| 両神山 1723m ―晩秋の大展望を眺めに行く―
土日と天気が良さそうです。気温も下がってきて遠望もききそうです。奥秩父の峰々や遠く八ヶ岳、それにアルプスの姿を眺めに行きたくなりました。そして長年、一度登りたかったものの、なかなか機会がなかった両神山へ行ってみることにしました。 Date:2004/11/20 晴 日向大谷バス停発11:45−会所12:15/30−清滝小屋13:50 歩行合計時間:1時間50分 Date:2004/11/21 晴 清滝小屋発6:50−両神山頂8:10/30−清滝小屋9:20/25−日向大谷バス停着10:45 歩行合計時間:3時間30分 ![]() 写真上は両神山頂、写真下は両神山頂から望む奥秩父の峰々 1日目 西武秩父駅から、西武観光バスに乗る。小鹿野役場前でバスを降りる。バス停前には役場とJAの建物くらいしかない。小鹿野役場前バス停でしばし待ち、両神村営バスに乗り、終点の日向大谷まで向かう。バスには登山者が10人くらい乗っていた。終点の日向大谷バス停には駐車場があり、車がたくさん停まっている。バス停から階段を登ると、両神山荘があり、その左手が登山口になっている。登山届を書き、出発する。しばらくは植林帯の暗い道を行くが、しばらくすると明るい雑木林になる。ほとんどの木は葉を落としているが、楓が真っ赤に紅葉していて、とても美しい。空の青に良く映える。会所までは特に顕著な登りはない。 七滝沢の道を分けて少し下ると、川沿いにベンチがある会所に着く。気持ちが良いので、ここで昼食にする。他にも食事をしている登山者が幾人かいた。食後、川を渡り、雑木林の落ち葉が敷き詰められた道を登って行く。道はつづら折りに登り、すぐに沢沿いの道に出る。沢を何度か渡り返しながら、少しずつ高度を上げていく。やがて沢が、か細くなっていくと道が急になっていく。テント泊のための大きな荷物が肩に重い。意外に疲れる。急坂をしばし頑張ると八海山と書かれた個所に出る。岩山が頭上に迫ってくる。そこからまた急なつづら折れが続いていく。かなりばてるが、しばらくすると弘法の井と書かれた水場に到着する。そこから清滝小屋まではあとわずかだった。 清滝小屋に着いてみると、まだ他にテントは無かった。テント場は5〜6張り分ほどしかスペースはない。テント場は林の中にあるため、空はよく見えないが、落葉しているので明るい。テントを張ってしばらく横になっているといつのまにか眠っていた。気がつくと、すぐ下のスペースにテントがひと張り張ってあった。その夜はそれほど気温は下がらなかった。特に寒くて眠れないということもなく、快適に過ごす事ができた。
2日目 夜明けに小屋の発電エンジン音で目が覚める。時計を見ると5時半だった。ゆっくりと朝食を取る。朝食後テントを撤収し、パッキンをしてしまう。テントを置いて行ってもよかったが、後になると撤収が面倒になりそうだったので、一気に片付けてしまう。小屋泊まりの登山者達が次々に頂上を目指して行く。パッキンを終えた後、大きくなったザックを担いで頂上を目指す。いきなりの急登で疲れる。つづら折れを登りきると尾根に上がるが、そこからも急な道が続く。鎖場をいくつか越えて行くと両神神社に着く。ザックが重いので、カメラやペットボトル以外は神社に置いていく。 神社からはしばらくゆるやかな道が続くが、やがて急な登り道になる。白井差口から登ってきた道が左手に続いているが、通行止めになっている。その廃道の脇を道は登るが、ところどころ急な巻き道になったりしていて歩きにくい。しかしながら意外にあっけなく頂上部の鎖場に着く。そこを登れば頂上に着く。雲ひとつない晴天にめぐまれ、すばらしい展望が広がる。幾重にも続く山々の向こうに頂上部が白くなった八ヶ岳がそびえている。蓼科の右手には穂高と槍が白銀に輝いている。さすがに北アルプスはすっかり冬景色になっている。右手には浅間山がそびえ、煙を吐いている。そして南側には奥秩父連峰が長大にそびえている。奥武蔵方面は意外に武甲山が立派に見える。しばし景色に見とれる。 20分ほど頂上で景色を楽しんだ後、下りにかかる。すぐに両神神社に着き、ザックを担いで下って行く。鎖場を快適に下って行き、登ってくる登山者とすれ違いながら歩くと、清滝小屋に戻る。ここで水を補給して更に下る。今日は日曜なので、たくさんの登山者が登ってくる。昨日、きつい思いをして歩いてきた道が下りは軽々と歩ける。会所まで戻るが、ここから少し登りがある。快調に歩いて行くと、意外に早く日向大谷バス停が見えてくる。バス停に戻ってきた登山者はまだ他にはいなかった。バスの発車まで1時間ほど待つ 念願の両神山にやっと登ることができました。紅葉には少し遅かったのですが、登山口あたりではきれいな楓を見ることができました。そしてなにより、雲一つない晴天の下で大展望を楽しむことができました。久し振りに目にした八ヶ岳や北アルプスはやはり美しく、もっと体調がもどったら、是非行ってみたい、と思いました。 Topページへ 秩父・奥武蔵の山々へ 2004年の山行記録へ |