| 自宅(世田谷方面)から甲州街道を新宿へ走って行くと、初台の辺りでいつも気になる建物が見に入る。それは東京工業試験所。バス停の名前にもなっているこの建物、よく映画の中にも登場していたが、今は取り壊されて東京オペラシティとなっている。
この建物は明治33年に設立された国立の化学研究機関で日本の化学工業の進歩に貢献した施設として技術史上著名な建物であった。 設計:吉田淳二 |
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本館は大正11年の竣工で、中央棟および東・西・南・北棟からなる鉄筋コンクリート造2階建・一部地下付きだったらしい。「外観としては正面に見られる自由曲線や放物線状アーチの窓などは、表現主義の影響が見られる」と、文献に書いてある。正面からの写真は、夜撮影したこの写真しか残っていない。ブレているのは勘弁。 |
中に入ると、正面に階段がある。この建物は、ロの字型になっていて、
奥の窓の外は中庭になっている。
正面の階段を横から。たまたま重なりそうな写真があったので重ねてみた。
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正面の階段を昇りきったところ。柱がキレイなのは、映画撮影で塗られてしまったため? この本館は、大正時代の日本の建築デザインに特徴的なもので、建設された時代を良く表しているらしい(自分で写真を撮って、自分からこういう言葉が出せないのが情けないトコロ)。 |
参考文献:建築雑誌1987年9月号
1999/04/15