Open your eyes

                     内田上爾


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「生活の中に」

健やかに見えて、
君にも悲しみあるのかい
僕の知らない君があるのかい

 生活の中に、愛が溶け込んで
 いつでも想っていたい

苦しい時、辛い時、
抱き締めたいと思うんだ
僕と一緒にいて
ずっとお願いだ

傷つきやすい僕を君は知ってる
僕は君だけにはわかっていて貰いたい
そして、僕には君だけで、
いつでも想っていることを思って欲しい

愛してると言わない君よ
僕は死ぬほど言って欲しい
死ぬほど言って欲しい

 生活の中に、この愛溶け込んで
 いつでも愛してる



「祈り」

本当の生活を
幻想じゃない
朝起きた寂しさよ
全く憐れなもんだ
風の入って来ない部屋

ママ、死ぬかもよ
僕は死にたくないけど
現実は無情にもやって来て
みんなとも別れる時が来る

僕は死にたくない
死にたくない

神よ、
僕は馬鹿じゃないことはわかる筈
僕は行かなきゃいけない
光を下さい。僕に

愛だと言ってるのに
死を賭けるほどの愛があるのに

何も無くなる
いつか何も無くなる

僕の人生よ
非情なる世間よ

ママ、僕は、
本当はいつも泣いてます
いつも悲しくて、
いつも死を思っています
ママ、僕だけのママ、
でも僕は死にたくない

談合してる汚い奴等と較べて欲しい
天と地の差で貴い筈だ
だから行かなくちゃいけない

止まることのない愛
君の為なら死んでしまえるほどの愛

僕もいつか消える
この僕もいつか消える

空は嘘じゃない
湖は嘘じゃない
輝かしき世界を、僕に

ママ、死なないで
僕はママが死んだら真っ先に死ぬ
泣いて泣いて一緒に死にます
ママ、僕は死にたくないよ
僕はもっと詩を書いていたい

神よ、僕は馬鹿じゃなく、
とんでもない愛ある賢者だということはわかる筈だ
だから僕に下さい
あなたの愛を。光を

僕は嘘をつかない
僕は真実だけを言う

ママ、優しいママ、
明日を見たいよ
僕には先が見えないんだ
いつも辛くて仕方がないんだ
ママ、あなたより先に死にたくない
ママ、あなたを悲しませたくない

神よ、僕は詩を捧げた賢者です
どうか助けて、行かせて下さい
光を下さい。僕に

死ぬまで愛を捧げる
君とこの世界に

いつか無くなる
あなたは悲しいと思ってくれますか?
僕はいつでも泣いて、捧げてきました
泣いて、君に向かって書いてきました

神よ、このままじゃ駄目です
光を下さい。僕に
僕は死にたくない
あなたの無上の愛を、僕に



「氷を二人」

氷を二人、買って。
冷ましてから燃え上がるんだ。
お前の熱い舌に、氷が溶けて。
ああ、衝撃はもうすぐ。

痛くするのは止めろ!

真夜中に、苦労してここまで来たぜ。
心は涙の滝さ。
緑の布団に付くは、様々な汗と血。
身体は優しく動かしてあげる。

痛くするのは止めろ!
優しく転がすんだ。



「今」

僕は叫びを止めない。

今、やらなければいけないんだ。
今、君を見なければならない。
今、落ちるとこまで落ちなきゃいけない。

簡単に生きなければ。

今、笑わなきゃいけない。
今、真実を見極めなきゃならない。
今、悲しまなきゃいけない。

素直に生きるということは、そういうことだろう。

今、君を愛さなければいけない。
今、詩を書かなければいけない。
今、苦しみに泣かなければいけない。



「出会いの記念日」

美しい顔だから、笑おう。
デザート食べりゃ笑うだろ。

まあまあ幸せの筈だ。
今日は出会いの記念日。二人で祝おう。

そうさ、二人が出会った日。
なんて尊い日だよ。


美しい顔、ハイになれ。
お前の好きなケーキ食べろ。

俺はお前をまあまあ幸せにしてきた。
今日は出会いの記念日。二人で踊ろう。

そうさ、ひょんな事から出会った日だ。
なんて素敵な日だよ。


お前はまあまあ幸せの筈。
今日は出会いの記念日。二人で誓おう。



「彼女の心は夜」

彼女の心は夜。死んでいる。
俺が馬鹿で、女ばかり求めてたからだ。
あああの時から確かに愛は始まったのに。

二人、夢を見た。
かけがえのない時を過ごしていた。
長い間、ずっと寄り添っていた。
けれど俺のせいで・・・

彼女は、しゃがみ込んで、泣いた。
あれから彼女の心は夜なんだ。
俺はどうにも出来なかった。
どうにか戻らないか。戻せないか。
ああ鬱が鬱を呼び、二人の心は冷え切った。
彼女は痩せ細って死にそうだ。
ああなんて苦しさだ。俺は愛してたのに。

二人、歩けない。
二人、踊れない。
俺は相変わらず、他の女を抱くんだ。
信頼が終わり、裏切りが続き、
俺達はもう駄目だ。

一ヶ月、口聞かない。彼女の鬱生活を俺は見守った。
なんとかしたいけどこの地獄は抜け出せない。
俺は究極の馬鹿で、彼女は純粋だ。
ああ過去には美しい愛があったというのに。
幾ら神に祈っても、もう戻せない。

俺の、俺の彼女。
もう彼女は、俺の奴隷じゃない。
俺の天使じゃない。

肉体まで純潔なんて幻想さ。
男の肉体なんて穢れ切ってるんだ。
だが、彼女は許さなかった。

ああなんて恐ろしい号泣だろう。
彼女の心はあれからこっぴどく夜。
苦しみ、まさに死にそうだ。

俺の精神は、穢れてない。
いつでも愛していたのに。

これほど苦しい地獄を与えたんだから、
俺も愛されていた。
俺は究極に愛されていた。

だから、今でも苦しいんだ。
俺の心は永遠に夜だ。彼女を思えば夜だ。
あの大恋愛を思えば夜だ。
俺は苦しくて苦しくて仕方無い。
(彼女は今頃はけろっとしてるんだろう。)
あの時に、愛が始まって、終わった事が、
とても苦しいんだ。



「考えてるのはお前の事ばかり」

歌を唄うように生きたいぜ。
強く、強く。
サンシャインの展望台から見下ろしたように。

 考えてるのはお前の事ばかり。
 考えてるのは愛の事ばかり。

女が俺の肉体を狂わす。
お前を誰にも、
誰にも誰にも渡さない。

 考えてるのはお前の事ばかり。
 考えてるのは愛の事ばかり。

俺の道は正直に伸びてるのさ。
強く、強く。
日々、お前を想って暮らしてる。

 考えてるのはお前の事ばかり。
 考えてるのは愛の事ばかり。

人々は俺の事わからない。
人々は俺の気持ち知らない。
それでいいのさ、わかるわきゃない。

 考えてるのはお前の事ばかり。
 考えてるのは愛の事ばかり。



「男の腕」

男の手だ。男の腕だ。
友達の手じゃない。
常に金の斧求める腕だ。

ああ汚らわしい。
そう、あたしはその汚い腕で・・・

ただの女なのよ。
女はくだらない。
女は情けない。

汚い人だ。汚い男だ。
ああ汚らわしい筋肉だ。
あたしはいとも簡単に反される。
男の腕は強いから。

なんて汚い腕だろう。
欲望だけで出来たクズの腕だわ。
男は鬼畜。
男は汚い。