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おかげさまで2周年

日頃のご愛顧に感謝(選挙演説風)

1999/04/25

この「think or die」のページは、おかげさまでもうすぐ創刊(?)2周年を迎えることが出来ます。(実は正確に何月何日が開設記念日とは覚えていないので、だいたい4月末日としか言えないんです)

柳美里の書評とエヴァンゲリオン批評から始まって、映画・音楽などエンターテインメントの分野だけでなく、世界経済からサラリーマン社会批判まで節操もなく手を広げてこられたのも、読者のみなさんからの刺激的なメール(反論メールもふくめて)があったからだと思ってます(なんか選挙演説みたいだ)。

このページのアクセス数がここ1年間でどれくらい増えたか、NedStatのグラフから拾ってみました。(週単位のアクセス数の推移)

サラリーマン社会批判を書き始めたときは、僕ほどの違和感を抱いているのはごくごく少数に過ぎないだろうと思っていたのですが、ふたをあけてみると『サラリーマンを考える』のページに対する反響がいちばん多かったのに驚きました。

それまでは、ともすると絶望的な気持ちになりがちだったのですが、同じような考えをもっている「若手サラリーマン」や「若手OL」さんがかなりの潜在数で存在すると確証した今は、あと10年くらいすれば、案外日本のサラリーマン社会もガラッと変わるかもしれないなぁと、希望を強く持つことができています。

これからも個人の日常生活のレベルでは、みなさんも理不尽に思ったり、納得できないことがたくさんあると思います。でも大事なことは、たとえ表面的にそういう状況に順応せざるを得ないにしても、頭の中ではそれを相対化し、批判できるだけの判断力と思考力を持ちつづけることだと思います。

そうしておけば、いざ自分があるていど組織を動かせる立場になったとき、ほんとうに新しい時代を作っているということを実感できると思います。

最近僕がお気に入りの、MIT経済学教授ポール・クルーグマンがつねづね語っているように、最終的には論理的に正しい意見が勝利をおさめるのだ、という希望を捨てないようにしましょう。その希望さえ捨ててしまったら、批判する権利を自ら放棄してしまうようなものだからです。

これからもこのページを、僕自身がいろんなことを勉強しながら、的確な判断力を養っていくための場というだけでなく、読者のみなさんとのメールのやりとりから、新しい問題点を発見していく、そういう場にもしていきたいと思います。(やっぱ選挙演説みたいだ)



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