Q1 風鈴はどのように作られるのか?
A1
当方ではガラスの風鈴を作っておりますので
まずガラスを作るにあたり二種類の方法が考えられます
1つ目はガラスの原料となる砂(珪砂(けいさ))を熱で溶かしガラスその物を作るやり方、
2つ目は出来上がっているガラスを再度熱を加え溶かす方法が考えられます。
1つ目のやり方は砂を溶かすので1400度以上の熱が必要で大変なものです。
2つ目のやり方は出来たガラスを溶かすので1000度ほどの温度で溶けて
風鈴の素材と なるガラスが出来あがります。
どちらにしても1000度を超える熱が必要で何もない状態から作るのはとても大変です。
溶けたガラスが出来あがったらガラスの管の先に溶けたガラスを巻き取ります、
ちょうど水あめを割り箸ですくいとるような感じです
そのときガラスはドロドロですので、たれ落ちてしまわぬようガラスさおをくるくる
回しながらガラスを保持します。
巻き取ったガラスがゆがまないように注意しながらシャボン玉を吹くように息を吹き込みます。
ガラスの硬さや息の強さに注意しながらの作業です。
少しでもバランスが崩れるとゆがんだ形になってしまいます。
次に吹き上がったガラスに鉄棒で糸を通す穴をあけます。
穴があいたら、竿からガラスをはずしガラスを冷まします
冷めたガラスに漆(うるし)やエナメルで絵を内側から書いて
ひもや短冊(タンザク)をつけると完成です。
Q2 音色について
A2
ガラスは壊れやすいものと皆さんお考えですが、
壊れやすいということは非常に
硬いと考えてもらっても差し支えありません
そうガラスは砂を溶かして作るのだから鉄や金などよりも硬く
曲げ強度には非常に弱いと考えられますその硬いものに硬いものがあたると音が出ます。
そのときその音が響くよう丸いかたちをしています
丸に近づくほど音の響きがよく
肉厚が薄いほど震えやすいですよね
その厚みや大きさ形によって音色が変わります。
Q3 いつ出来たのか?
A3
私が風鈴を作り始めたのは10年前かな?
え?そんな事聞いてない?
歴史(いつ、どこでできたか、外国でできたのならいつ日本に渡ってきた
か)などについて教えて下さい。
風鈴が作られ始めたのは・・・
弥生時代などの遺跡から出る銅鐸(どうたく)って知ってますか?
現代の考古学ではあの銅鐸も舌(ぜつ)と呼ばれる振り管が付いていて
手で振ったのか、風鈴のように短冊がついていたのかは定かでは有りませんが
音の鳴るものとしての役目をしていたようです
仏教ではお寺の軒の端に釣灯篭のような物の下に風鈴のような音の出る鐘が付いてい
ました
このように昔の風鈴のような物の使用背景には、呪術的なものがありました
古代宗教に多く見られる音には、獣や魔物から身を守る結界的な要素があり
音を嫌う鬼を遠ざける、近くに寄せぬために使われてきたようですが、
時代も進んで来ると、音を楽しむ、(音楽であったり、歌であったり)
風潮が芽生え、日本人の感性と折り重なり、
風が吹けば風鈴が鳴る、から
風鈴が鳴って風を感じる。になり、風鈴の音を聞いて涼しいと感じるようになったのでは
ないでしょうか?
答えになっていないですかねー
たしかに近世(江戸時代)になり鎖国制度の元
オランダとの交易により、ガラスの技術が伝えられ、
江戸時代中期には大道芸人が
道端でガラスを吹き、風鈴やガラス玉が一般階級に普及し
昭和に時代を変えた頃、鉄や銅、の風鈴の流行、
最近では陶器の風鈴などが
生産されるようになり、割れやすいガラス風鈴は衰退していった
と言う事実はありますが、
風鈴の成り立ちから考えると、私個人としては
前項を歴史と考えたいですねー
風鈴の文化は日本が育てたものだと思います・・・・
Q4 風鈴を作る時の道具や材料
A4
溶融窯
ガラスのパイプ
鉄棒
鉄のハサミ
タンザクの紙
糸
Q5 なぜ作るようになったのか?
A5
私がガラスが好きでガラスを作りたいと思ったから。
答えになってないかな〜
ガラスを作るなら自分しか出来ないガラスを作りたかったから。
Q6 働いている人の人数
A6
ガラスを作る人は私ともう一人サポートしてくれるひと
一人でも出来ます
出来あがった風鈴を組み立てたり絵を書いたりする人は私を含め9人かな?
機械で作ってるわけじゃないから
いろんな人の手が加わってやっと風鈴になります
Q7 作ってる時の気持ち・たいへんさ
A7
家族からの理解が一番大変です。
とても暑くて冬でも汗が出すぎて、炭やコークス・灰にまみれて真っ黒です
でも寒い時に苦労して、作った風鈴ほど夏に涼しく感じてもらえるのでは?なんて考えて作ってます
Q8 どこで作ってるの?
A8
作ってる場所は静岡県三島市大社町18-4
日光陶器店 蜻蛉玉久雄です
工房の見学・体験は出来ません
Q9 昔のガラス・勾玉の作り方
A9
TOPページに戻り復元の項目を参照しましょう。
Q10 総合
A10
できることなら実験は自分でやりましょう
サンドブラストの製作はお父さんやお母さん・おじいちゃん・おばあちゃん
誰でもいいから 頼もう。
カッターを使うときは指を切らないように注意
刃物は振り回さない。
注意しよう
ガラスのかけらはするどくとがっていたりします、
とりあつかいには気をつけましょう。
火を使う実験はやけどをするおそれがあります
子供だけで実験をしないで下さい
必ず先生やお父さん、お母さんといっしょに実験してください。
ガラスは昔からある物質です。
ガラス製品に関しても同等の事がいえます。
取扱方を十分理解した上ガラスと仲良くしましょう。
むずかしい漢字は辞書で調べるか、まわりの人に聞いて読んでね。
丸写しはだめだよ
ホームページをくまなく見れば分かるよ〜
来年はもっと早くから宿題やろうね。
このホームページは「手作り硝子 蜻蛉玉 久雄」の実験や研究をもとに製作されています。
ここの資料を元に硝子に関係する実験や研究をして、火傷,殺傷,火災等が起きましても責任は負えません。
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