
<019>フィボナッチ数列系とφ(2)
20010423rep.
<初項1,第2項4の数列>
| 項数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
| F1;4 |
1 |
4 |
5 |
9 |
14 |
23 |
37 |
60 |
97 |
157 |
254 |
411 |
665 |
<初項2,第2項8の数列(上の数列の2倍体)>
| 項数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
| F2;8 |
2 |
8 |
10 |
18 |
28 |
46 |
74 |
120 |
194 |
314 |
508 |
822 |
1330 |
では次に初項1,第2項4の数列を見てみよう。この数列は第8項に60が、また第13項に666(=666−1)が現れていたりして少し気になるが、今回はパスして先を急ぐことにしよう。なおこの数列の2倍体(※)を見ると、その下のようになる。バイナリーの2、オクターブの8、十進法の10、マヤの農耕暦における20日で1ヶ月の18ヶ月(+5日)という数値、同じく13の月の暦の1ヶ月の28日、人間の染色体の数である46、12×10の120、113(=1331)−1の1330などが見て取れる。
<初項1,第2項5の数列>
| 項数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
| F1;5 |
1 |
5 |
6 |
11 |
17 |
28 |
45 |
73 |
118 |
191 |
309 |
500 |
809 |
1309 |
2118 |
<初項2,第2項10の数列(上の数列の2倍体…フュンク・ウレの数列)>
| 項数 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
| F2;10 |
2 |
10 |
12 |
22 |
34 |
56 |
90 |
146 |
236 |
382 |
618 |
1000 |
1618 |
2168 |
4236 |
そして次は初項1,第2項5の数列である。すでに5と6の連続が予兆できそうな第2項と第3項だが、第6項で肉体のサイクルの28が、そして第8項では1年365日の1/5である73日の日数などが連想されてくる。しかしこの数列の眼目は、すぐ下に表わしたように2倍体化した時に明らかになるのである。
実はこの数列は「フュンク・ウレの数列」といい、黄金分割比φの10進法的・12進法的内部構造が垣間見られるとても興味深い数列なのだ。すでに第2項が10、第3項が12でその明白なラベル付けにもなっているが、これには当然第1項の2も関連してきている。
分かりやすいようにこの数列の第10項、第11項、第12項、第13項、第14項を見てみよう(初項と第2項を別枠と考えれば、第8番目、第9番目、第10番目、第11番目、第12番目となり、前者が12を中心とした見方だとすれば、後者は10を中心とした見方である)。数的感覚の鋭い人ならば、この数値の上に黄金比の匂いを見て取るだろう。もう少し分かり易いように1/1000倍というフィルターをかけた数値を添えてみた。
| 10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
| 382 |
618 |
1000 |
1618 |
2618 |
| 0.382 |
0.618 |
1 |
1.618 |
2.618 |
つまりφ1/3、φ1/2、1、φ1/1、φ2/1、
の少数点以下3桁までの数となっているのである。これは最初の初項1,第2項5の数列の1/500倍体でもある。ここでこのフュンク・ウレ数列の1/1000の数列を、真中の第12項(もしくは初項と第2項を別枠とした第10番目の項)を反転界面の中心にして前後を見てみよう。10進法的と12進法的と表現した理由が分かっていただけただろうか。
| 9 |
8 |
7 |
6 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
0 |
−1 |
| 11 |
10 |
9 |
8 |
7 |
6 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
| φ1/2 |
φ1/3 |
φ1/4 |
φ1/5 |
φ1/6 |
φ1/7 |
φ1/8 |
φ1/9 |
φ1/10 |
φ1/11 |
φ1/12 |
| |
|
| 1 |
φ1 |
φ2 |
φ3 |
φ4 |
φ5 |
φ6 |
φ7 |
φ8 |
φ9 |
φ10 |
| 12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
| 10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
初項と第2項を別枠にして考えると、第19番目がφ9で10進法の一桁の数の最後と、マヤ的20進法(20になると0に戻るので19が最大の数である)の重なりと見ることができるし、全項をそのまま数えると第22項がφ10と重なり、カバラの生命の樹のセフィロト間の22のパスやタロットカードの大アルカナカードの22枚などと10進法との交差点が想定できるのではないだろうか。
また逆に小さいほうの数を見ても、第1項がφ1/12であり、別枠で考えた第1番目つまり第3項がφ1/10となっている。「数は第3番目から始る」という表現をしたが、このような見方も同時に想定できれば、フュンク・ウレ数列の上に10進法と12進法の交差を垣間見ることが出来るかも知れない。
(この項、その3に続く)
(※)「2倍体」とは単純に初項と第2項の数値を2倍しただけのものを指し、数列全体の値が元の2倍になっている。この言葉は私の造語だが、次元が上がると各要素感の関係も複雑になるように、このほかの数列に対しても2倍体を見ていかねばならないのは当然だが、その他にも3倍体、4倍体…方向の関係も見ていかねばならないだろう。

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