瑞牆山  2230m    ―大展望の頂に立つ―

  ゴールデンウィークも後半になりました。前半は北アルプスに行ったので、こんどはそれほど遠くなく、展望のよいところへ行ってみようと思いました。そこで、以前、奥秩父西半分を縦走したとき、ガスに隠れて見えなかった瑞牆山へ行ってみることにしました。
Date:2007/5/3   晴ときどきくもり
瑞牆山荘発10:05−富士見平10:35−瑞牆山11:50/12:15−富士見平13:25−瑞牆山荘13:50
歩行合計時間:3時間20分    写真は瑞牆山山頂部
mizugaki
  松本行きの普通電車で韮崎駅に着く。駅前には瑞牆山荘行きのマイクロバスが停まっている。それに乗り込んで待っていると、特急がやってきて、たくさんの登山者がやってくる。乗り切れないので、バスは増発される。バスの車窓から、甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳が白くきれいに見える。しばしうとうととしているうちにバスは瑞牆山荘に到着する。ここは以前、奥秩父西半分を縦走したときに下山してきたところだ。山荘前から、葉を落とした落葉樹林の中のゆるやかな道を辿る。そのうち、道は急坂になる。落ち葉がふかふかとしきつめられた中を登っていく。途中、林道を横切り、更に急坂を登っていくと、やがて道は傾斜がゆるくなる。ひといきで富士見平の小屋前に着く。テントがたくさん張ってあった。

  富士見平からは、ゆるい下りになる。途中、林が切れたところから、瑞牆山の山頂部分の奇岩群が見える。道は暗い針葉樹林帯を下っていく。一度ゆるく上り返した後、再び、道は下っていく。すると頭上が開け、水のない谷をわたる。そこから、登山道は巨岩の脇の階段を登る。しばらくは勾配もゆるやかだが、やがて急坂が続くようになる。頭上が切れたところから、振り返ると、金峰山が白く輝いている。道は更に登っていき、途中、岩場にロープがあったり、はしごがかかっていたりする。やがて大ヤスリ岩の下部に出て、そこからまた登りが続く。明るい岩場を登ると、道は北側へと回り込んでいる。傾斜はなくなるが、道が凍り付いている。他の多くの登山者はアイゼンなしでこわごわ歩いている。ここで軽アイゼンを出して履く。滑ることも無く、快適に歩くことが出来る。そこから少し登り、はしごを登ったりするうちに、頭上が明るくなり、頂上部に出たことがわかる。

  瑞牆山の山頂は岩場で、周囲の展望がすばらしい。八ヶ岳や南アルプスもやや霞んでいるものの、白く輝いている。しかし何と言っても、雪をまとって輝く金峰山の姿がすばらしい。たくさんの人が山頂で憩っている。ここで食事にし、しばらく景色を眺める。大ヤスリ岩にはクライマーたちが取り付き始めていた。食後、再びアイゼンをつけて、もと来た道をたどる。凍った山道を快適に歩いていくと、下から、まだたくさんの登山者がやってくる。氷がなくなったところで、アイゼンを外し、急な坂を下りていく。ずっと下り、水のない谷を越えると、道は上り返すようになる。しばらく登っていくと傾斜はゆるくなり、再び富士見平に出る。テントの数は朝方より増えていた。そこから再び、落葉樹林の道を下って、瑞牆山荘まで降りていった。バスの時間まで30分ほどあった。
  一日天気もよく、いいハイキングができました。まだ時期が早いので、花は見られませんでしたが、すばらしい展望を楽しむことができました。山頂近くでは、先週の土曜日に降った雪が凍っているようです。この時期は、2000メートルを越える山では、やはりアイゼンも携帯して歩いたほうがよいようです。

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