♫ 定演ひとり総括
結論から先に書きますと、リードの第二組曲 ソ ソ ソ(←トリプルタンキング) ド! って上がるところ は玉砕しました。
あれから
合奏では1度も当たらなかったので、当然の結果といえば結果ですよね。
無欲の時は出来るのに、合奏ではつい、スケベ根性出ちゃうんです(笑)。
気持ちに『狙い』が入るとダメなんですわ。
往生際悪く楽屋で2度挑戦してみて、2回とも成功しました。でも本番は出来なかった・・・・。
『狙い』じゃなくて、気持ちが音楽と同化して、真っ白な気持ちで踏み込んだ時に、スコーーーーーン♪と成功するのでしょう。その域にたどり着くためには、わたしのメンタル、技術力は遠く及ばなかったということです。
もうひとつ、邪魔をするもの。
それは『思い入れ』。
『思い入れ』強く持つのは美しい事なのですけど、それがあまりに強すぎると本番で心がかき乱れてしまい、冷静が保てなくなってしまうのです。個人的に今回の1部は、かなり乱れました。散々練習した箇所をいとも簡単に落としてしまって、口惜しい限りです。
満足出来た部分は、お客様との合同演奏コーナー。
過去ここでも書きましたが、シエナ・ウインドオーケストラwiht佐渡裕 のコンサートで、「星条旗」を一緒に吹きたい一心で楽器持って行ったのです。その時、今までじぶんの定演でステージに上がってきてくださったお客様の気持ちを、初めて理解することが出来ました。
じぶんがその立場をやってみて本当に、初めてわかったのです。シエナのメンバーさんや、見知らぬ人達と合奏するのがこんなに楽しいなんて…。
あの時、勇気を振り絞って上がってみなければ、一生わからないまま終わってしまうところでした。
だから今回はこのコーナー、めちゃくちゃ気合い入っていたんですよ(笑)。じぶんの席を譲ってお客様に楽しんでもらおうって、決めていたんです。(←じぶんが唇休ませたかったという下心もあります(笑))
今回、一番苦しんだ部分は、唇作りでした。
本番がはじまる時に最高のコンディションに持っていきたい。
そのためには逆算して自己管理する必要があるのですが、それがこんなに難しいものだったとは……。悲しい程思い知らされました。
Cla吹きだった頃リード管理にピリピリしたのを思い出します。「金管はこんな苦労ないからお気楽でいいな〜」って思ってました。でも金管吹きの唇管理はリード作りに負けず劣らず苦しい作業だったのであります。
本番直前、(リハをセーブしていたのにも関わらず)バテの徴候を感じていて、危険を感じていました。追い込みで練習し過ぎてしまいました。が、ある程度キツくやらないとスタミナも上がっていかないので、そこの所の加減がわたし程度の経験では、まだつかめていないんです。個人的に1部が乱れたのは「最後まで持たなかったらどうしよう…」の弱気が頭をもたげたのも、あったのかも知れません。
でも、去年と違っていたのは10分程度休むと復活出来る!という点です。
オワリかけても、また復活出来る。昨年までは全く出来なかった技です。
「スタミナ増強」
この1年かけて孤独に取り込んでいたテーマだったので、成長の跡を感じる事が出来たのはホント素直に嬉しかった。
危機は企画ステージの終盤にも襲ってきて、スマップの曲を吹いている最中、またオワリかけてしまいました。
でも、スピーチや祝電の披露をしている間合いで、またまた復活。「唇全然痛くないっ!」を確認出来たのです。
フィナーレの「祝典序曲」が始まる瞬間、「この具合なら最後まで持つだろう。」っていう安心感が心地よかったので、リラックスして入っていくことが出来ました。
今回、一番思い入れ込めて練習したのが「祝典序曲」でした。
単純に好きな曲だから…っていうのが大きいですが、去年のアンケートである人がリクエストしていて、無記名ですが誰が書いたのか(わたしには)わかるんです。リクエストに応えてフィナーレに選ばれた訳ではないのですが、本人には「リクエストに応えた」と言って喜ばせておきました(笑)。
この日は芸文で佐渡先生のコンサートがある日だったので、1年半前からチケット取ってありました。その人、当初はハシゴして駆けつける予定だったのですが、結果的にわたし達の演奏を聴くことを選んでくれました。
「やっぱりコンサートの"ハシゴ"って出来ない。どちらか1つしか聴けないなら、(わたし達の)「祝典」を聴きたい。」
高価なチケットを水に流してでも来てくれる、その気持ちに応えられるものなら、応えてみたい・・・・・と思うのが人情じゃないですか。ねぇ(^_-)。
やっぱり名曲はいいです。
今回の定演は選曲的には最高だったと思います。
来年また「祝典序曲」やりたいくらいです(笑)。
名曲は何度繰り返してもいいんです!!
「●の●」と「●●の●●」と「●●●●●●●●の●●」がローテーションだったら泣きますが
(懲りずに問題発言^_^;)、名曲は何度も再演されるべきで、それは作曲者への敬意とも受け取れます。佐渡裕先生が何度も何度も「キャンディード」を取り上げるのは、師匠バーンスタイン先生への敬意の表れでしょう。名曲は繰り返し演奏され、常に世界中の演奏者から命や魂を吹き込まれるものなのであります。
ちなみに「祝典序曲」をリクエストしてくれた人には「縁起がいいので、次は"三角帽子"って書いておいて。」って頼んでおいたら、本当にそう書かれたアンケートが出てきて笑っちゃいました。
フィリップ・スパークの「メリー・ゴーラウンド」
「ブロックH」、「カーニバルのマーチ」by杉本幸一
アンコールでやった曲(←【注】音の出るページなので、会社のPCで仕事中コッソリ見ているアナタ(笑)お気をつけあそばせよ〜♪(^o^))
おもしろい曲がたくさん吹けて楽しかったです。
吹奏楽はクラシックから、ポップス、ジャズ、スカ、何でも出来るのが醍醐味だし、リード博士筆頭とするオリジナル曲には名曲がズラリ。やっぱり一番好きな音楽ジャンルであることに変わりありません。
大ホールいっぱいのお客様の前で演奏出来る喜び。やっぱりすごかったです。
スタンドするたび2階席からスポット当てられて、興奮するなと言われても無理です(笑)。
このバンドに入って良かった。
ここの団員になれた事を誇りに思います。
北海道からやってきた吹奏楽ヲタクが直感で選んだバンド。わたしの選球眼に狂いはなかったです。
今年出来なかったコトは、来年少しでも克服出来るように。またコツコツがんばってゆく決意を強くした1日でした。
このページをご覧で会場に足を運んでいただいたお客様。心の底から感謝しています。
本当にありがとうございました。
スミマセンが、今週いっぱいだけホッとひと息休ませてもらいます(笑)。さすがに続けては突っ走れないですわ…。気持ち切り替えるインターバルに入ってきますネ。