ガラス絵

ガラス絵ってな〜んだ

一言でいってしまえば「ガラスに絵を描く」です。
日本では江戸時代の終わりごろから見られ始めました。
それまではガラスの表より色顔料をエナメルで溶いたもので描き
再加熱して焼き付ける、陶磁器の世界では上絵と呼ばれる技法を使っていました

明治にはいり窓ガラスが一般庶民の中にも普及し始めると
透明なガラスに飽きた人々は絵を書き始めました。
一番多く見られた物は看板でしょう。
表より雨風があたっても色あせたり色落ちすることなく
いつでも拭けばぴっかぴか、まるで憧れたステンドガラスのような
お店の看板を競って居たようです。

皆さんもガラスに絵を書いてみると分かりますが
ガラスの上に水彩絵の具で筆を走らせると水を弾いてしまい
なかなか絵具がのりません
そこで漆などの粘性が高く、乾燥すると硬くなるモノで描きます
いろいろ試してみましよう。

それではガラス絵に挑戦してみましょう。
特に気がまえたりする必要はありません。
だけどちょっとだけ注意する所があります

ガラスの裏側から見ます。

ガラス絵は絵の具をつける面と反対の方向から見ます
ですから通常絵を書くにあたり筆を入れる最後の部分から描きはじめます
絵を描きながら完成させていくのではなく
まず頭の中で完成された作品を想像し順番を組み立てます

絵の具は乾いてから。

ガラス絵はガラスに染込むわけではないので
絵の具の乾きが他の素材より遅くなります

先に落とした色の上を乾かぬうちに筆を走らせると
定着していない絵の具が動いてしまい
表から見ると絵がかすれてしまったり
違う所についてしまったりします。

裏から文字を書く時は文字を逆さ文字で書きます
通常右から左へ書いていく文章も左から右へ
ひらがなでは「さ」と書くと「ち」となります
ちょっと難しいぞ〜

ガラスの切り口には気を付けて。

ガラスの割れた所はとてもとがっていて
危険です!
ガラスを取り扱うときはふざけたりしないようにね。

それでは椿の絵を書いてみよう

最初に完成した状態の絵を想像します

おしべ部分の輪郭を黒で書く
全体の出来上がりバランスを考える

輪郭はつなげなくてもいいよ
色が入ったときを想像して〜
おしべの頭部分に黄色
おしべのした部分には白色

はみ出さないように塗ろう
ここはきっちりと!
はなびらの部分を赤色

色の上に塗り重ねるときは
前に塗った色が完全に乾いてから
色を塗らないと色がにじんだり
引っ張られてして、完成を待たず
失敗作になってしまいます。
葉の部分を緑色
葉っぱの形を思い出しながら
筆を入れる。

完成!
あらかじめ下書きをガラスに書いといて裏から書き始めるのも手ですよ

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