明治丸(東京商船大学)

 

 今日は7月20日。国民の祝日「海の日」東京商船大学内にある重要文化財「明治丸」の特別公開(航海でないのが残念)が行われた。商船大OBの方々のガイドで,船内の見学をした。

 この船は明治7年イギリスで建造され,同8年2月横浜に回航された。灯台巡視船として活躍し,この間数次にわたり明治天皇が乗船された。なかでも同9年,東北・北海道ご巡幸の帰途青森から函館経由横浜まで座乗され,7月20日に帰着された。これが「海の日」のモトとなっている。

 明治29年商船学校(商船大学の前身)に譲渡され,係留練習船となった。終戦後は昭和26年まで米軍に接収されていた。

 昭和53年5月,我が国に現存する唯一の鉄船であり造船技術史上の貴重な違例として国の重要文化財に指定され,文化庁および東京商船大学の手により修復が行われ昭和63年1月に完了した。

 

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船首部には帆船特有のバウスプリットが突き出ている。船首飾り,船尾飾りも当時のものに復元されている。

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左舷,右舷の船尾へ続く通路。船尾の方にエライ人たちの船室がある。

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写真左:船首側は,エラくない人たち(若い方々)の船室となっている。
写真右:当時の船は部材を溶接ではなくリベットで接合していた。

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サロン:主甲板最後部にあり,両舷は客室となっている。中央のベンチのような椅子は,背もたれをスライドさせることにより,テーブルに向かったり通路側に向かったり(通路の通行をしやすくする)する事ができる。船尾側の半円形のソファー,マホガニーのテーブル,大理石のカップボード(写真無し)など,豪華な面影を偲ばせる。サロンの壁面は金泥の額縁付き縦型鎧張り(書いてて意味がわからん)である。柱の頭部には若草模様が描かれており,その柱頭のいくつかは照明灯になっている。もう,リベットなんか全く見えない。


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写真左:明治天皇御座所。主甲板右舷後方にあり,皇室,寝室,浴室の3室続きとなっており,壁面は板絵で飾られている。この写真は商船大学のパンフレットより。
写真右:主甲板から上甲板へ続く階段(当然,船尾側)


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上甲板と操舵輪

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参考:
大学からいただいたパンフレット
東京商船大学HP
2003/7/21
1999/07/20 SONY DV-Camera
2002/5/15 SONY CyberShot
2003/07/20 Canon G3