鉄レポート2000GWスペシャル

 史上最強! を銘打った今年のゴールデンウィーク。れっきとした会社の休日が9連休にもなり、充実した「鉄」活動を行いました。レポートを是非ご高覧にいれましょう!!

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4月30日 日曜日
 昨日から夜を徹して午前10時頃ようやく富山県に到達。北陸自動車道を砺波ICでおりる。
 城端線 油田駅(富山県)
 チューリップ畑をゆくディーゼルカーを撮影できる高儀〜福野間は、残念ながら線路際にチューリップが咲いていなかった。そのほかの区間も見てみたが芳しくないため、とりあえずホームにチューリップがあるこの駅での撮影とした。やってきたのは国鉄急行色のキハ58系ディーゼルカーの2両編成。なかなか良い雰囲気で撮影できた。その後砺波チューリップ公園に行ってみたが、ここはさすが、チューリップが満載の盛況であった。
 北陸本線 東滑川〜魚津(富山県)
 国鉄特急色で頑張る485系特急「白鳥」を撮影。この場所もチューリップ畑との組み合わせで有名であるが、残念ながらすでに花を切り取られており一面のチューリップというわけに行かず、残されたエリアからかろうじていい感じで撮影。しかしながら天候が悪化してきたため途中で撮影は終了とした。
 市振付近の境温泉で入浴後、道の駅市振で仮眠をとる。

5月1日 月曜日
 未明に起床し、国道8号線を西へ移動。
 北陸本線 倶利伽羅〜石動(富山県)
 昨夜函館を出発した寝台特急の「日本海2号」から撮影開始。すぐあとに上野発のこれまた寝台特急の「北陸」も通過。この地点では難所倶利伽羅峠に挑む列車を、山間部の雰囲気で撮影できる。元々この時間(早朝)は逆光となるが、山間部のため日が射さずかえって都合がよい。489系夜行急行の「能登」を撮影して満足のうちに移動する。
 氷見線 越中国分〜雨晴(富山県)
 今年から、京都から移ってきた国鉄急行色のキハ58系ディーゼルカーが話題の路線。この地点では、日本海沿いをカーブでそろりとゆく列車が撮影できる。期待通り4両編成の列車のうち、先頭より2両が国鉄急行色で満足。
 七尾線 羽咋〜千路(石川県)
 今回の撮影旅行最西端に到達。母方の祖父の墓参り(能登部にある)のあと、このポイントでゆったりと撮影開始。丁度田植えが始まった辺り一面田んぼの中をゆく、急行「能登路」キハ58系・特急「しらさぎ」485系を。
 北陸本線 東滑川〜魚津(富山県)
 昨日と同区間であるが、せっかく晴れていたのでもう一度ということで、前回と違う位置にあるチューリップ畑付近(丁度ピンク色のが花開いたところで、なかなかいい感じであった)で、485系特急「白鳥」「はくたか」、寝台特急の「トワイライトエクスプレス」等を撮影。いろいろとアングルを変えて撮影し、満足のうちに終了。
 北陸本線 越中宮崎〜市振(新潟県)
 先ほどのポイントで一緒に撮影した地元の人から教えてもらったポイント。古風な市振の町並みと日本海に挟まれるように走っている北陸本線を俯瞰撮影できる。夕刻の時間で、夕日を背にやってきた普通列車は471系の6連。その後特急「はくたか」もやってきて日没となった。
 またも道の駅市振で泊。

5月2日 火曜日
 信越本線 青海川〜鯨波(新潟県)
 国道8号線を東に移動し、まずはこのポイントで583系夜行急行の「きたぐに」から撮影開始。このポイントは日本海をバックに撮影できる超有名地点。列車が来るまでに貨物列車や「トワイライトエクスプレス」がやってきたが、車の中でぼーっとしていたせいか撮影できないことが多かった。しかし本番の「きたぐに」は朝日もいい感じで射して成功。
 羽越本線 桑川〜今川(新潟県)
 移動中天気が非常に良く途中での撮影も考えたが、思い切って大きく移動。このポイントでも日本海を背に通称「笹川流れ」をゆく列車が撮影できる。狙い通り特急「白鳥」を撮影することができた。
 羽越本線 本楯〜南鳥海(山形県)
 しばらく「海と鉄道」が続いたが、こちらは「山と鉄道」。鳥海山バックで迫力のある写真が撮れる。丁度良く特急「いなほ」がやってくる時間帯に到達。地元の人で「天気がいいので仕事をさぼってきた」という50代のおじさんと一緒に撮影。鳥海山は山頂付近がちょっと雲に隠れていたが、ほとんど申し分なし。
 近くの鳥海温泉で入浴後、国道7号を北上し、八郎潟近くの道の駅しょうわで仮眠。

5月3日 水曜日(憲法記念日)
 奥羽本線 八郎潟〜鯉川(秋田県)
 有名な八郎潟の水田地帯をゆく列車が撮影できる。早朝の寝台特急「日本海1号」を撮影。本当はここでしばらく存分に撮影しようとしたが、夜半から降り始めた雨のためやる気をそがれたため「日本海」だけで終了。さらに北上を再開した。
 奥羽本線 富根〜二ツ井(秋田県)
 上りの特急「白鳥」は、国鉄特急色で奥羽本線を日中走る唯一の列車で、雨とはいえ是非狙いたいところであったので、複線区間の上下線が少し別れるこの地点で待ち構える。雨の中ヘッドライトを輝かせてやってきた485系はなかなかの迫力。 注。現像の上がりを見て気づいたのだが、このGW中の「白鳥」はどうやら11両編成に増強されていたらしい。これは嬉しい!
 奥羽本線 白沢〜陣場(秋田県)
 このポイントも有名なところであるが、北上中に丁度寝台特急「あけぼの」通過時刻付近となったので撮影。相変わらずの雨であるが、ご苦労なことにバイクで撮影旅行中の若い人と二人での撮影。ひさし付きEF81もなかなかの迫力。
 奥羽本線 大釈迦〜鶴ヶ坂(青森県)
 さらに北上中についに青森県に突入。時刻はお昼前となり、「日本海3号」を狙う。まだ付近の田んぼは田植えも始まっていないため、夏または雪景色の真冬が絵になりそうなところである。傘をさしながらカメラを構えるという「往年のスタイル」で撮影。
 東北本線 浅虫温泉〜野内(青森県)
 東北本線のトンネルのある山の上から俯瞰するポイント。後追いになるがGW限定の583系特急「はつかり」を撮影。やはり国鉄特急色の583系寝台電車はかっこいい。GWにもかかわらず貨物列車も数本通過。また、新型E751系「スーパーはつかり」も初撮影。
 東北本線 三沢〜小川原(青森県)
 GW限定運転の臨時特急「はつかり」号は485系の国鉄特急色もしくは583系で運転され、撮影意欲が湧く。このポイントでもそれらの列車を撮影。貨物列車もダイヤ通り運転していてちょっと嬉しい。最後に撮影予定だった583系はつかり号は、実は運転日でないことがわかり、赤面しながらその場を立ち去った。
 八戸線の本八戸駅に18時に到着。ここで車をとめ、大学鉄研OBの有志が集結しての「八戸飲み会」が開催された。参加者は自分を含め8名。こんなところにこんなにも人数が集まるところからして妖しいが、やはり知っている人と会って話をするとほっとする。この参加者のうち、翌朝撮影するチームは各自自分の車(本八戸駅留置)で仮眠をとった。

5月4日 木曜日(国民の休日)
 東北本線 八戸〜陸奥市川(青森県)
 朝5時起床で、後輩のSくんと一緒に現地に向かう。小雨模様の悪天候にもかかわらず既に現地には5名ほどの「鉄」がいた。ねらいはこのGW限定運転の583系寝台特急「はくつる81号」である。露出的に厳しいところであったが、何とか撮影。その後客車版の「はくつる」を撮影し終了。北へ向かうというSくんと別れ南下する。
 東北本線 小繋〜小鳥谷(岩手県)
 583系特急の臨時「はつかり」を狙うところをいろいろ考えたあげく、風景的に抜きんでているこの区間で撮影することにした。撮影ガイドを頼りに、山のふもとに車を置いて軽い登山を1kmほど。最後に斜面を無理矢理よじ登ったところがポイントである。気持ちの良い東北本線の大カーブをゆく583系を俯瞰撮影することが出来た。ちなみに85mmがよい。
 東北本線 滝沢〜渋民(岩手県)
 最後に583系「はつかり」(午前中に1往復し、今度は下り)を狙うところは、最初岩手山バックの好摩〜岩手川口にしようとしたが、肝心の岩手山が隠れてしまっていたのでオーソドックスにこのポイントで。陸橋の上からレンズは何mmでもOKというこのポイントで、300mmでがっちりと撮影。583系による「はつかり」は今年が最後といわれており、これが最後の撮影となるかもしれない。
 東北本線 村崎野〜花巻(岩手県)
 この区間の豊沢川(北上川の支流)鉄橋付近には、桜並木が。久しぶりの桜撮影である。しかしながら貨物列車が来ないため、701系2連で我慢。
 東北新幹線 一ノ関〜水沢江刺(岩手県)
 東北新幹線の第一北上川橋梁(日本一長い)を時速275km/hで駆け抜けるE3系を俯瞰撮影できるポイント。本来なら夕方で逆光なのだが、小雨模様のため普通に撮影。200系もやってきて短い間にバラエティ豊かに撮影できた。これで東北地方の撮影は終了した。
 仙台市内を国道4号線バイパスで抜け、本宮まで到達。ここまで初日以外ずっと下の道できたが、スケジュール的に厳しいため矢板ICまで東北自動車道を利用。途中仮眠をとりながら徹夜の走行を敢行した。

5月5日 金曜日(こどもの日)
 東北本線 東大宮〜蓮田(埼玉県)
 早朝4時前に現地に到着し、ちょっと寝る。目が覚めると周りに車がいっぱい。有名な撮影ポイントだが、早朝に寝台特急「はくつる82号」583系がやってくるためらしい。遅ればせながら三脚をたてて待ち受ける。朝日の斜光線を浴びながら「はくつる」は定時に通過。ちょっとシャッタータイミングをミスったが、まあまあの手応えで、その勢いで国道16号線で2時間。自宅に到着。約2640kmの長旅であった・・・入浴後すぐに布団に潜り込む。
 で、10時に起床。10時半に出発し、小田急線で小田原に向かう。さい先良く1000系が来た。小田原から豊橋までは東海道線普通列車の旅。特に三島〜島田間は113系4連で、ひどく固くなったシートが中学時代の青春18きっぷの旅行を思い出す。
 豊橋から岐阜間は新鋭313系6連の新快速。313系は高速域での走りが安定しており、個人的に最近評価が急上昇中。以前は4連で激混みだったのを6連にしているところなども好感が持てる。
 岐阜で5分乗り換えでディーゼルカーに乗り込む。といって実はキハ85系だったりする。大阪行きの特急ひだ34号である。岐阜から途中の草津まで約100kmを乗車。米原からの高速走行が結構楽しかった。しかしながら連休中のためか全区間立ち。
 草津〜京都は223系新快速。この223系もすばらしい電車だと思う。関東にもこんな車両があるといいな(京急2100系がある?)。
 京都20;20発、寝台特急あかつき号の客となる。缶ビールを買い込み、飲んでいるうちに、22時過ぎには熟睡モードとなり、リクライニングシートを大きく倒して眠りについた。

5月6日 土曜日
 途中うとうとしながら、8:54長崎着までほとんど全て寝てしまったが、ようやく到着。おとといの朝はまだ八戸にいたのに今は長崎である。列車を降りて、隣のホームに停車中の「白いかもめ」885系を早速撮影。すると会社の先輩であるMさんが撮影しているのが見え、会って挨拶。そのまま改札を出ると、九州会社同期ツアーの参加メンバーの姿が。
 実はこの企画では、参加表明をせずに、「X氏」として当日まで名前を伏せて驚かそうとしていたのだが、まあ成功といったところで(K氏は「なあんだ」とがっかりしていたが)早速記念撮影。長崎ではたった30分あまりしか滞在せずに9:30発かもめ号グリーン車の客となる。この企画では、行程の最終日に新型特急の体験乗車が組まれており、是非参加したかった私はそこだけ合流することになったのである。新型885系の感想といえば、外観はかっこよくて撮影向きだが、内装はちょっと無理があるところがあり、トータルではまあまあといったところであった。同期の6人とMさんはめいめいに乗車を楽しんでいたようであった。
 博多からは山陽新幹線に乗り新大阪まで。これも企画の目玉で、700系ひかりレールスターの体験乗車だ。途中小倉から参加して参加者を驚かせた「Y氏」ことTくんとあわせ合計8名となったが、4名ずつ別れ「個室」と「普通車」の2種類の座席を交代で試すことができ、大満足である。そんなわけで2時間45分はあっという間に過ぎ、新大阪に到着。
 ホームに降り立ってしばらくたむろしているといきなり大学の先輩であるHさんとばったり。たしか九州に行くといっていたがまさか同じ列車で移動しているとは思わずびっくりしてしまった。しかしながらこの出会いは相手のほうがもっとびっくりしているであろう。GWは八戸で飲み会やるとしか言ってなかったのだから。
 同期メンバーのグループに戻り記念撮影後一旦解散。何名かと地下鉄でなんばまで移動後一旦ウインズ難波で馬券を購入。そして南海線で新今宮へ。ここで空港特急の「ラピート」を撮影すると称してホームの先端で撮影。先に来ていたSくん二人とMさんのうちSくんは通天閣に行くと言って別れ、Mさんから135mmレンズを借りて(実はスチャラカで50mmしか持ってきてない)撮影を続行。順光で気持ちよく撮影することができた。
 天下茶屋から地下鉄で南森町に向かい、再集合(この時点で6名となっている)。駅近くのお好み焼きや「甚六」(地元出身のSくんが絶賛するうまさ)でお好み焼きをたらふく食べ大満足。
 梅田で完全解散となり、新大阪で寝台特急「なは」や485系特急「雷鳥」等を撮影し、一旦大阪で「彗星あかつき」EF66電気機関車を撮影(ここにはMさんがいた)して終了。22:22発寝台急行「銀河」の客となる。大阪発車後すぐに寝てしまった。

5月7日 日曜日
 小田原5:31着で下車。直後に通過する寝台特急「出雲」を撮影後、小田急線9000系急行で自宅には7時過ぎに到着。で、入浴後布団に潜り込む。
 そんで、また起きだし、最後GW締めくくりは
 東海道本線 蒲田〜川崎(東京都)
 GW期間中運転されていた臨時大垣夜行の165系電車を名古屋の神領電車区に回送するための列車が品川14:26発で運転された。沿線は多数のマニアでにぎわっていたが、京急の雑色駅近くの踏切でがっちりと撮影し長い長いGW休みの「鉄」活動は終了となった。写真の現像の仕上がりが楽しみである。
(おわり)