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唐松岳2695.8m五竜岳2814.1m
―紅葉を眺めに後立山へ―
8月末に再度引越しをしたり、9月には長期休暇をとって長崎の親元に帰ったりしていたので、しばらく山から遠ざかっていました。しかし、ちょうどアルプスが紅葉の見ごろとなっていると聞き、美しい風景を眺めに、手軽に歩ける唐松岳から五竜岳まで歩いてみることにしました。 1日目 Date:2007/10/13 晴れのち曇り 八方尾根第一ケルン8:35-丸山ケルン10:35-唐松岳山頂11:35-唐松岳頂上山荘11:55/12:15-五竜山荘14:35/14:45-五竜岳頂上15:40/15:50-五竜山荘16:40 歩行合計時間:7時間30分 2日目 Date:2007/10/14 晴れときどき曇り 五竜山荘テント場6:50-大遠見8:40-アルプス平11:15 歩行合計時間:4時間25分 写真上は五竜岳から見る唐松岳 写真下は遠見尾根から見た五竜岳
1日目 ムーンライト信州号で、白馬まで行く。しばらく待って、バスに乗る。バスを降りてから、少し歩いてゴンドラの乗り場まで行く。ゴンドラは8時から営業開始だったので、しばらく待つ。やっとゴンドラが動き出し、4人乗りのゴンドラに乗り込む。その後、リフトを乗り継ぎ、八方尾根の第一ケルンに到着する。支度をして歩き始める。このあたりは、トレッキングコースとなっていて、観光客も歩いている。白馬三山がガスの上に見えている。唐松岳のほうも見えている。しばらく歩くと、八方池に到着する。池越しに眺める白馬三山が美しい。 そこからひたすら尾根を登っていくと、丸山ケルンに到着する。不帰の岩峰がすばらしい迫力で迫ってくる。唐松岳も間近になってくる。尾根から眺める紅葉が見事だった。丸山ケルンからひと登りで唐松山頂山荘に到着する。そこからは、立山方面がくっきりと見える。特に剱岳の鋭い山容が雄雄しくすばらしい。五竜岳も見えている。唐松岳の山頂を目指す。唐松岳の頂上は美しい三角形をしていた。山頂からは、白馬の方もよく見える。唐松岳の山頂にはたくさんの人がいた。山頂を後にし、唐松山頂山荘にもどり、剱岳を眺めながら昼食を取る。 昼食後、ザックを背負い、五竜岳のほうへと歩き始める。最初、大きくざれた道を下っていく。この道を歩く人はあまりいない。何度か小さなピークを登り下りしながら、歩いていく。一度、大きく下るとここが一番低い場所かと思うが、再度登り坂を登ると、再度下ることがわかる。五竜岳が大きくなってくる。そこからゆるく長い道を登っていくと、最後に眼下に五竜山荘が見えてくる。急な坂を下っていくと、五竜山荘に到着する。テント泊の手続きをする。受付の女性から、明日は午後から雨模様になると聞き、この日のうちに五竜山頂に登ることにする。
丁度ヘリコプターがやってきて風がひどくなるので、しばらく待つように言われる。ヘリコプターが行ってしまってから、雨具と水、非常食だけを持ち歩き始める。ガスがかかってきて、五竜の頂上を隠してしまう。急な坂道を登っていく。道は斜面を斜めに登っていく。ところどころで岩場が出てくる。更に登ると、5メートル先も見えないくらいガスが濃くなってくる。いつまで続くかわからない岩場を登っていくと、道標が見えてくる。五竜岳の頂上は、縦走路から西へと少しいったところにあった。五竜岳の頂上からは、南と西側はきれいに見えている。鹿島槍がすぐ近くに大きい。剱岳もきれいに見えている。ガスは北側にのみかかっていた。頂上を去り、再び、岩場と斜面を下る。下っていくと、ガスが晴れ、唐松岳がきれいに見える。 2日目 夜はさほど寒くはなかった。しかし、風が強く、テントがはためく音で何度か目が覚める。朝になって、外を見ると、やや雲があるが、青空も覗いている。朝食後、強風の中で苦労してテントを撤収する。その後、五竜山荘を後にし、白岳に登る。ここから遠見尾根の下りが始まる。朝日に照らされ、五竜岳が見事に聳えている。尾根は紅葉に彩られている。ナナカマドの紅い葉が見事だった。尾根を下っていくと、五竜の左手に鹿島槍が覗いてくる。紅葉の道は、何度か、下ったり、ピークを登ったりを繰り返す。しばらく歩いていくと、大遠見に着く。この辺りでガスが視界を消してしまうが、次のピークで再びガスが晴れ、鹿島槍から五竜、唐松、白馬三山までが紅葉の向こうに美しく見えている。尾根の紅や黄色の紅葉も見事だった。 なんども写真を撮るために立ち止まる。中遠見のピークを越え、更に下っていくと、小遠見のピークを巻くまき道がある。そちらへ入ると、ガスが再び展望を隠してしまう。この辺りから、朝一番のテレキャビンで登ってきたと思われる登山者とすれ違うようになる。道の周囲は紅葉できれいだが、ガスが濃いので、展望はまったく効かない。どこまで下ればよいのかわからないので、精神的に疲れる。軽装のトレッカーが多いなかを下る。地蔵の頭を越え、ガスの中を下っていくと、リフトの乗り場がある。そこを越えて、更に下っていくと、整備された道に入る。ゆるい歩道を下っていくと、やがてアルプス平のテレキャビン乗り場に到着する。低い場所はガスが晴れていて、下のほうはよく見える。テレキャビンのゴンドラに乗ると、下界まではすぐだった。 紅葉の最盛期に天候にもめぐまれ、すばらしい展望を楽しむことができました。後立山連峰の山々もすばらしく、今度は鹿島槍に登ってみたくなりました。しかし、今年はもうすぐアルプスは雪に閉ざされることになるでしょう。これが今年最後のアルプス山行になると思います。紅葉はこれからだんだん低いところへと下っていくことでしょう。近郊の山歩きが楽しいシーズンになります。 Topページへ アルプス・八ヶ岳の山々へ 2007年の山行記録へ |