排水トンネル編

坑口 農地保全事業の排水トンネルです。
新潟の上越地方で、日本でも有数の地すべり地帯です。
このトンネルの目的は山に穴を掘ってそこから地山の深いところの地下水を抜いてやることにより、地滑りを抑制しようというものです。
普通のトンネルと違って貫通せずに山の途中で終わりになります。
左の写真が入口の全景なのですが、排水目的なので幅が2.8mと非常に小さい断面です。
木曲がり これが木曲がりと呼ばれるものです。
地すべり地帯に見られる現象で木は上に向かって伸びますが、地面が滑っていくので結果的に根元で曲がってしまうというものです。
供養塔 現場近くに地すべり資料館があります。
ここでは、かつて旅の僧が地すべりを防ぐために人柱になったという言い伝えもありそれを供養する供養塔もあります。
シャフローダ これが掘削機。シャフローダーです。
小さいトンネルなので、掘削機も小型です。

実はこのトンネル、メタンガスが出るんです。そこで機械はすべて防爆タイプに改造してあります。
ガス管理 メタンガスが発生するということで、坑内にはガスの検知器がセットしてあります。
これで24時間集中管理してます。
レール 防爆のトンネルなのでエンジンを使うものは入れません。
そこで坑内は軌道方式です。
断面の小ささといい、ガスの発生といい、レールとトロッコを使うことといいまったく炭鉱のようなイメージですね(^o^)
除雪 上越といえば豪雪地帯。
この現場も例外でなく雪はよく降ります。2月ころは現場までの道路も毎日除雪してました。
先ほどの地すべり資料館のそばに積雪の日本記録の碑がたってますが、それによると記録上最大の積雪量は8m95cmだそうです。
最近はそんなに降りませんが、それでも1mはゆうに超える積雪量でした(^^;

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