インド人あるところインド映画あり、というわけで、インド人の多く住むロンドンでもまたインド映画を楽しむことができます。まずはインド映画を上映している映画館をチェック。
■タミル映画■
専門に上映している映画館は少なく、普通の映画館でのレイトショー上映が大部分で、上映期間も短いようです。しかも映画館はかなり郊外にあり、映画を見るのは少し大変かもしれません。上映される本数は限られていますが、いずれも最新作。
(1)BELLEVUE CINEMA
(address : 67 Station Road, Edgware tel : 020-8381-2556)
地下鉄のNorthern LineでEdgware(終点)下車。
(2)ODEON CINEMA winbledon
地下鉄のDistrict Lineに乗り終点のWinbledonで下車。
(tel : 0870-5050-007)
(3)AT ILFORD CINEMA
(address : 300 High Street, Ilford tel : 0181-514-4400)
この中で私が実際に行ってみたのは、(2)のウィンブルドンにあるオデオンという映画館。場所は地下鉄のウィンブルドン駅で下車。駅を出たら左側へ。徒歩5分くらいで、道路沿いにオデオンと書かれた映画館の看板が見えてきます。
ここは一般の映画館で、昼間は普通の映画をやっています。そこで深夜にインド映画の上映が行われるわけですが、映画館にはレイトショー上映のインド映画のことは何も書かれないし、ポスター等も一切なし。昼間の受付けの人に聞いても知りませんでした。情報はタミル系インド人に聞くしかありません。
ちょうどマニラトナムの「Alaipayuthey」が公開されたばかりで(2000年4月)、これが深夜上映されていました。映画の開始時間は11:30pm。
映画館に行くと、深夜にもかかわらず、どこからともなく集まったタミル系の人々。話題の映画だったこともあり、200人ちかく集まって大盛況でした。受付けはいつのまにかインド人に変っており、また入り口にはインド映画につきものの「豆売り」スタンドができて、昼間の様相と一変。映画館自体は音響も画像も良し。
終了するのが深夜2〜3時になるので、あらかじめタクシーを予約しておかないと市内に帰れなくなるので要注意!

ウィンブルドン・オデオン(昼間は普通の映画館)
■ヒンディー映画■
ヒンディー映画の方は専門映画館もいくつかあり、最新映画をいろいろ見ることができます。ただし字幕は無し。その中の映画館のひとつが、
BOLEYN CINEMA
(tel : 0208-471-4884)
場所は、地下鉄のDistrict Lineに乗りUpton Parkで下車。地下鉄の地図でいうと右端に位置します。ここはアジア系住民が多く住んでいる街で、白人をあまり見かけませんでした。歩いているのはインド系、アラブ系、黒人...。
映画館があるのは駅を出て右側です。ずっと歩いて行くとサッカー競技場が見えてきますが、それを通り過ぎて大通りに突き当たったところで、今度は左折。2ブロックくらい先に見えてくる映画館がそれ。駅から徒歩10分程度。
ここはインド映画の専門館で、ヒンディー映画のみを上映しています。館内のは3つの劇場があり、一日で4種類の映画を上映。時間は4時、7時、10時。日曜日だけは午後1時からの上映もあり。
チケットは£5.00。水曜日はすべての映画が£3.50とあります。(1ポンドは約180円/2000年4月)
最新ヒンディー映画を上映しているし、比較的街の中心からも近いので便利だと思います。
映画館のおじさんは親切なイギリス人で、写真をとっていたら、まだ開館前なのに中を見せてくださいました。中では広々としていて、映画のポスターなんかも売っています。
ここで上映中の映画は、情報誌などには載っていないので、映画館に直接問い合わましょう。この時上映されていたのは、「Hadh Kar Di Aapne」「Gang」「Baaghi」「Dulhan Hum Le Jayenge」。

■その他の映画館■
インド映画でも芸術映画や世界的に公開される話題作などは、通常の映画館で上映されます。ロンドンの映画情報は、Time Out誌をチェック。これはロンドン版「ぴあ」で、キオスクなどで売っています。これには上映中の映画館スケジュール、映画評、お勧めランキングなどの映画情報のほか、劇場、音楽、美術、スポーツなどお役立ち情報満載(ただし、インド映画専門館などの情報は載っていない)。
今回このTime Outをめくっていて、ディーパ・メータ監督の「1947 Earth」のかなり大きな広告を発見。2000年4月21日より上映開始で、上映館はピカデリーサーカスにも程近いABC Shaftesbury。さっそく出かけてみました。
(ちなみにTime Outの今週のお勧め映画No.1)
観客はほどんどイギリス人で、話題の映画らしく、ロビーにこの映画に関する資料などが張られてました。インド・パキスタンの分離独立、宗教闘争、恋愛など重いテーマを見事に描ききったこの珠玉の名作、ARラフマーンによる音楽も最高の出来で、ぜひ日本でも上映する機会があればと切に思います。
「1947 Earth」を上映中。
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