至仏山  2228.1m  ―高山植物と大展望と土砂降りの山行―

  7月の連休初日は、なんとか天気が持ちそうなので、いつか訪れてみたかった、尾瀬の至仏山に出かけてみることしました。高山植物の花々を眺めるのが楽しみです。
Date:2006/7/15   晴のち雨
鳩待峠発5:20−小至仏山7:20−至仏山8:00/8:10−山の鼻10:00−鳩待峠着11:00
歩行合計時間:5時間30分    写真は至仏山山頂
shibutsu
  新宿新南口発の夜行バスに乗る。目が覚めたら、戸倉に着いていた。しばらく待って、バスのチケットを買って、鳩待峠行きのバスに乗る。鳩待峠では、青空が見えていた。しかし、至仏山は山頂がガスに隠れている。登山口から、樹林帯の緩やかな道を辿る。1時間ほどして、視界が開ける。遠く日光奥白根が厚い雲の下に見えている。2000メートルを越えたあたりからガスの中に入る。しばらく歩くと、湿原に出る。ガスに煙っている。

  しばらく緩やかな道を辿ると、岩稜帯に出る。チングルマやハクサンイチゲ、シナノキンバイなどがきれいに咲いている。稜線に出ると、風が強くなる。タカネバラがきれいに咲いている。シャクナゲも咲き始めていた。滑りやすい岩の間を歩いていくと、小至仏山の山頂に着く。至仏山の山頂はガスで見えない。そこから少し下って、もう一度岩の間を歩いていくと、ガスが動いていく。振り返ると、小至仏山がきれいに見えている。目の前には、岩だらけの至仏山の山頂もみえている。すぐに至仏山山頂に着く。

  山頂にはたくさんの人がいた。山頂からは、尾瀬ヶ原の湿原が目下に広がっているのが見える。遠望も利きだす。はるか遠くに富士が見えた。しかし、再びガスが展望を消してしまう。山の鼻へと向けて下りだす。高天原の木の階段を下っていくと、雨がぽつぽつと落ちてくる。しばらくは、たいしたことがないが、急にひどくなる。雨具をつけて、滑りやすい蛇紋岩の道を下っていく。なかなか樹林帯が近づかない。

  やっと樹林帯に着く。そこからまた、滑りやすい木の階段や木道を歩く。いいかげん疲れたころ、やっと湿原の木道へとたどり着く。ワタスゲやニッコウキスゲがきれいに咲いている。山の鼻まではすぐだった。山の鼻の小屋には、たくさんの人がいる。そこから、木道を歩いていく。鳩待峠まで戻る人も、これから下ってくる人もたくさんいる。大勢の人について黙々と歩く。だんだん坂が急になっていく。道が川のようになっている。その中を歩いていくと、鳩待峠に着いた。 戸倉のバス停まで戻ると雨は止んでいた。温泉に入って、さっぱりする。
  至仏山は、数え切れないほどの高山植物に出会うことができて、素晴らしい山でした。ほんの十分間だけでしたが、富士まで見渡すこともできて、よい山行になりました。雨の湿原もなかなかいいものです。

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