| チェンナイの街は今日も晴天。 雲一つない青空のもと、 |
| ヤシの木が茂り、のどかな風景が続く。 |
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| 時は2001年1月。市内の某ディスコを借り切り、新作映画「Piriyatha Varam Vendum」の音楽シーンの撮影が行われていた。このディスコ、今チェンナイでmost hottest placeとのことだが、かなりボロい。 |
| 翌日は郊外の撮影スタジオに移動。音楽は「Vascoda Gama」というRaj Kumarによるアップテンポの曲で、背後のセットはどうやらコンピューターの内部を表現している模様。 |
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| この音楽シーンでのお相手はボリウッド女優のMink。マネージャーでもある母親は「初めてのタミル映画なの」と言っていたが、見覚えがある気がしたので後で調べると、「En Swasa Kaatrae」で一曲だけ踊っていた女優だった。 |
| 昨日に引き続き、曲の冒頭の部分だけをいろんなショットから何度も何度も撮影を繰り返す、気の遠くなるような作業の繰り返し。一曲の音楽シーンができるまでに、これ程の時間と労力がかかっているとは。 |
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| ドライアイスでスモークもくもく。蒸し暑いスタジオにも瞬間ひんやりした空気が流れる。
ひとつのシーンを撮り終えると、そこでスチル撮影が行われる。この写真が雑誌に載るのね。女優をリードし余裕のポーズのプラ氏。 |
| お二人の間に割り入っての記念撮影に緊張気味の筆者。 プラ氏の赤フリースはユニクロか(うそ)。それにしても、氏は胸板の厚いガッチリ体型なのでした。洋服のサイズはLね。 |
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| スタジオの外の風景。市内から車で20分程度のところにあり、周囲は住宅街。見えにくいが、奥にはロケバスが数台。バスにはなぜかアジットの写真がはってある。オイオイ |
| 「POLSON STUDIOS」と書いてある看板。スタジオといっても、かなり倉庫に近い雰囲気。中は暑いわ、埃っぽいわで、この中での撮影は大変だろうなあ。
だが、この曲の監督マデッシュ氏以下、スタッフや振付け師、バックダンサー達の熱気が伝わってくる現場でもありました。 |
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| ランチタイム。
ロケ現場といえども常にカレーが用意されている。ここのロケ弁は非常に美味。皆様旺盛な食欲でムシャムシャ召し上がっていました。なぜか食事時になると、急に人が増えた様な気が .... |
| 次は衣装を変えての撮影。 ロケ現場はセットをあちらに動かしたりこちらに動かしたり、慌ただしい事この上ないのだが、非常にキッチリとオーガナイズされていて効率よく撮影が進んで行く。 |
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| このシーンでは丸いレールが敷かれて、その上をカメラがするするとプラ氏を追って行く。振付師の動きを少し見ただけで、バックダンサーともぴったり息の合った踊りをみせるプラ氏は、さすがに長いキャリアを感じさせる。 |
| この時現場にちょっとハプニングが!天井につるされた照明の幕のようなものが、いきなり天井から落ちてきたのだった。
その時、隅で監督と打ち合わせをしていたプラ氏がそれに気づいて、幕の下にいたダンサー達を助けるために一人でスッ飛んでいったのでした。 |
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| 撮影は休み無く続く。
次はジャンプシーン。プラ氏が音楽シーンで披露する空中開脚ジャンプは、何かしらトリックか細工があると思っていたのだが、なんとあれは、本当に本人がそのまま飛んでいるのだった! |
| しかもベストショットを撮るために、連続して4回も飛ばされたプラ氏。相当タフです。 撮り終わるとすぐにモニターに飛んでいって、真剣な眼差しで画面をチェック。映画ではあれがスローモーションになるんだろうな。 |
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| 群舞シーン。プラ氏がダンサー達に抱えられて上でモゴモゴするという妙な振付け。
それにしても連日徹夜に近い撮影が続いているのも関わらず、現場でのプラ氏は明るく元気一杯で、周囲のムードメーカー。 |
| 本来なら10日近くかけて一曲の音楽シーンを撮影するそうだが、今回は日程が押せ押せで、何と4日で仕上げなければならず、撮影は強行軍。女優のMink嬢も、3日間の撮影という契約でボンベイから来たそう。 |
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| 彼女曰く「タミル映画に出るのはとっても勉強になるわ。ボンベイよりこちらの方がみんなプロフェッショナルだと思う。」その彼女も、もちろんタミル語はしゃべれないので、セリフをアルファベット表記にしたものを必死で丸暗記。 |
| 現在7本の撮影をかかえ、毎日の睡眠時間は3〜4時間というプラ氏。だが日ごろの鍛練のおかげで疲れた色はまったく見せない。周囲のダンサーたちともふざけたり笑ったりして和気藹々。 |
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| 誰にでも親切で優しく、映画のイメージそのままのプラ氏を見ていると、その人気の程も納得。
夜になると、撮影現場には近所の人達なのか人だかりができていた。サインをもとめてプラ氏の周囲に押しかける、押しかける .... |
| 一方私は、帰りの飛行機の時間も迫り、後ろ髪を引かれる思いで現場を後にしたのですが、 「See you in Japan!」 ちゅうことでした。もしや来日かーっ? |
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