御正体山 1682m   ―霧氷の森を歩く―

  道志に大きくそびえる御正体山は、中央線沿いの山々からよく目立っています。あの大きな山に一度登ってみたい、と思っていました。しかし、山頂からの展望がない、とのことなので、スノーハイクでも楽しもう、と晴天ではない日に登ることにしました。
Date:2002/3/3   くもり
道坂トンネルバス停8:40−稜線9:00−白井平分岐11:10−御正体山頂11:45/12:32−細野バス停14:30/14:45−谷村町駅着15:40
歩行合計時間:5時間50分     写真は御正体北側、霧氷のぶな林
mishoutai
   都留市駅に7:40に到着する。 道坂行きバスは8:10に出る。それまでバス停で待つ。 道坂トンネルバス停で降りた客はすべて登山者で5人だった。 私以外は今倉山登山道へと上がって行った。ここから御正体に登る人は少ないようだ。

   随道を通りぬけると右手に旧道への道がある。 雪が少し残った旧道を歩くと、すぐにコンクリートでふさがれた旧道のトンネル跡があり、 その左手からから登山道へ入る。 植林帯のつづら折れを少し登ると稜線に出る。

   稜線にでた後は、だらだら登り下りを繰り返す。雪はそれほど多くない。 ガスっているので展望が全くなく、現在地がわかりにくい。 笹が茂っており、かなり藪っぽい箇所がある。 途中、南面が切り開かれた箇所があったが、ガスのため何も見えない。 晴れていたら、展望がよいのではないか、と思う。

   白井平からの道が左から上がってくると道は急坂になる。結構きつい。 木々に霧氷がついている。 ひとしきりがんばって登ると山頂に着く。 御正体山頂には10人ほどの人がいた。 小広くなっているが、ぶなの森に囲われて、展望はまったくない。 ここで食事にする。 山頂のほこらは台座部分がすっかり雪に埋もれている。 積雪は20〜30cmくらいだった。

   山頂からは北へ、御正体神社方面へと下る。 山の北面は深いぶな林になっている。濃いガスが上がってくる。 木々の枝に霧氷がついていて、とても美しい。 霧氷はガスのやってくる風上に向かって延びている。 峰神社と書かれた個所を過ぎて、かなり急な坂をどんどん下る。 ひたすら下ると、登山道入り口(神社前)に出る。 そこから細野バス停までは10分ほどだった。

   細野バス停に着いて時刻を見ると、バスは17:00すぎまでない。 スパッツ等を脱ぎ、すこし休んだ後、駅まで歩くことにする。 冷たい風が吹く道を歩いて行くと、背後にガスが晴れた御正体が姿を表していた。 とても大きく、立派に見える。 谷村町駅まで1時間ほどで到着した。
  ガスのせいでまったく展望は得られませんでしたが、思いがけず、美しい霧氷のぶな林を歩く事ができました。頂上からの展望もないことだし、このタイミングが御正体山に登るベストなのかもしれません。また、ぶなの黄葉、新緑も楽しめそうな、静かな山です。

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