊のほか、苦戦しましたな。ジャケットの素晴らしさという点では、「不良少年〜」「ミスフィッツ」あたりも紙ジャケにしたかったところですが。 「パーシー」が健闘したのが意外といえば意外。ここらあたりファンの皆様のキンキーなセンスを感じますね。一部では供託金没収(笑)かと思われていたのですが、あにはからんや、それにしても「ワード・オブ・マウス」の不人気さは相変わらずですね。恐らくは今イチ(2?3?)なジャケが影響したのか、と。まあ、代議士と違って、例え落選しようがキンクスはキンクスですからね。この結果があくまでもその作品の価値に、そのまま優劣つけるものではありません。 というわけで結果報告いかがでしたでしょうか。皆さんのリクエストしたタイトルは無事紙ジャケになりましたでしょうか?全12タイトル、いずれも限定生産ですのでお早めにどうぞ(税抜き価格¥2400)。 (協力:ビクター エンタテインメント洋楽部) |
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