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![]() ノーツに5つ星! ( 20030111 ) 米PC Magazineがノーツ6に最高評価の5つ星をつけたようだ。PC Magazineの2003/02/01付けレビューで、編集部のリチャード・V・ドラガン氏がそのような評価を与えている。ここでは一体どういった点が評価されているのかをざっと見てみたい。 最初に挙げられているのがシステム管理の容易さである。管理ツールの強力なユーザインターフェースや、電子メール、データベースサイズなどに対する豊富な初期値設定によってシステム管理者の管理負荷を軽減する機能が具体的な例として書かれている。 また、シングルサインオンについても大幅な改善がなされたとしており、たとえばノーツパスワードとノーツインターネットパスワードが同期できるようになった点が挙げられている。たしかにR5まで、IDファイルに書き込まれるパスワードと、ドミノディレクトリに書き込まれるインターネットパスワードはまったく別物で、同期が不可能だったので、これはシステム管理者にとっても利用者にとってもありがたい新機能だ。 さらに同一のサーバ上でバージョンの異なる複数のドミノサーバを運用できるパーティショニング機能にも触れられている。この機能を活用すれば、たとえば接続先のホームサーバを変更せずに、R5のユーザをR6へ移行することができるようだ。さらにR6ではサーバ側からノーツクライアントのアップデートモジュールを各端末に配信することができるので、各ユーザのパソコンへいちいち出かけていってバージョンアップするという手間がなくなる。この点もPC Magazineでは高く評価されている。 利用者側から見たときの改善点として、Welcomeページのカスタマイズの自由度があげられているが、自分のメールデータベースやカレンダー、TO DOリストなど標準的なツールへのリンクはそのままにし、利用者を再教育する手間を最小限にしている点が評価されている。 ノーツの本質である「複製」機能については、複製中やメールの送受信中でもノーツクライアントの動作が固まらなくなった点が大きな改善点として書かれている。また、複製対象のデータベースを自由に選択できるようになった点、データ圧縮によってモバイル利用のストレスが軽減された点、ロケーション(モバイル、オフィスなど)別の複製の設定が容易になった点あども挙げられている。 またノーツクライアントの操作性の改善点としては、ドラッグ・アンド・ドロップでできることが大幅に広がったこと、電子メールで一通一通のメールを色分けできるようになったこと、カレンダーで日時選択のダイアログが使いやすくなったこと、会議のスケジュール調整ですべての参加者の空き時間を一覧できるようになったことなどに触れられている。 また各ユーザの設定をサーバ側に保存することによって、ローミングが可能になったこと、iNotes専用のライセンス体系が新設されたことも、改善点として挙げられている。 最後に評者は、すでにノーツを利用している企業にとって、R6へのバージョンアップは「must-have」であると書いている。そして読者が1人だけこの評価記事に次のようなコメントを寄せている。「IBMは行くべき道を知っているが、残念ながらマイクロソフトは方向を見失ったようだ」。Exchange2000の次期バージョンであるTitaniumは純然たる電子メール基盤となり、情報共有の機能はShare Point Portal Serverに任せてしまうようなので、確かにIBMと製品戦略は明確に違ってくることになる。 Titaniumについての米eWEEKのレビューは2003/01/06付けのこちらの記事をご覧頂きたいが、2003/01/09付けのInformationWeekの記事によればマイクロソフトは予定していた「Windows .Net Server 2003」という製品名から「.Net」をはずし、単に「Windows Server 2003」と呼ぶことに方針変更したとのこと。そして正式な製品名に「.Net」というブランド名を使うことは今後やめるようだ。 方針変更は結構だが、製品戦略がふらつくと、企業ユーザがマイクロソフトのエンタープライズ製品導入に尻込みするのではないかと心配だ。ただでさえ企業向け製品ではIBMに「十日」くらいの長があるのだから。 無断転載禁止
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