着色剤を求めて 前編

カルシウムの摂取
ガラスに結びつきやすく、耐水性を持つ物質なのだが、
古来より着色剤としても使用されてきた骨を探しに行こう。

そんなお話

○県×郡△村□。とある山の中・・・
ダムを超えた世界に足を踏み入れると
目の前に川のせせらぎが流れる
人も入らないような上流を目指すと
そこに一本の滝が
人間の行く手を阻むように立ちふさがる。
ここまでか。
装備の不充分さに滝越えを断念。
うなだれる足元の草むらの中に
奇妙な白い影・・・・・白骨だ。
辺りの草を払いながら
全体の大きさを自分と比較してみると
結構大きく犬などの大きさではない。
足の先端。
ヒズメだ!
どうやら、大型獣のようだ
人間の骨でなくて良かった。
背骨から骨盤にかけまだ軟骨がついている
この感じからいくと死亡推定2ヶ月といったところだ
意外に細い肋骨に体毛が絡みついている。


これは採取するしかないでしょう!!

もちろん頭蓋骨も忘れずにリュックの中に・・・・
おっ 重たい・・
足の骨は小さなパーツからなる為
半分埋もれかかった指先を探すのは苦労した。


で〜ん
ちゃんと漂白した状態の頭蓋骨
何の骨だったかわかりました?

この角。やぎじゃありません
ニホンカモシカの骨だったのでした。
骨格からするとまだ若いオス。
死因は?キノコにでもあたったのでしょうか?



実に薄気味悪い!!

背骨等も現在漂白中。
骨の入った桶に棒を突っ込んで書きまわしている姿は
魔法使いか変人である。

この骨は当然有効利用するしかないでしょう。
組み立ててお部屋に飾ろうなんて考えてません。・・・ギク
煎じて飲もうなんて考えた事もありません。・・・ドキ




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