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谷川岳 1977m(オキの耳)
―喧騒の峰と静寂の尾根―
今回はH氏とふたりで谷川岳に行くことになりました。H氏は山に登り始めて間がなく、体力にあまり自信がない、とのことなので、ロープウェイを使い、天神平から山頂を目指すことにしました。そして、西黒尾根から下ることにしました。 Date:2002/10/6 くもり ロープウェイ天神平駅9:20−トマの耳11:05−オキの耳11:25−鞍部11:35/12:15−ロープウェイ土合口駅着14:50 歩行合計時間:4時間50分 写真はオキの耳の下から見るトマの耳
谷川岳のロープウェイは8人乗りの小さなゴンドラが次々に出て行く。 天神平駅までわずか10分で着く。 天神平駅から登山道をたどる。 歩き始めるとすぐに先行者に追いつくが、そこからは渋滞でのろのろ進む。 ものすごい人出で驚く。 しかも大人数の老人のパーティーが多く、ばてたといっては、止まったり、離合できなくてすぐに道を塞いでしまう。 熊穴沢避難小屋に出てからは、樹林が途切れ、岩稜帯になる。 少し険しい岩場が続く。 ガスが出ているため、遠くは見晴らせない。 木の土止め階段を登って行くと、改築中の肩の小屋に出る。 ガスが濃く、頂上の方向もわからない。 登山道をたどって行くと、そこからトマの耳の頂上はすぐだった。 トマの耳のせまい頂上部は、写真撮影待ちの行列ができるほど人が多い。 すぐにオキの耳へ向かう。 オキの耳への道に入ると、人が少なくなる。 ちょっと歩いて、オキの耳に到着する。 オキの耳は人が少なく、静かだが、相変わらずガスが濃くて何も見えない。 風が強くかなり寒い。 オキの耳から少しもどった鞍部に風をさえぎる大岩があり、そこで昼食にする。 食事後、ゆっくりお茶を飲んでいると、突然ガスが動く。 今までガスに閉ざされていた、トマの耳<写真>や茂倉岳が姿を現す。 しかし、すぐにガスが展望を閉ざしてしまう。 鞍部を出発するが、トマの耳の頂上部で、30人以上の老人の団体が道を塞いでいるため、先に進めなくなる。 何をしているのか、と思ったら、道を塞いで点呼をとったり、今後どう行動するか、などと話している。 あまりの迷惑さに、さすがにむっとし、強引に団体を追い越す。それでも彼らは自分達の話に夢中で、他人に迷惑をかけているとは気づいていないようだ。 トマの耳から西黒尾根への道に入る。 天神尾根と打って変わって人がいない。 静かな岩場を下って行く。かなり険しい岩場が連続する。 登りに取るとかなり厳しそうだ。 ラクダの背に登り返すと、左手にマチガ沢の絶壁が見える。 鎖場を下って行くと、ブナ林になる。 ブナの黄葉が美しい。ブナの黄葉は晴れているときより、こんな曇りの日がいい。 道はかなり急に下って行く。道は湿っていてすべりやすい。 やがて車道に出る。車道を右に行くとすぐにロープウェイの土合口駅に着く。 さすがに紅葉シーズンのため、バスはぎっしり満員になる。 紅葉シーズンでもあり、天神尾根はぎっしりの人、それもほとんど老人の団体で埋め尽くされていました。先を急ごうにも前に進むことができません。それに比べて、西黒尾根は静寂につつまれていて、同じ山とは思えないほどでした。ここを登りに取るとなかなか厳しそうですが、下りに取るのは快適です。但し、岩場・鎖がかなりあるので岩場が苦手な人には少しつらいかも知れません。いつか、西黒尾根を登り、仙ノ倉岳まで縦走してみたいと思います。 Topページへ 北関東の山々へ 2002年の山行記録へ |