* food *
ルークの食事を、ドッグフードから手づくり食に変えたのは2歳になってすぐでした。

それまで、手づくり食というのは、アレルギーがあって合うフードがないコ、食が細くて
フードを食べてくれないコ、病気やシニア犬の介護の為のものだと思っていました。

うちの犬は大きくて健康で食いしん坊なので、無縁のものだと思っていました。

けれど事情があって去勢することになり、「太りやすくなるからフードを減らすよう」
言われ、カロリー計算し直して量を割り出すと、ルークの大きな食器にカランカランと
僅かなフードしか入れてあげられませんでした。

その時、「え?これだけですか?」という顔で、私を見上げたんです。

人間の都合で勝手な手術をしておいて、今度は唯一の楽しみである食事を減らされて。
いつまでも空になった食器を名残惜しそうに嘗め回しているルークを見ていると、
ただただ申し訳なくて、気の毒で、せめてカサを増やしてやろうとキャベツを足したり
しました。

フードが減ると油分が足りないのか、被毛がパサパサになったので、オリーブ油も
足しました。
そんなふうにして、だったらいっそ全部を手づくりしたらいいんじゃないかと思い始めました。

  *  *  *  *  *

その頃、ドッグフードについても気になることがあったので、本を読んだりネットで調べたりも
しました。
それについては私がペットフードメーカーに直接問い合わせて確認したわけではないので、
ここで書くことはやめておきます。
気になる方は検索してみてください。本当か嘘か分からない情報がたくさん出てきます。

同時に、手づくり食についても出てきます。
色んな解釈がありますが、どれが正しいとか間違っているとかではないと思います。
どれがうちのコに合うか、だと思います。

興味はあるけど難しそう、とか栄養学の知識がないから、と言う方でも、最低限、犬に
与えてはいけない物はご存知だと思います。
難しく考えずにトッピングから始めてみてください。
始めると嵌ります。
栄養についても調べたくなってきます。私がそうでした。

今は今のやり方がルークに合っているのか、体調も良いです。
が、年齢と共に変わっていくでしょう。その都度考えればいいかなと思っています。

  *  *  *  *  *

本当に手づくり食にして良かったのかは、最後まで分からないと思います。

もしかしたらやっぱり素人の作る手づくり食の所為で、栄養が偏るかもしれません。
病気になったり、寿命が短くなるのかもしれません。

でも、「今日は何にする?何食べたい?」と話しかけたり、作っている間のお互いの
ワクワクした感じを味わえたり、大きな食器に溢れそうな量(スープでご飯が膨れて凄い
量になる)を出してあげられることは、何物にも替え難い気がします。

食いしん坊のルークには。

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最後に白状しますが、私は料理が苦手です。
一人ならカップめんで過ごすタイプです。

それが、ルークの為ならと初めてパンやクッキーを焼くようになりました。
ご主人は、ルークのスモークチキンの為に燻製器を買いました。

ルークが居なかったら、きっと一生経験することがなかったでしょう。


沢山の愉しみを与えてくれる犬に、感謝です。



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