| 陣見山 531m ―春を訪ねる山歩き―
3月も終わりに近づき、あちこちでカタクリが咲いた、という便りを聞きます。そこで、関東一とも言われる秩父の道光寺のカタクリを見に行くことにしました。しかし、せっかく秩父へ行くのだから、カタクリを見る前に、軽い山歩きを楽しもうと、秩父の入り口、荒川の北側にある、陣見山に登ることにしました。 Date:2008/3/29 曇りときどき晴 波久礼駅10:40−虎ヶ岡城址11:40/11:50−陣見山山頂12:40/12:50−道光寺14:00/14:30−樋口駅14:40 歩行合計時間:3時間10分 写真は陣見山から望む雲取山方面
寄居駅から秩父鉄道に乗って、ひと駅目の波久礼駅で降りる。駅前の車道を寄居方面に少し戻ると、かんぽの宿への道が左へと分かれる。踏み切りを渡り、坂を登って行く。かんぽの宿の入り口手前に道標があり、陣見山への登山口を示している。そこから、平坦な雑木林の道を辿る。林床にはところどころすみれが咲いている。ヤマツツジの蕾がほころびかけている。道の両側にはツツジが多いので、あと半月もすれば、きれいに咲くことだろう。道は途中、植林帯に入ったりしながら、少しずつ高くなっていく。木々の間、左手に荒川が緑色に輝いていた。やがて、急坂を登るようになり、息を切らせて登りきると、小高いピークになっており、東屋がある。そこが虎ヶ岡城址だった。 虎ヶ岡城址には何人かのハイカーが休んでいる。ここで食事にする。展望は開けてはいないが、木々の間から、北関東の平野と山波が見えている。風が意外と冷たい。食後、歩き始める。しばらくすると、滑りやすい急な下り坂になり、降りきったところが大槻峠だった。右手に舗装された林道が走っているのが見える。そこから道はやや平坦になり、小さなアップダウンを繰り返していく。このあたりの道はやや広い。そのうち、桧の植林帯の中の急登が始まる。上からオフロードバイクが降りてくる。バイクの通った後は、道がひどくえぐれてしまっている。急な登りを終えると、道が平坦になり、一旦少し下って、舗装された林道を横切る。そこからひとのぼりで陣見山の頂上だった。陣見山の頂上は電波塔があるだけで、周りを杉や桧の植林帯で囲まれているため、展望はない。ここで一息入れる。 その後、榎峠に向けて歩き始める。雑木林の中を歩くと、鉄塔の下で木が切り開かれており、秩父盆地と武甲山や雲取山のほうが見える。雲取山のほうは、まだところどころ白く雪に覆われている。そこから少し歩くと、こんどは右手が開けており、北関東の平野と、その先に榛名山と赤城山がきれいに見える。遠くに奥日光の山々も真っ白に雪を被っているのが見えた。しばらく歩くと、一旦下り、また林道を横切る。そこからまた小さく登り、いくつかの小さなピークを越えると、道は下って、榎峠へと着く。そこに道標があり、樋口駅への山道を示している。山道を下っていくと、桜が咲いているのが見える。しばらく下り、林道を歩いていくと、里に出る。あちこちで桜がきれいに咲いている。荒川を渡って、道光寺まで歩く。道光寺の向かいの山がカタクリの群落になっている。入園料380円を払って、山道を辿る。思ったほど人はいない。すぐにカタクリが咲いているのを見ることができた。さすがに関東一と言われるだけあり、カタクリの群落は見事だった。写真などを撮っていると、すぐに30分ほど経つ。その後、樋口駅までぶらぶらと歩いた。 山にも春がやってきました。陣見山は、地味な山ではありますが、スミレや桜、そしてカタクリを楽しむことができ、よい山歩きになりました。これからいろいろな花が咲き、また、新緑の季節を迎えるので、山歩きが楽しみになってきます。 Topページへ 秩父・奥武蔵の山々へ 2008年の山行記録へ |