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直翅目(バッタ,キリギリス,コオロギなど)は、比較的大型の昆虫類の中ではもっとも分類が遅れているグループの一つである。この中でも、ササキリモドキ類は小型、鳴き声が目立たない、樹上性のものが多いため目に付きにくい、さらには短翅の種が多く幼虫と紛らわしい等の理由により特に分類が遅れてきた。 この数年で、日本直翅類学会などの愛好家(自称バッタリギスト)らなどにより、急ピッチで分類が進められているが、現状はその実体を第三者がつかむのは容易ではない。 写真=奈良県野迫川村荒神岳 (ムツセモンササキリモドキの生息地) |
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| ◎分類的位置 ここでササキリモドキ(類)と呼んでいるグループは、直翅目キリギリス上科ササキリモドキ科(Meconematidae )の総称である。日本の既存の資料では普通ヒメツユムシ亜科(Meconematinae )となっているが、科に昇格する動きがある。また、昇格するにあたって、科の和名もヒメツユムシからササキリモドキと改称する動きとなっている。 |
| ◎幼虫? ササキリモドキ類は短翅の種類を多く含んでいる。 これらの短翅種は翅が目立たず、一見幼虫のように見える。しかし、オスは立派な発音器を持っており、ほとんどの種は小さい声ながら他のキリギリス類と同様に鳴く。 写真はヒメヤブキリモドキの翅部分の拡大である。前胸背を持ち上げると小さいながらしっかりとした翅があるのが分かる。 |
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| ◎習性! ササキリモドキは基本的に夜行性である。昼間は普通樹上にいるが、夜になると活発になり、時には地上を徘徊する。走光性も強く、明かりにもよくくる。 ほとんどの種が肉食であり、明かりにきた小蛾などを食べている姿を見ることもある。 発生時期は普通、夏から秋にかけてであり、種類により若干の差がある。 |
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