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Linuxはマイクロソフト以下!!
( 19990508 )

Japanese/English

以前このページにLinuxについて批判的なエッセーを書いたところ、Linux信者からヒステリックな反応を受けてしまったが、UNIX生みの親の一人、ルーセント・テクノロジー社・ベル研究所のケン・トンプソン氏が米『コンピュータ』誌インタビューでLinuxについて興味深い発言をしているようだ。

かなり長いインタビューだが、Linuxに関連する部分の前後だけを引用してみたい。僕個人の意見を付け加えることはしない。UNIXの生みの親の一人が言っているという事実だけをお伝えしておく。(ついでに三流週刊誌風の見だしもそえて)

このエッセーを読んでカチンと来たLinux教徒の皆さんは、僕にではなく、UNIX生みの親であるケン・トンプソン氏に英語で抗議のメールを書こう。

コンピュータ誌「結局のところUNIXが成功したのはなぜなんでしょうか」

トンプソン氏「それまで隠れていたものを掘り出したからだと思っています。UNIXはメインフレームからミニコンピュータまで、コンピュータの使い方を大きく変えました。ある時期からコンピュータが格段に安くなりました。コンピュータは小さなグループで使われるようになり、お化けのような計算機センターは姿を消し始めました。それまで官僚的な人たちが、何億円という機械の陰に隠れてコンピュータの使い方を牛耳っていたわけです。メーカーが提供する基本ソフトをそのまま使うという考え方が拒否されるようになりました。というのも、これら巨大な計算機はそれを作ったメーカーの計算機としか通信できなかったからです。

私たちはそんな風に身動きが取れなくなっていたのですが、これこそコンピュータの使い方を革新する主な原動力になりました。当時、私たちはオープン・コンピューティングを推進することが、唯一の解決方法だと考えていたのです。

その他にもいろいろあります。UNIXは非常にサイズが小さく、解りやすい基本ソフトだったので、皆が自由に手を加えることができました。しかも自分自身を実行することができました。「go」と入力しさえすれば、数分のうちに自分自身を再コンパイルしたのです。システム全体を完全にコントロールできました。UNIXは多くの人たちにとってありがたいものでしたが、特に大学にとってUNIXは大きな恩恵になりました。IBMのエンドユーザという観点から情報処理を教えるのはとてもやりにくかったからです。UNIXは小さくて、1行ずつソースを読むことができ、動作原理を正確に把握できます。これこそいわゆるUNIX文化の起源だったのです」

コンピュータ誌「ある意味でLinuxはその伝統を受け継いでいるわけですね。Linux現象についてはどう思われますか」

トンプソン氏「Linuxはたしかにマイクロソフトとは違いますが、マイクロソフトに対する反動であって、それ以上でもそれ以下でもないと考えています。長い目で見ると、Linuxはそれほど成功しないでしょうね。ソースコードを見てみましたが、良いものもあれば悪いものもあります。いろんな人たちが集まってソースコードを書いているので、質のばらつきが非常に大きいのです。

私や私の友人たちの経験からすれば、Linuxはまったく信頼できません。マイクロソフトはほんとうに信頼できませんが、Linuxはそれ以上に信頼できません。非PC環境では使い物にならないでしょう。それ単体で使うのならいいでしょうが、ファイアーウォールやゲートウェイ、埋込みシステムなどに使うにはまだまだといったところです」


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