SPAMメールといったら普通は迷惑な「電子メール」のことだけれど、この間、家にSPAM「手紙」が届いた。
封筒は味もそっけもない真っ白の長形4号だが、表に「転送不要」という朱印があり、なおかつ、ごていねいに緘書(かんしょ)である。そして表書きの達筆な筆跡とは逆に、中身はピンク色の便箋に左下がりの若い女の子の文字。明らかに宛名を書いた人物と、中身を書いた人物が違う!!
文面は以下のとおり。
「突然のお手紙ごめんなさい。あなたのことを知人から聞いて勝手にお便りしました。私は今ここに住んでいますけど、仕事の関係と、もともと実家がそちらなので時々は帰っています。仕事はコンパニオンをやっています(以下略)。」
「私は今ここに住んでいますけど」と書いてあるので封筒の差出人住所を見てみると、「名古屋市中区金山1-17-18(DO金山郵便局止め)」。局留めはいいとしても、いずれにせよ名古屋に住んでいるわけだが、僕も他ならぬ名古屋在住。同じ名古屋に住んでおきながら「時々は帰っています」も何もない。
つまり、この手紙を出した人物(おそらく男)は、細かい事情を知らせないまま知人の女性にもっともらしい手紙を書くように依頼し、僕宛てに投函したと思われる。
そしてこの手紙のもっとも犯罪的な個所は、以下のように続く。
「援助交際とかは好きじゃありません。でも、仕事が少なくって困っています。よければ、恥ずかしいけど私のオナニーしてぬれちゃった下着を買っていただけませんか。先日交際センターに勤めていた女の子から譲ってもらったエッチ交際希望の女性リストもお付けします。よかったらお返事と一緒に1万円を送って下さい。私の友達も彼氏を探しているので私でダメなら紹介します。(座っている写真が友達)あと5千円足していただけたら私のヌード写真もあげます。絶対に秘密にしてね。」
もちろん僕は返事と一緒に1万円を送るようなおバカさんではないが、もし送って返事も何も返ってこなかったら、これは立派な詐欺だ。仮に100人に同じような手紙を出して、そのうちおバカさんが1割いたとしても、何もせずしてこいつは10万円もうけることになる。
ちなみに、この手紙の最後。
「早くお返事下さい。すぐにお会いしたいな。あまり返事が遅かったら他の人に手紙書いちゃうかも?待ってまーす(ここにハートマーク)」
なにが「待ってまーす(ハートマーク)」だ。まったく。
でもこういうとんでもないことがあると、サラリーマン生活の退屈な日常もどうにか耐えうるものになりまんなぁ。
みなさんもSPAM手紙には気を付けましょう。