奥白根山  2578m   ―日帰りで歩く日光の高峰―

  台風が過ぎ、日曜は天気がよくなりそうです。しかし低い山は暑そうなので、電車+バスで日帰りできる山の中でもっとも高い山のひとつに登ってみることにしました。
Date:2003/8/10   晴
湯元温泉バス停発10:05−(休憩10分)−五色山12:00−奥白根頂上13:10/13:25−前白根14:10−湯元温泉バス停15:45
歩行合計時間:5時間15分    写真は奥白根頂上
okushirane
  湯元のバス停でバスを降りたハイカーは他にいない。すべてのハイカーは光徳までに下車していた。バス停から歩き出す。当初は前白根経由で登るつもりだったが、五色山経由のルートに入ってしまう。すぐに気づくがもどるとタイムロスになるためそのまま歩く。しばらく林道を歩いた後、左の山道に入る。しばらくはゆるやかな道が続くが、その後急坂が始まる。前日の雨のせいか道が荒れている。急坂をひたすら登ると明るい尾根に出る。日が射して暑い。しばらく歩くと針葉樹林に入る。そこからしばらく登ると一旦道は下り、すぐに金精峠からの道を合わせ、左に五色山への登りにかかる。

  しばらく登ると樹林が切れ、五色山に着く。ここで初めて奥白根の溶岩ドームが見える。驚くほど大きい。五色山の斜面を下って行くと、マルバタケフキがたくさん咲いている。小さな登りくだりを繰り返し、弥陀が池に出るとたくさんの人が休憩していた。そこからまた登りにかかる。しばらく樹林を登った後、木々が切れ、草着きの急坂をひたすら登るようになる。かなりの急登で高度がどんどん上がっていく。ひたすら登ると頂上部分に出る。一旦下って小さく登り返すと山頂に着く。

  山頂からは360°の展望がある。多少雲が出てきているものの、燧ヶ岳や至仏山がきれいに見える。会津駒ヶ岳は頂上部がガスに包まれている。真西には上州武尊が見えていた。食事をした後、下りにかかる。避難小屋への標識に従って頂上部の広場を横切り、草原の中をゆるく下る。すぐに草が一本もないざれた斜面を下るようになる。日が照って暑い。その後、急坂を下ると岳樺の林に入る。下ったところで左手に避難小屋へルートを取る。すぐに避難小屋がある。ここから小屋の裏手の道に入る。また登り返しになる。展望の無い樹林をしばらく登ると草原の稜線に出る。ゆるく下って前白根への登りにかかる。

  前白根から奥白根の最後の眺めを楽しむ。ガスが東の斜面を上がってくる。そこから樹林帯を下る。途中、3人のパーティーと単独者をひとり追い抜く。しばらくはゆるく下って行くが、途中から急坂をひたすら下るようになる。こちらのルートもかなり荒れている。暗い樹林帯の急坂を下って行くとやがてスキー場が見えてくる。笹の中をしばらく歩き、フェンスの切れ目からスキー場の草原へ入る。マーガレットが咲き乱れる中を歩く。草原に猿の群れがいた。スキー場を過ぎるとキャンプ場に出る。そこからバス停はすぐだった。
  晴天に恵まれ、すばらしい展望も楽しむことができました。この前の中央アルプスは雨の山歩きだったのですが、今日は青い空に白い雲と、夏山の雰囲気を楽しむことができました。このルートは日帰りとしては時間的にきびしいかと思い、最初からかなり飛ばして歩いたのですが、意外に短時間で降りて来ることができました。また、体力的には、思ったほどきつくはありませんでした。しかし登りも下りもかなりの急坂が連続しますので、ヤマケイのコースタイム:8時間10分というのは妥当なものかも知れません。

 Topページへ   北関東の山々へ   2003年の山行記録へ