白馬三山  白馬岳2932m   ―花々と大展望と温泉三昧の山歩き―

  7月は何かと忙しく、山には行けませんでした。やっと8月になって休みが取れたので、この5月に立山からきれいな姿を見せていた白馬岳に登ることにしました。温泉を楽しむのも目的のひとつです。
1日目  Date:2005/8/4   はれのち曇り
栂池ロープウェイ駅7:45−天狗原9:00−白馬乗鞍岳10:05/10:20−小蓮華岳12:40/12:50−白馬岳山頂14:15/14:20−白馬頂上宿舎テント場14:50    歩行合計時間:7時間35分

2日目  Date:2005/8/5   はれ
白馬頂上宿舎テント場5:50−白馬鑓ヶ岳8:00/8:10−白馬鑓温泉テント場10:20     歩行合計時間:4時間10分

3日目  Date:2005/8/6   曇りのちはれ
白馬鑓温泉テント場6:10−小日向コル8:10−猿倉9:45     歩行合計時間:3時間35分

写真上は白馬岳    写真中は杓子岳と白馬鑓ヶ岳    写真下は白馬鑓ヶ岳から見た後立山連峰 sirouma1

1日目  ムーンライト信州号が白馬駅についたとき、白馬連峰がうっすらと見えていた。バスに乗って目がさめたら栂池だった。ゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ、栂池自然園に着く。そこから歩き始める。上り坂を辿っていくと、日差しが暑い。しばらく歩くと天狗原に着く。ちいさな湿原があり、ワタスゲが少し生えている。そこからしばらく登りを続けると雪田に出る。そこを登り、しばらくすると白馬乗鞍岳に着く。ここで食事にする。そこからゆるく下っていくと大池に着く。

  大池からはだらだらとした登りが続く。しばらく歩いていくと登りが急になり、小さなアップダウンが続く。ガスが出ているので展望はない。しかし花がたくさん咲いているので楽しめる。やがて険しい岩稜帯に出る。そこから少ししたところで雷鳥の親子に出くわす。その後、ひと登りで小蓮華岳に着く。それから小さく下り、なだらかな登りを続けると、また雷鳥の親子がいる。雛たちが道一杯に広がっているので、脅かさないよう、立ち去るまで待つ。

   ガスが薄くなり、白馬の姿が垣間見える。まだまだ遠い。しばらく登っていくと、右手からの道を合わせ、三国境に着く。ここからまたなかなか頂上が近づかない。ガスの中、展望がない中をひとすら歩いていくと、やがて頂上が見えてくる。sirouma2 やっと辿りついた頂上は人がたくさんいたが、展望はまったくなかった。やはり大雪渓を登る人が多いようだ。展望がなく、雨が降りそうなので、すぐに頂上を後にし、白馬頂上村営宿舎のテント場に向かう。テント場にはそれほどテントはなかった。夕方、一時ひどく雨が降った。この夜は結構寒かった。

2日目  朝になると晴天になっていた。朝食の後でテントを撤収して歩き始める。坂を登ると展望が開ける。これから向かう杓子岳と白馬鑓ヶ岳がくっきり見える。その右手に剱・立山連峰がきれいに見えている。背後には朝日を受けた白馬岳が見えている。そこから少し下ると、杓子岳の山腹を緩く登っていく。砂礫の道を辿り、杓子岳の頂上を巻いていく。一旦、白馬鑓ヶ岳の手前のコルに立つ。ここから鑓の頂上は高く遠く見える。砂礫の道を登っていく。急な登りが体に応える。日差しが強いが、ここでもきれいな花がたくさん咲いている。ふりかえると、白馬の頂上がとても高く、立派に見える。すでに杓子岳の頂上と同じくらいの高さにまで登っている。

   ハイマツの生えている岩峰を越えると白馬鑓ヶ岳の頂上が見える。最後のゆるい砂礫の道を登ると、白馬鑓ヶ岳の頂上に着く。ここではじめて、後立山連峰が見える。唐松岳の向こうに五竜岳、そしてその向こうに鹿島槍ヶ岳がきれいに見えている。その向こうには遠く槍・穂が見えている。剱・立山連峰も手が届くように近くに見える。低いところは雲があるが、高い山々はきれいに見えている。いつまでも留まっていたいが、日差しが強い。頂上を後にすると、そこから砂礫の急坂を下っていく。sirouma3 鑓温泉への道が分かれ、下り始めると日差しが厳しく、暑い。しばらく下ると、潅木帯に着く。そこからしばらく急な道を下っていく。途中、鎖場がある。そこからしばらくで白馬鑓温泉に着く。テント泊の手続きをした後、早速温泉に入る。日焼けした手が痛いが気持ちがいい。結局、この日は温泉に3回入った。

3日目  朝には、少し雲が出てきていた。テント場を出発し、ゆっくりと下っていく。ほとんど下りはなく、小さなアップダウンを繰り返しながら、トラバース気味に道は続いて行く。途中、3箇所、雪渓を渡る。雪渓を渡るところだけ空気が冷えている。その後も、切り立った崖のトラバース道を歩くため、気が抜けない。いいかげん疲れたころ、やっと小日向のコルに着く。ここから下りが始まる。しばらく急な坂を下ったあと、道は緩やかになる。しばらく平坦な道を歩いていく。そこからまた坂が急になり、しばらく歩くと、砂利の林道に出る。そこからしばらく林道を下り、また、山道を下っていく。すぐに駐車場が見えてきて、猿倉に到着する。バスの時間まで30分ほどあった。
  この3日間は美しい花々と大展望、そして温泉を楽しむことができました。やはり花で有名な白馬岳だけあって、初夏と晩夏の花の端境期にもかかわらず、数え切れないくらいの美しい花々が迎えてくれました。

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