大塚山  920m ・日の出山  902m   ―杉花粉地獄の早春の山を歩く―

  杉花粉シーズンがまっさかりです。山へ行くのはつらいのですが、せっかくの祝日で天気もよく、サッカーをする予定も入っていません。そこで花粉よけのマスクをつけて、軽く歩けるルートをたどってみることにしました。
Date:2003/3/21   晴
古里駅発9:25−丹三郎登山口9:35/9:45−大塚山10:50/11:00−日の出山11:50/12:45−日向和田駅14:30
歩行合計時間:3時間50分    写真は日の出山から大塚山と奥多摩の山々を眺める
hinode
  古里駅で降りたハイカーは他にいない。駅を出て丹三郎の集落へ向かって歩く。丹三郎の登山口には異様に立派なトイレが設置してある。ゆっくりと身支度を整えて出発する。道は杉の植林帯を登って行く。しばらく登って行くと、気持ちのよい落葉樹の林になる。木立ごしに石尾根方面が見える。雪をまとった山肌がきれいだ。そのうち、左が植林帯、右が落葉樹林の凍った上り坂になる。かなり滑りやすい。ひとしきり登ると平らな道に出る。その後、御岳への分岐を分けた箇所から、植林帯の凍った急坂になる。ひどく滑りやすいので、雪面をキックステップで登って行くと大塚山園地に出る。

  大塚山の頂上は西側が少し開けていて、石尾根方面の山々が眺められる。その左に御前山が大きい。少し休んだ後、御岳方面へ歩き始める。ほぼ平坦な道が続く。途中、カタクリの葉がそこここに見られる。あとひとつきほどで開花するのではないかと思われる。やがて御岳の集落に入る。御岳神社へは寄らず、日の出山へ向かう。道はほぼ平坦で植林帯の中を続いている。途中、何箇所か凍っている。大人数のパーティーが凍結箇所で渋滞している。追いぬくのに苦労する。最後、ぬかるんだ階段を登って行くと日の出山の山頂に到着する。

  日の出山の山頂は人でいっぱいだった。天気がよく、展望がよい。雲取山・鷹巣山がはっきり見える。大岳が目の前に大きい。東京方面も開けていて気持ちがいい。西武ドームが意外に近く見える。奥武蔵方面も眺めることができる。その向こうに北関東の山並みが、白く雪をかぶっているのがぼんやり見える。霞んでいるのではっきりとはわからないが、ひときわ高いのは奥白根ではないか、と思う。ここで雲取山を眺めながら食事にする。

  食事を終えて山頂を後にする。ここからはずっと植林帯の中の道になる。いきなり凍った坂道が続く。降りているパーティーが多く、途中、渋滞する。アイゼンをつけている人も多い。私もアイゼンを出そうか、とも思ったが、凍った道も長くは続かないだろうと思い、そのまま慎重に降りていく。しばらく下って行くと、凍った道は終わり、ぬかるんだ坂になる。ひたすら下って行くと、だんだんぬかるみも少なくなって、歩きやすくなる。だいぶ下ったと思うころ、ゴルフ場の脇を通って車道に飛び出す。そこから人通りの多い梅郷の脇を通って駅まで歩く。梅は開花が遅れていて、東斜面だけが見頃だ、とスピーカーでけたたましく告げている。
  さすがにマスクをしたまま歩くと苦しく、しかも花粉症の症状が出て少しばかりつらい山歩きになりました。しかし、丹三郎から大塚山への登りは人も少なく、いいルートでした。この時期は日陰が凍っていることが多く、滑りやすいので、アイゼン・ストックを持って行ったほうが安心だと思います。

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