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   2002年 6 月  ニュース記事    更新 6 月 23 日 ⇒ DVD 映画 TV ネット
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 ● DVD / ホームシアター 新商品
■ケンウッド、サラウンド機能を強化したホームシアター 【6/23】 
■アルミ製の三角柱スピーカー…オースミ電機 【6/21】 
■ソニー、コントラスト比1000対1の液晶プロジェクター…VPL―VW12HT 【6/18】  
■東芝、TV見られる携帯型DVDプレーヤー 【6/4】 
 ● 映画・映像・TV 
■転換期迎えたデジタルハリウッド…IT不況の後、次の一手は? 【6/18】 
■映像技術に新しい風 驚異的なデジタルの美…カンヌ 【6/4】 
 ● 便利なネット

 ● DVD / ホームシアター 新商品
■ケンウッド、サラウンド機能を強化したホームシアター 2002/6/21 日経産業新聞

 ケンウッドはホームシアターシステム「DVT―6100」を7月10日に発売する。テレビなどのステレオ音声の信号を変換し、サラウンド効果を持たせて再生する機能を搭載した。オープン価格だが、店頭実勢は5万5000円程度の見込み。月産1000台の計画。

 アンプと5本のスピーカー、サブウーハーで構成する5.1チャンネルサラウンド。サブウーハーの出力が同社の従来製品の2倍の80ワットになり、臨場感のある音を出すことができる。アンプにはDVD(デジタル多用途ディスク)プレーヤーを内蔵している。

■アルミ製の三角柱スピーカー…オースミ電機 2002/6/20 日経産業新聞

 オーディオ機器メーカーのオースミ電機(さいたま市)は25日、アルミ製で三角柱型のスピーカーを発売する。アルミ製スピーカーは大音量を出しても共振しにくいため、雑音の発生を抑えられるのが特徴という。希望小売価格は9万円で、月間百台の販売を目指す。

 三角柱型で部屋の角に置きやすいため、部屋全体を使ったホームシアターの一部としての利用を主に見込む。

■ソニー、コントラスト比1000対1の液晶プロジェクター…VPL―VW12HT 2002/6/14 日経産業新聞

 ソニーは1000対1のコントラスト比を実現した投射型液晶プロジェクター「VPL―VW12HT」を8月1日に発売する。
液晶パネルの中に微細な集光レンズを埋め込んだほか、光を拡散させるフィルムを逆に装着することで集光率を向上させた。店頭での実勢価格は55万円程度。月間500台の販売を目指す。
 投射型液晶プロジェクターで1000対1のコントラスト比は初めてという。
投射レンズ部に緑色成分を約25%カットした色度補正フィルターを装着すれば、自然な肌色やコントラスト感を強調した映像を再生できる。
付属ソフトウエアを利用すればパソコンで階調調整もできる。

■東芝、TV見られる携帯型DVDプレーヤー 2002/6/4 日経産業新聞
東芝はテレビ映像を受信できる携帯型DVD(デジタル多用途ディスク)プレーヤー「MED900J」=写真=を6月下旬に発売する。画面は8.9型の低温ポリ(多結晶)シリコンTFT(薄膜トランジスタ)液晶を採用した。画素数は184万画素。
 外形寸法は幅217.3ミリ、高さ35.1ミリ、奥行き163.8ミリ。重さは890グラム(バッテリー含まず)。
 VHF(超短波)とUHF(極超短波)のテレビチューナーを搭載しており、付属の専用アンテナコードを接続すれば、テレビ番組を視聴できる。オープン価格だが、店頭では11万円前後の見込み。月間5000台の販売を目指す。

 ● 映画・映像・TV
■転換期迎えたデジタルハリウッド…IT不況の後、次の一手は? 2002/6/18 毎日新聞
  
 「第二の宮崎駿」「日本のジョージ・ルーカス」を夢見る学生の専門学校「デジタルハリウッド」(本校・東京都千代田区、杉山知之学校長)がいま、大きな節目を迎えている。
 IT不況に昨年9月の同時多発テロなどが重なって収益が悪化、「守りの経営」が必要になってきた。抜群の指導技術と知名度を持つだけに、今後の「デジハリ」に注目が集まる。

■映像技術に新しい風 驚異的なデジタルの美…カンヌ 2002/6/4 朝日新聞

 映像技術の新しい風が、カンヌにも吹いていた。公式部門でデジタル上映が始まったことは今年のトピックのひとつ。「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」や米国のアニメ「スピリッツ」と並んで、全編約90分をハイビジョンカメラのワンショットで撮った「ロシアン・アーク」がデジタル上映され、豊潤な映像が観客を圧倒した。

 「ロシアン・エレジー」「マザー・サン」などで知られるロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督が7年がかりで取り組んだ作品。サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館を舞台に、300年にわたるロシアの歴史をたどる。NHKも製作に参加した。

 過去に迷い込んだ19世紀末のフランス人外交官とともに、ステディカムのカメラが美術館の部屋から部屋を巡る。ピョートル大帝、女帝エカテリーナ2世、最後の皇帝ニコライ2世一家らがこつぜんと姿を現し、オーケストラの演奏に合わせて華麗な舞踏会が始まる。ここが「冬宮」と呼ばれた時代の栄華を映す一方で、独自の文化を持ちながらヨーロッパにあこがれてやまなかったロシアを、慈しみ、嘆く会話がはさまれる。

 867人の俳優と数百人のエキストラを配し、全長1300メートルの距離を移動撮影した。フィルムなら一度に10分しか撮影できないが、デジタルビデオ(DV)の映像をハードディスクに記録することで、ヒチコックも果たせなかった全編ワンカットの長編映画が実現。最先端技術と「歴史を一息で見せる」という監督のビジョンが融和した、驚異的な映像だった。

 一方で、DVは低予算の映画製作の味方でもある。今年の公式上映作品を選ぶためカンヌ関係者が見たのは2281本。5年前より3倍近く増加した。DV作品が選考対象本数を押し上げているという。

 コンペで上映されたアッバス・キアロスタミ監督の「テン」、マイケル・ウィンターボトム監督の「24アワー・パーティー・ピープル」、中国の若手・賈樟柯(ジャ・ジャン・クー)監督の「青の稲妻」もDV作品。「DVの登場で、中国ではインディペンデント映画が急増している」と賈監督は話す。

 「青の稲妻」はビデオをパリでフィルムに転換した。政府の検閲を受けない「地下映画」。フィルムだと国外に持ち出すのも困難が伴うが、ビデオなら問題はない。「ビデオ映画を軽視する傾向は強いが、カンヌに認められたことで、空気が変わるかも知れない」と賈監督は期待する。
(カンヌ=深津 純子)