お寿司屋さん、リンク募集中。
寿司将棋。

山下洋輔さんとかタモリさんとかのファンの方はお分かりになると思います。「寿司将棋」。左はお友達の「漫画家伊藤けんぢ」君です。彼は今、千葉県で漫画家目指して運送屋さんで働いています。伊藤君の「6・8イカ」にミッチーは長考に入っています。どうもすみません。怒らないでくださいね。
アホですみません。寿司将棋を知ってる人は掲示板に次の1手を。
寿司将棋・・寿司将棋のルーツを中村誠一さんの本「サックス吹き男爵の冒険」に発見しました。
「対談 相対性議論」より
サックスの中村誠一さんとピアノの山下洋輔さん
| 中村 | ところで冗談と言えば山下さんはいつか、赤塚不二夫大先生とタモリと小山彰太の4人ですしで将棋か碁を打ったことがあるんだって。面白そうですね。どんなの? |
| 山下 | ああ、あれはね、飲んだくれて、いつも溜まる某すし屋の小座敷を占領して、こたつかなんかに入って焼酎のお湯割りを飲みながら騒いでいるうちに、すしの桶が出たんだね、それをこう皿にとるでしょ。だんだん桶がカラになってきて、こっちにカッパ、こっちにトロ、こっちにエビとか、きれいに並んだんだよ。そのころ俺とドラムの小山彰太でよく碁を打ってたの、めちゃヘボだけどね。−−それで何となくそんな気になって、そこにあったエビをとって彰太のほうへ向かってピッと打ったわけですよ。俺はすしが嫌いで食えないからね、退屈まぎれということもあるし、もともと食い物とは見てないわけだ。そうしたら彰太が受けた(笑)。タコを置きかえして”これで勝った”とか言ったんだよね。それを見ていたタモリと赤塚さんがすかさず参加して、もう乗りました。 |
| 中村 | 山下さんが読み手になったんだって? |
| 山下 | そう、解説者というかね。それでタモリと彰太と赤塚さんで打ち始めた。桶を囲んでネ。三方から自分のネタを取っちゃパッと置くわけだよ。 |
| 中村 | へえ。それでどういう風にやるの? |
| 山下 | まずマグロを真ん中にタモリが置くとするでしょ。そうすると赤塚さんがエビを自陣にピッと守りにつけたりなんかするの。それを見た彰太がアナゴを横腹につけたり(笑)・・・・・。 |
| 中村 | エビとアナゴじゃ、どっちが強いんだ。 |
| 山下 | それはそのときの状況で、まあ、打つやつの態度もあるし、勝手に解説するわけ。 |
| 中村 | どういうふうに? 赤塚先生がエビを横に置いた、そこに彰太がアナゴをピッと置いた。 |
| 山下 | 「彰太九段、三三(さんさん)にアナゴ腹づけ」(笑)。 |
| 中村 | ガリを上にのっけちゃったりするの、あるんだって? |
| 山下 | そうだよ。ガリをその上にパーッとのっけるでしょ。そうすると5の12「ガリのせ」とか言って(笑)、「これは強手ですよ。ちょっと勝負にでましたね」なんて解説して。 |
| 中村 | タマゴが相手陣内で裏返ってエビになっちゃたりして(笑)。 |
| 山下 | それは将棋だろ。案外、碁っぽくやったんです。そのうちだんだん勝負が白熱してきたんだよ。十数手進んで。 |
| 中村 | タモリがすしをぐっと上から押して、つぶしちゃったりとか。 |
| 山下 | そう。もう強手の連続ね。もつれ合いになって、ヤミ仕合になりまして、しまいに割箸をとって両方のカッパに差してバーベルみたいにして、アナゴとトロに「カッパの箸かけ」という手を(笑)放ちましたな。これで勝負があったかと思ったら、ついに、相手の打った手を食ったやつがある。これはどう見ても反則だよ。しかし黙認した。でも、そんな汚い手で勝てるわけがない。 |
| 中村 | タモリがすごい手を彰太のところにピッてやったんだって、ウーッと詰まった彰太がパクッて食っちゃったら、山下さんが目ェまんまるくして驚いて「指し手、小山彰太九段、遂に食べてしまいました。」(笑)。 |
| 山下 | それは大体、常識にない手だからね、解説者もびっくりしてさ。でもまだ勝負続行ね。最後にタモリが勝負手を出した。いきなりライターで、「カッパの箸かけ」の割箸を燃しちゃったんだ。「割箸燃し」という手で、これには皆驚いて、結局タモリが勝ったのかな。あれは後に将棋になってテレビに進出しましたよ。小松政夫さんとタモリで。カッパを歩にして。 |