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丹沢表尾根(塔ノ岳 1491m)
―雪の丹沢表尾根を歩く―
今回は、丹沢で最もポピュラーなルートを歩くことにしました。丹沢は大昔、水無川のいくつかの沢を含め、何度か歩いたことがあり、なつかしいところです。今回は、前日にこの時期には珍しくまとまった雪が降ったため、ヤビツ峠行きのバスが運休になってしまいました。そのため蓑毛から歩かなければなりませんでしたが、雪をかぶった丹沢を見ることができました。 Date:2001/4/1 はれ/くもり 蓑毛8:45−ヤビツ峠9:35−富士見山荘9:55−三ノ塔11:00/11:08−書策小屋12:20/12:57−塔ノ岳13:45/14:00−大倉16:00 歩行合計時間:6時間15分 写真は三ノ塔から表尾根・塔ノ岳を望む
秦野に7:55頃着く。雪をかぶった表尾根から大山まできれいに見える。 ヤビツ峠行きのバスを待つが、雪のため運休だとのこと。 蓑毛行きバスに乗る。 蓑毛のバス停で、スパッツを着けて出発する。 5cm程度の雪が残っている。ヤビツ峠へ向かう斜面で地響きが近づいてくる。何事が起こったのか、と思い顔を上げると、鹿の群れが斜面を横切るのが見えた。 歩き始めて50分でヤビツ峠に着く。車道は完全に凍っている。それでも四輪駆動車が時折ゆっくりと走ってくる。車道をゆるく下ると富士見山荘に着く。 富士見山荘の前から山道になる。二ノ塔への登りはいきなりの急坂で結構きびしい。25年くらい前に歩いた時もきつかったことを思い出す。青空から日が射して暑い。この登りは植林されて間が無いため、日差しがまともにあたる。 そのため、道の雪がとけてぬかるみになり、歩きにくい。 二ノ塔に着くと、視界が開ける。富士が大きく見える。背後に大山が大きい。ここで休んでいる人も多い。そのまま三ノ塔をめざす。 15分で三ノ塔に着く。あらかた人を追いぬいてしまったようで人がだれもいない。三ノ塔は二ノ塔よりさらに展望がすばらしい。 正面にこれから歩く表尾根が塔ノ岳まで続いている。雪をまとって美しくことさら大きく見える。 その左には、富士が見え、その左手に箱根の山々がなだらかに続いている。そして富士の背後には南アルプスの白銀の嶺々が連なっている。しばらく写真を撮る。 三ノ塔を立つとすぐに急な下りになっている。烏尾山からふりかえると、雪のついた三ノ塔の斜面はとても急峻に見える。道はすっかりぬかるんでいる。 やがて行者岳の鎖場にさしかかる。そんなに難しいところではないものの、雪がついていてかなり状態が悪くなっている。 昼過ぎ、書策小屋に着く。ここで食事にすることにする。ベンチに座ってお湯をわかす。だんだん曇ってくる。日差しがなくなると風が冷たい。食事を終えて歩き出すと、塔ノ岳まではそれほど遠くない。 塔ノ岳の山頂に立つと、空はすっかり雲に覆われ、風が強くなり、寒くなる。雪が10cm程度積もっている。 あまり遠くは見えなくなってきているが、蛭が岳の左に大菩薩が見える。 鹿が3匹いた。 しばらく休んだ後、大倉尾根を降りる。 大倉尾根は南に面しているため、雪が融けるのが早い。そのためぬかるんでおり、非常に歩きにくい。かなり降りたころ、小雨が降ってくる。 大倉に着いたときは、山は雲にかくされてすっかり見えなくなっていた。 朝は天気が良く、すばらしい展望に恵まれました。やはりこの尾根は展望がきく日に登るべきでしょう。また、雪が降ったせいなのか、あるいは時期的に早かったせいか、首都圏で最もポピュラーなルートのわりには意外に人が少なく、静かな山歩きを楽しむことができました。それでも、20年ほど前、水無川本谷を遡行し、たどりついた塔ノ岳では誰一人出会わなかったのに、今日は少ないとは言え、結構登ってきている人がいました。 Topページへ 丹沢・箱根付近の山々へ 2001年の山行記録へ |