諸天体は地上の世界のあらゆる出来事の原因である。―――トマス・アクィナス
有史以前から数千年間というもの、太陽系の惑星(※1)は水星・金星・火星・木星・土星の5つであり、それに太陽と月を入れて7曜日に対応させて考えられていた。ところが18世紀(1781年)にウィリアム・ハーシェルが天王星を発見した。続いて19世紀(1846年)にはガレが海王星を発見し、さらには20世紀(1930年)にはトンボーが冥王星を発見したのである。この結果、つい最近までは月を除いて太陽系には全部で9個の惑星が存在するという状態が続いた。しかし2006年の国際天文学連合総会で冥王星は準惑星に降格(※2)し、現時点では太陽系に存在する惑星は8個になっている。
今後これらの惑星を水星・金星・地球・火星という4つの地球型内惑星と、木星・土星・天王星・海王星という4つの木星型外惑星に分類(※3)して、詳しく見ていくことにしよう。前者は岩石が主体で平均密度は3〜5g/cm3、半径は約数千kmである。後者は水素およびヘリウムを主体で平均密度は1g/cm3程度、半径は約数万kmである。
マヤの世界観をベースにした時間のゲーム「ドリームスペル」では、現在の小惑星帯の軌道にかつてマルデクという星が存在したと考えており、太陽系を全部で10個の惑星軌道を持つものとして捉えている。この10の惑星軌道を、銀河→太陽と太陽→銀河の双方向(これは実際星間風と太陽風として3次元的にも存在する)と見立てて、20個の「太陽の紋章」に対応させている。また有史最古のシュメール文明の出土品である粘土版を解読したゼガリア・シッチンによると、異星人アヌン・ナキの母星で3600年周期で太陽を公転する星ニビルは、上記の10惑星に月と太陽も加えて数えた時の13番惑星であると記されている。
なおまだ準惑星扱いになっていなかった冥王星が海王星軌道の内側に入ってきたのが1979年であり、近日点(太陽に最接近する)通過が1989年であった。そして再度海王星軌道の外側に出たのが1999年である。この間の20年間はどこかマヤの20進法や、伊勢神宮の20年ごとの式年遷宮を連想させる。
(※1)惑星は日本では遊星と呼ばれていたことがあった。中国では行星とも呼ばれる。英語の
planetの名も、その語源はギリシア語の
planetai(さまよう人)にある。日本・中国・ヨーロッパとも似たような名で呼んでいたことになる。
(※2)実は冥王星は地球の衛星である月や、木星の衛星イオ・エウロパ・ガニメデ・カリストや、土星の衛星タイタンよりも小さい。
| 天体の半径比(単位はkm) |
| 地球の衛星 |
月 |
1738 |
| 木星の衛星 |
イオ |
1815 |
| エウロパ |
1569 |
| ガニメデ |
2631 |
| カリスト |
2400 |
| 土星の衛星 |
タイタン |
2575 |
| 冥王星 |
1151 |
(※3)ここでは火星と木星の間にある小惑星帯を反転界面に見立てて、地球型(内)惑星と、木星型(外)惑星を対称的に捉えている。地球より内側に軌道を持つ水星と金星を内惑星、地球より外側に公転軌道を持つ火星・木星・土星・天王星・海王星を外惑星とする呼称とは異なる。
天体の運行周期に関する3つの周期
自転周期…天体がそれ自身の内部にある軸を中心に回転する運動の周期。
公転周期…惑星が太陽の周りを周期的に運行すること。衛星が惑星に対する周期的運行も公転である。
会合周期…1惑星と太陽及び地球との相対的位置が1循環する周期。なお月と地球と太陽の場合は朔望周期と呼ぶ。また地球以外の2つの惑星及び太陽の相対的位置が1循環する周期も会合周期と呼ぶ。

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