岩石と溶岩とガラス


地球は大きな溶融炉

私たちの住んでいる星 地球は中心に核と呼ばれるドロドロに溶けた金属の周りをマントルと呼ばれるいろんな物が溶け合ったマグマが流れその外側を地殻と呼ばれる40〜50kmの岩石の層が覆っている。

核の温度は約5000℃
あらゆる物質が溶け合っている
温度差によりマントルの中でも対流が起こる
熱いマグマは地表に・・・冷めたマグマは核に向かって流れる
熱量大非結晶体 マグマは核に近いほど高温の為、分子の結合も弱く非常に流動的で激しく混ざり合っているが、マントル対流によって地表に近づくにしたがい分子同士の結合が強くなり、同じ物質どうしが集まり規則正しい結晶化が進み、地殻に押し上げられ徐々に冷め固まり火成岩になる

ちょうどドレッシングを振ったときはサラダ油やお酢、塩コショウが非常に小さな状態で混ざり合っているが、時間がたつうちに小さな油が互いに集まりだんだんと大きくなり分離していく状態に似ています。
熱量減少に伴い結晶化が進む マグマが冷え固まるといっても非常にゆっくりと動き地表に押し出されてきます。何百年?何千年と言う時間をかけながら1℃、2℃と冷め固まった物質を岩石(火成岩)と云います。火成岩中にも特定の元素が集まり結晶化して、さまざまな鉱石が生まれます。
所が火山などの様に地殻の裂け目より噴出したマグマは溶岩となりゆっくりと冷やされること無く地表を流れ冷え固まります。
ここでのポイントは同じ物質でもゆっくり冷えることによって岩石となり早く冷めることによって溶岩になるということです。

岩石と溶岩の成分は同じなのに冷め方によって結晶化又は非結晶化の状態になり性質も異なります。
珪素を主成分とする火成岩の代表は石英で珪素と酸素から成り立っていますが、結晶化の進んだものが水晶です。
珪素にナトリウムとカルシュウムやカリウムを含むものが長石で火成岩の中にはこの長石を含むものが多く存在します。
え?ええ〜????珪素にナトリウムとカルシウムとカリウム???????

「ガラスの作り方」で説明した通りガラスの主成分は珪素にナトリウムとカルシウムとカリウム。
火成岩はガラスの仲間だったんですねぇ。と云う事は同じ成分なのに冷め方によって分子配列を変えてあげればガラスが出来る?・・・・・・
そこで火成岩の中でも比較的短時間で冷め結晶化が進むことなく成形された溶岩を溶かしてみた訳です。
わかった?

ガラスも石も急激な温度変化には弱いのでゆっくりと冷まさないと割れてしまうが、地球の冷まし方と人間が作り出す冷まし方では時間の単位や圧力の規模が違うのだ。
地球は岩石を作り出すのに何万年もの時間を使いながらゆっくりと確実に動いている

地球が非常に長い時間をかけ作り出したものを人間は安易にガラスとして加工してしまっている。 限りある資源を大切に使う。ガラス製品は一度壊れてしまっても、また熔かす事によって形を変え再利用することの出来る物質です。分別収集を行いリサイクルがしやすい環境を作っていきましょう。ならびに人間が作り上げたガラスを自然に帰す努力もしていきたいですね。



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