土曜日の話は、反省と反省と反省を(笑)後日キッチリ書きますが…
とりあえず今日は日曜日の話を先にすることにします。
第56回全日本吹奏楽コンクール 【職場の部・一般の部】
大阪国際会場(グランキューブ大阪)メインホール
行ってきました!
チケットが取れていなかったので今年は入場を諦めていたのですが、古い友人のご好意で開演直前(笑)奇跡的にチケット我が手中に…(感謝)。これは吹奏楽の神様から「最後の職場の部を、その目でしっかり見届けて来い!」のメッセージだと思ったので、ありがたく好意に甘える事にしました。
来年から【職場の部】は一般の部に合併されるそうで、単独としては最後の大会になってしまいます。
選曲も演奏スタイルもすっかり様変わりして、(おまけに課題曲はつまらないし)昔感じたワクワク感は絶滅してしまった吹奏楽コンクールですが、職場の部に限っては古き良き時代のスタイルがまだ少し残されていて、大好きな部門でした。
それが来年からはなくなってしまいます。
いや、なくなる訳ではないのですが、一般の部と合併で審査されては、全国大会に出られる団体は半減でないか?と危惧するのであります。
確かに職域で吹奏楽が成り立つ会社は限られていますから、出場団体は昔から似かよっていますし、競争相手が少ないので予選突破のハードルも他部門に比べたら低いです。「不公平だ!」の声を上げる人の気持ちも全くわからないではないのですが…。
諸般の事情で、前日(土曜日です)終電で午前様で帰宅し、大量の酒も飲んでいました。
朝起きるのがしんどい…けど、北海道代表 六花亭 の演奏までにはどうしても間に合いたい。 JR大阪駅からタクシー飛び乗って、ホール入場したのが9時50分。 残念ながら1番には間に合わず、電電中国、NTT西日本の真っ最中でした。
1 中国代表 NTT西日本中国吹奏楽クラブ
すみません、聴けませんでした。
2 九州代表 ブリヂストン吹奏楽団久留米
人数の額面以上のぶ厚いサウンドがしていました。全員が一定以上の水準でしっかり鳴らしている証拠です。大会の度に注目していたアルトサックスのお兄さんがまだ現役を張っている事に感動。演奏は申し分なしです。
3 北海道代表 六花亭管楽器アンサンブル
30名少しでの小編成でしたが、思っていた程の貧弱感は感じられず、この日のために全員でよく練習してきた事が伝わります。ただ、JR東さんでも思ったのですが、職場の部では大編成で出てこられるバンドと、小編成が入り交じります。層の厚い、薄いの差が出てくるのは仕方ないにしろ、小編成バンドにはこういう時、何か一ひねりをして欲しいのだ、と小編成びいきのわたしは思うのであります。
20名で演奏しても楽々響く札幌kitaraと違って、グランキューブは響きの悪さで悪名高いホールです。 ここでこの人数での演奏。どうしてもハンディがあります。
でもせっかくの全国大会。北海道代表として演奏する晴れの舞台なのですから、あと一歩踏ん張った「計算」を見せて欲しい。そうすればもっともっと良くなれるし、高い感動が生まれて来ると感じました。
真面目に練習を積み重ねてきた事がわかるよいバンド、よい演奏でした。これからのご活躍と発展を心から願っています。
4 関西代表 阪急阪神百貨店吹奏楽団
課題曲で見せつけた「マーチの阪急」の底力がすごい。あの独特の格好良いシンバルさばきを見ていると「あ〜阪急だ!」と安心して見ていられます。鈴木竹男先生の魂が乗り移ったかのような素晴らしいマーチでした。課題曲終わった後、思わず拍手しそうになり「いけない、ここはコンクールだった。」とじぶんは引っ込めたのですが、他の場所からやっぱり拍手が沸きました。みんな同じ気持ちだったんだね!と嬉しくなった瞬間です。
ヤマハ浜松と同じ課題曲で、会場で即売していたCDを両団体買ってみました。聴き比べてみると解釈の差がなかなか興味深いです。
自由曲も含めて、演奏者の『気持ちの強さ』(←この大会で演奏する事への想い。それは自由曲の選曲にも現れていると思う。)に引き込まれました。唯一惜しいと感じたのは、自由曲で疲れが出てしまったのか荒くなってしまった所があり、とっても、とっても、もったいなかったです。ただ、それは些細な事で、気持ちの強さの方がはるかに上回っていました。
『音楽を表現する』という面での持っていき方が非常に高水準で、それはわたしが会場に来るまでの想像をはるかに超えていた世界でした。
5 東北代表 JR東日本東北吹奏楽団
弦バス回しが有名ですが、今年のバージョンは地味だったのでは? ここは関西は大阪。目立ってナンボのお国柄なのでもっともっとやって頂いても構わなかったと思います。前回見た時より回転が少し引っかかり気味に感じたのが残念でした。曲中では飛びはねよりも、ステップ調の方が今年の課題曲の曲調には合っていたかな?とも個人的には思います。
次回、出場される時には回転の滑らかさに一層の磨きをかけられる事と、振り付けの更なるバージョンアップを期待します。
ホルンのソロ、大変良かったです。20名少しの編成で自由曲は名曲路線からセレクトされると、もっともっとこのバンドの良さが引き立つのではないか?と思いました。今後のご活躍を心から祈念します。
6 東海代表 ヤマハ吹奏楽団浜松
先ず、指揮者の須川展也氏の衣装に釘付け!
演奏中は、須川展也氏の顔の表情に釘付け!
計算され尽くした課題曲〆ポーズに釘付け!
12分間、オーラたっぷりの指揮っぷりに目が釘付けでした。BS「みんなの吹奏楽」でも「音符のキャラクターを大事にする」事を、口酸っぱくして唱え歩いている先生ですが、その通りの演奏でした。
アーティキレーションは若干オーバー目。これ以上やるとイヤラシイかもという、限界手前で止めているのがニクイ。何もかもが計算済みといった余裕でしょう。
『技術を表現する』という面で、やはりこのバンドの右に出る所はないです。一般の部と合わせてもこの日のMVPではないでしょうか。
7 東京代表 NTT東日本東京吹奏楽団
前団体ヤマハ浜松のような大技こそはありませんでしたが、ミス、乱れがなく、美しく、演奏は完璧でした。 個人的には少々崩れても泥やアクの見える、主張前面での演奏スタイルが好きですが、一見地味に見えてもこういうまとめ方こそが本当の「うまいバンド」と言えるのでしょう。
せっかくこれだけの技術をお持ちなのですから、この「うまさ」にNTT東のカラーをもっともっと乗っけていって欲しいなぁ、と思いました。
8 東関東代表 NEC玉川吹奏楽団
こちらも職場の老舗、大好きバンド、N玉さん。
稲垣先生、萌えです♪きれいにまとまっていましたが、全体的に少し地味だったかなぁ。・・・と思いました。次回はもっとハジケて!ハジケて!
いやぁ…。我ながら【職場の部】への愛を感じるレポだと思います(笑)。
こんな楽しい職場の部を、一般の部と合併するなんて、吹連の意図が全く理解出来ないです。このHP内のあちこちに何度も書きましたが、むしろ、職場の部はジャンジャン拡大すべきだとも思います。それと課題曲をもっと面白くしてください。
もちろん昨日は一般の部も全部聴いておりましたが、個別の感想をアップするのは作り込みに時間がかかるので、職場の部に限ってレポートさせていただきました。
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