私と曽我くん


みなさんは曽我くんをご存知でしょうか?
まずは彼の紹介から始めましょう。

コミックス2巻のWORK2からWORK3の2話にだけ登場しました。
たった二話でしたが、新人研修編の主役キャラでした。
2巻22ページで「二階堂さんとできるなら一生捨ててもいいかもしれん」という
衝撃的な発言でデビューしたのは誰の心にも残ったと思います(笑)
その後、ゆーじの属する第19班でレク係をこなしながら無事研修を終え、
北海道勤務の辞令を受けました。
しかし、彼は北海道勤務が嫌でした。
今まで、いー学校を出てきたのだから、いー業務につけて当然だ。
そう思っていたのです。

私はそこにものすごくひかれました。
私がいいひと。を読んで最初に好きになったキャラが曽我くんなのです。
なぜなら、私も同じ考えでいたからです。
そうでなければ、なぜこんなにまで勉強をしていい大学を目指すのか、
自分に説明できないじゃないですか!

のちに、小雪ちゃんも同じ考えで就職活動をはじめています。
彼女はこれを「古い慣習」と呼びました。

この言葉を借りると、曽我くんも私も古い慣習の人だったのです。

当時、私は勉強だけしか取り柄のない高校三年生でした。
このまま順調に行けば人並みちょっと上くらいに幸せになれるだろう、と、
漠然とした、夢と言えないような夢しか持っていなかったのです。
しかし、ゆーじと曽我くんの屋上での会話のシーンを読んで、
私はひとつだけ成長した気がしたのです。

まずは夢を見つけよう。
そして、夢に向かってがんばろう、と。

今でも思います。
彼が私に一番近い人間なんだと。


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