冬になって寒い日が続いている。
いくら気温が低下しているといっても徐々に温度が下がり
急激な温度低下は起こらない。

ガラスは急激な温度変化に対し膨張がみとめられ、
破損によって歪(ひずみ)を抑えようとする。
常温のガラスのコップに80℃以上のお湯を注ぐと
割れてしまうのはこの為だ。
当然 湯煎をした80℃近いガラスをガラスを、
氷水などに漬け急冷しても同じ現象が起こる。

急冷の温度限界は何度なのだろう?
ここで一つの実験を試みた。

急冷実験
通常世間一般に売られている
グラスで急冷実験を行ってみよう。

気温17℃
絶対290k
(絶対温度:−273kを0度とする)
液体窒素をそそぎ込み
一気に急冷してみる

冷気で1℃下がった。
計測してみよう
-147℃を示した。
(この温度計の測定限界)

液体窒素の沸点は−196℃
液体窒素の量が問題なのかもしれない。
グラスからグラスへのそそぎ込み。

−214度差の急冷
間違いなく急冷状態である。
割れない!

ガラスは常温以下の状態では
収縮は見とめられないといって良いのだろうか?

この実験からわかるように常温からの温度低下にはガラスは、なんら変化がみとめられない。
とくに線膨張係数の低い硼珪酸ガラスを使用したわけではない。

考えてみよう
ガラスの状態変化は何度をもって固化となるのだろう?
なぜ200℃以上の急激な温度変化に耐える事が出来たのだろう?
ガラスの質による違いはあるのだろうか?


今現在でも溶融実験が毎回成功するとは、限らない。
作業場は神聖な場所につき何人たりとも足を踏み入れる事はできません。

このホームページは「手作り硝子 蜻蛉玉 久雄」の実験や研究をもとに製作されています。
ここの資料を元に硝子に関係する実験や研究をして、
火傷,殺傷,火災等が起きましても責任は負えません。
液体窒素は直接触ると低温火傷をします。気をつけましょう。


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