Open your eyes

                    内田上爾


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「あんな外人に」

俺は不器用さ。
この靴だけで真っ直ぐ進むだけ。

あんな外人に。あんな外人に。
あいつを寝取られた。

俺にはバイブル無いんだ。
なんの教科書も無い。

あんな外人に。あんな外人に。
くそったれが!
まんまとあいつを寝取られた。

愛も大きければ一物も大きいのかい?
くだらねえ。

あんな外人に。あんな外人に。
あいつは金切り声だ。
怪しいもんだってのによ。

俺はあんな外人に。あんな外人に。
負けた恰好になるのか。
俺のあいつを寝取られた。



「愛すべき少年」

悲しい時に詩を書くんだ。
僕の心は君を思って。
そう、愛すべき少年を思い。

僕を初めの気持ちに戻してくれる君は、
愛しい少年。
僕の夏を潤してくれたのも、
君の愛であり、感謝してる。

十数えたら逃げなきゃ駄目だよ。
僕の愛すべき少年。

悲しい詩を朗読してくれるかい。
全くいい声だね。
僕の愛しい少年。

大人になるまでにずっと僕といようね。
二人で感じ合おうね。
君の美しい背中も、否全てが僕のものだから。

ワイン苦いかい。口から垂らしたの飲んだげる。
君の血みたいだね。
ああ僕の愛すべき少年。

悪戯であって、純真無垢な君との世界。
ママに電話しなくたっていいよ。
ずっと僕といるのさ。
二人でどこまでも行こう。
君は僕だけの愛すべき少年。



「友達が妹を犯したかも知れない」

聞いてくれ。俺の話を聞いてくれ。
俺は今憤りと悩みがこんがらがってる。
俺はしがない大学1年だ。そして妹が中3だ。
俺の友達に裕一って奴がいる。こいつこそが元凶だ。

俺は奴を家に連れて来てゲームやらして遊んでた。
妹も俺達に加わるようになってきたのさ。
トランプしたりゲームしたりと楽しいもんだった。
妹も裕一もはしゃげるように仲良くなったが、
裕一の方からスキンシップを取り過ぎる。

冗談で突っ込む時も頭はたくだけじゃなくて、
妹のほっぺつまんで馬乗りさ。
俺はちょっと厭な感じになってった。
でも俺はそんな事は友達には言いにくいんだ。
妹もやたらベタベタ触ってくるのは叫びをあげて厭そうだった。

それがエスカレートしてきたある日、
裕一が妹にプロレス技をかけた。
コブラツイストってやつだ。
妹は悲鳴をあげて俺は苦笑いさ。
そして、裕一の手を見て俺は驚いた。
裕一は、妹の胸を執拗に触ってたんだ。
俺は確かに見た。
妹は真っ赤な顔してただ叫んでたよ。

それだけでは飽き足らず、裕一は柔道技まで妹にかけやがった。
横四方ってやつで、寝かして上から乗っかり動けなくするやつだ。
妹は足をバタバタして逃げようとするが全く駄目だった。
妹の制服のスカートは乱れはだけて俺は嫌悪を覚えた。
叫び続けても中々裕一は外そうとしない。
妹は次第に真面目な口調で、やめてよ、お願い、と哀願した。
泣きの入った悲しい声だった。
そして俺はまた見た。見えてしまった。
裕一は、妹の股間をずっと触ってたんだ。

奴の目的は柔道技なんかで遊ぶ事じゃなく、
妹のそういうとこを触りたいからという事がわかった。
道理で最近はすぐ俺の家に来たがる訳だ。
妹いない日は超つまんなそうな面してた。
奴は妹を、性の対象として見てたんだ。
俺はその日からははっきりそれがわかった。

妹は俺の性格と似て、厭な事でもはっきり言えないタイプだった。
俺の友達だからと明るく楽しく振舞ってたけど、
あんな事されるのは厭に決まってる。

俺が真剣に悩んできた頃、
裕一は、ゲームに負けたら罰を受けると言い出した。
妹の罰は、プロレス技15分かけられ放題と抜かしやがった。
俺は怖くなった。またスケベな事するに決まってる。
15分どこまでするかわからない。
裕一は異様なまでに絶対これと決めにかかる。
俺は反対を何故か出来なくて、妹も渋々それを受け入れてしまったんだ。
妹も本当に弱い。

俺は妹負けるなと願ったけども、悲しい哉妹は負けたんだ。
罰ゲームの時間だ。
すると裕一は、俺になんて言ったと思う?
集中してプロレス技の練習したいから、お前ちょっと1階行ってて、ときた。
俺を部屋から追い出し二人きりになろうって腹だ。
その口調は、あまりに真剣で、力があった。
俺はやはり反対出来なくて、下に降りてしまった。
妹は不安げな目で俺を見てたよ。

罰ゲームが開始されたみたいで、凄い妹の悲鳴が聞こえてきた。
もう絶叫だ。悲しい、魂の絶叫だ。
俺は、絶対この前より酷い事になってると思い苦しんだ。
妹の悲鳴は続いたけど、次第に泣き出したのか静かになった。
妹は声を出さずに泣く。
でもまた、痛い痛いと叫びが聞こえたりした。
15分経つ。静かになってるが、俺はもう5分待って20分後に部屋に入った。
なんか入るのが怖かったからだ。

裕一は慌ててベルトを締め、妹はスカート乱れたまま寝ながら泣いてたけどすぐに坐った。
臭いだ・・・。俺はわかった。男の精液の臭いだ。
ああ裕一は、妹を犯しちゃったのかも知れない。
自分でしてどこかに出したのだと祈りたいが。
俺は妹にそんな事聞けなく、裕一にも聞けなかった。

先週の金曜日の事だよ。
俺はとても苦しいんだ。
妹はあれから暗くなってる。



「君を思う時」

君を思う時、それは神に繋がってる。
そうだよ、二人で行くんだ。
君も僕を愛せるかい?

長い道だよ、僕達ずっと。
ああ僕の愛が君に溶けるように、ずっと入ってけばいい。

女を思う時、それは神に繋がってた。
君に触れたい。どうか開いて。
暗い僕が君を愛したんだ。

強く、強く、ずっと思い。
二人で行くんだ。
僕達いつまでも愛し合える。



「終わらない愛」

俺は君を愛してる。
愛し切ってる。
これが真実。
決して終わらない思いさ。

今日も君を愛して時間が過ぎた。
終わらない愛が、俺を締めつける。
一日の全てが君への思いで出来てんだ。

俺は君を愛してる。
愛は終わらない。
この愛は終わらない。



「駆け落ちしよう」

この東京も苦しいな。
東北に行こうか。九州に行こうか。
俺のこの道に着いてきてくれるかい?

可愛いお前と一緒なら。
愛があればなんとかなるさ。
俺と駆け落ちしよう。

しがらみに縛られて、東京では動けなくなった。
どこか遠いとこへ行くんだ。
俺達一生旅人でもいい。

寒いとこへ行こうか。暑いとこへ行こうか。
俺のこの道に着いてきてくれ。

可愛いお前がいてくれるなら。
愛があればなんとかなる。
さあ駆け落ちしよう。



「逢えないなんてつれえな」

お前の奴隷になってもいい。
お前と逢えないなんてつれえな。
愛してるんだ。お前を。

俺は全く落ち込んだよ。
お前が欲しい。この家に連れて来たい。
愛をぶつけたいんだ。

金の為じゃない。お前がいなきゃ駄目だ。
俺は、お前と生きたい。

どうか心を閉じないでくれ。
愛してるんだよ。お前だけを。
ああ全く辛いもんだ。
愛し合いたい・・・



「優しい女よ」

俺は諦められない。
どうか愛してくれよ。
止めないでくれ。
優しい女よ。俺を慰めてくれ。

憂鬱な朝だ。お前のせいだぜ。
俺の愛がわからないのか?
ようく考えてみてくれ。

お前しかいないんだ。
どうか愛してくれよ。
行かないでくれ。
優しい女よ。お願いなんだ。