硝子の成形技法 小玉編

 

とんぼ玉の原点は単色ガラスの穴の空いた刺玉(グラスビーズ)、いろんな作り方があるが、
単色小玉編では日本でも弥生時代の遺跡などから出土している小玉(コダマ)を
当時の製作施設にちかい作り方で、作ってみみましょう。

作り方(作業)はいたって簡単に道具もシンプルに考えて、なるべく過去のあったであろう道具を用いてみた。
弥生時代に鉄棒なんて無かったし、もしも有ったとしても、とてもとても貴重な品
火の中に入れたりしたら、バチがあたる・・・・・
果たしてどのような形で作られていたんだろうか?

1000度近い火の中に木を入れたら燃えてしまうと教えられて育ってきたでしょう
実際に火の中にいれてみたことがありますか?

炭素は確かに燃えますがスペースシャトルに使っているタイルもカーボン製炭素の結晶で出来ています。

 

七輪窯に火を入れる
熱源は炭、備長炭のような硬炭の方が
作業時間が長い、この程度ならナラ炭で十分

作っておいたコバルトで発色させた瑠璃色の硝子棒と
その辺に落ちている木の枝を用意する
硝子を溶かし
木の枝を火の中に入れ
溶けた硝子を木の枝に
巻きつける
木が燃え始めたら、危険だよ
我慢しないで火を消そう
良くあぶり表面を滑らかにする
あまり焼きすぎると
木の枝が燃え落ちてしまう
ここの作業は、慎重に!
素早い作業と熟練の腕があればなんてことは無い
失敗から学ぶ事もあるのだ!
藁灰の中に入れて
ゆっくり冷まして
ひずみを取る
30分ぐらい入れておこう
結構熱い、触ると焼けどします
ひずみが取れた頃には
木の枝も灰になっている
玉の穴を竹串などで磨き
木の枝や灰を落とす
尖った部分やざらざらしている所は
やすりや砥石でこすって丸くする。
完成
形も大きさも、穴の大きさも
まちまちだ、
おっと
遺跡出土品風にわざと
いびつにしたのだが
綺麗に出来すぎてしまったようだ

 

上記の工程に色硝子で細工を加えるだけで、綺麗な蜻蛉玉になっていくのだ。

上記の小玉の作り方は蜻蛉玉 久雄で出土品資料を元に推測製作したものです
全ての小玉がこのような形で製作されたわけではありません。

ガスバーナー等で作るともっと簡単にできます
ここの資料を元に実験や研究をして、火傷,殺傷,火災等が起きましても責任は負えません。


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