愛鷹山(越前岳)  1504m   ―道に迷って久しぶりのラッセル―

  週末には天気がよくなりそうです。晴天を期待して富士をながめに愛鷹山にいくことにしました。しかしながら、今週は2度も雪が降ったので、念のため、オーバーズボンに冬用ヤッケという完全装備で向かうことにしました。
Date:2003/1/25   快晴
愛鷹山登山口バス停発10:00−山神社10:15/10:25−尾根にもどる11:30−頂上12:25/13:20−十里木駐車場14:35(/14:45−馬頭観音16:00)
歩行合計時間:3時間30分(+75分)    写真は鋸岳方面を望む
ashitaka
  バス停を降りたのは、山の会の老人達の集団が20人ほど、あと単独の人がひとりだけだった。身支度は後回しにして取りあえず林道を進み、山神社まで歩く。ところどころ道が凍っている。少し歩いたら山神社に到着する。駐車場には4〜5台の車がある。ここでスパッツを着け、身支度を行う。その間に単独の人が追い越して行く。

  しばらくは植林帯の道を進む。雪はほとんどない。やがて高度が上がり、植林帯が終わったところで、愛鷹山荘に到着する。ここから雪道になる。すぐ尾根に上がる。尾根はゆるやかに登って行く。踏跡が何人分かあるだけだ。途中、気がつくと踏跡が消えている。しかし、道は結構広くしっかりしているようなので、そのまま進む。少し行くと更に道が合わさり、尾根の下のほうをトラバース気味に続いていく。小さな沢をトラバースする個所でおかしいと思い、地図を確認すると、ルートは尾根上を通っている。戻るのは面倒なので、雪の沢を直登する。北斜面の吹き溜まりでひざまでのラッセルになる。しばらくがんばると尾根上のルートに出る。南側に雪をまとった鋸岳の峻険な峰が見える。<写真> その向こうに海が見える。

  そこから凍った上り坂をひたすら登ると、ほどなく富士見台に着く。先行していた単独の人と、もうひとり、車で来たと思しき人がそこにいた。目の前に富士が大きい。白根三山も真っ白な山肌を輝かせている。写真を撮ったあと、そのまま頂上を目指す。少し下ったあとゆるやかに登ると、頂上に到着する。頂上には30〜40人くらいの人がいる。どこかのツアー登山の団体のようだ。頂上からは富士はもちろん、南アルプスが一望できる。あいにく甲斐駒はアサヨ峰と重なりよく見えないが、白根三山から駿河湾に落ちるまでの全貌を一望することができる。更に南には駿河湾が輝き、伊豆半島を望むことができる。東側の展望はないが、頂上の端に立つと、箱根が見える。

  しばらく展望を楽しんだ後、食事にする。食事をしている間にツアー登山の集団が愛鷹登山口方面へ降りて行く。十里木から登り、愛鷹登山口へ降りるようだ。ツアーの団体がいなくなり、更に4〜5人のパーティーがいなくなると頂上はひっそりとなる。他に2人の単独者がいるだけだった。食事を終え、支度をして、十里木へ降りることにする。しかし、この時点ではまだ、朝、同じバスに乗っていた老人の山の会の集団は到着していない。雪にてこずっているようだ。

  十里木へは急な坂をしばらく下る。雪が多く、ところどころ凍っているが、集団が登った為、トレースはしっかりしている。しばらく下って行くと、草原の中をゆるやかに下るようになる。丹沢から富士、アルプスがよく見える。そこからは展望台まですぐだった。展望台からは凍った階段を駐車場まで下って行く。駐車場には靴が洗える水道があり、泥だらけのアイゼンや靴を洗う。バスがないので、十里木から日本ランド・サファリパークを越え、馬頭観音のバス停まで歩き、バス停前のファミリーマートで買い物をしてバスを待った。
  久しぶりに本格的な雪の道を歩きました。そんなに高くない山だという油断もあり、ついうっかりルートを外し、思わぬラッセルをすることになってしまいました。しかし、頂上からの眺めはすばらしく、富士・アルプス・海を同時に眺めるという雄大な展望を楽しむことができました。雲一つない晴天に恵まれ、素晴らしい山歩きを楽しめました。しかし、帰りのバスの本数が少ないので、注意が必要です。

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