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ERPお言葉集
( 19980424 )

Japanese/English

正しいERPパッケージ導入のありかたについて、インターネット上のホームページから見つけうる限りの「お言葉」を拾ってみた。
繰り返しになるが、ERPパッケージについてこれだけの正しい認識が流布しているにもかかわらず、無理で無謀な導入をしようとする企業の情報システムに関する見識は、大いに疑われるべきである。

■アドオンは原則禁止

導入費用も保守費用もどちらも逓減させ なければERP導入の意味がない。そのカギはいかにしてパッケージに対する修正を極少化するかにある。ERPは頻繁にバージョンが変わるが、バージョン変更のつど、修正個所はユーザーが動作確認をしなくてはならずこの作業は相当な負担となる。マネジメントは原則無修正でERPを導入するくらいの意気込みを社内に徹底し、安易な修正には役員の承認を求めるくらいの厳しさで臨むべきである。

エッソ石油(株)情報システム部企画・管理部長:高橋靖夫

■体質強化の宣伝文句に惑わされるな

一部の(ERP)ベンダーは新しい戦略によって競争能力を拡大しているが、そのような動きがベンダーの体質を強化するという宣伝文句に惑わされてはいけない。ベンダーの動きはほとんどが現在の弱点を克服するためのものということを認識すべきである。

■日本的経営の悪弊を捨てよ

ERPが成功するかどうかは、ERPパッケージの使い方にあるのではない。リエンジニアリングをきちんと実施したかどうかで決まる。そのためには、トップマネジメントの強力なリーダーシップが必須であり、日本企業が持つ特徴の悪い面を大きく切り捨てなければならない。

インフォメーション・アナリスト:川村渇真「知性の泉」

■落とし穴に落ちないために

自己のシステム構築に関する力をみきわめ、無理のない計画を立てる(最初に張り切りすぎると息が切れる)

経営トップが先頭に立ってシステム導入の指揮をとり、前者の理解を得ながら社員をプロジェクトに巻き込む。

■アドオンという十字架

ご承知のように、R/3はパッケージ・ソフトですから、従来と同じレポートが初めから存在するわけはありません。やがて「R/3は全然使えない」という声が多くなってきます。さらに悪いことには、現行の業務手続きが正しいかどうかが検討されないまま、この議論が続けられるのです。
これを早く軌道修正しないと、正しいか正しくないかもわからない現行の業務手続きを、R/3を使ってカスタムメイドすることになります。結果、アドオン・プログラムが膨大になり、R/3本来の良さと機能が損なわれるだけでなく、R/3がバージョンアップする度に膨大なプログラム検証を行わねばならないという十字架を背負う羽目になるのです。

SAP Japan ホームページSAP Info No.2

このページでは、今後も無謀なSAP R/3の導入に対する啓蒙活動を行っていきたいと思う。

・敬称略、SAP R/3はSAP AGの登録商標です

ガートナーグループ・エンタプライズ・アプリケーション戦略−Japan

公認会計士・経営コンサルタント:林總(はやしあつむ)
A.Hayashi Associates Inc.


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