いいひと。を知らない人達へ


私はマンガが大好きです。多くを読みました。
その中で一つだけおすすめのものを読ませてくれ。
そう言われたら、私は迷うことなく「いいひと。」を勧めるでしょう。

私を知っている人には「これがオレだよ」と言って渡すかもしれません。
しかし、ここを読んでくださる大半の人は私を知りません。
そんな人達に少しでも読んでみたいという気持ちが湧くように書いてみます。

いいひと。とは、主人公のゆーじが日本一のスポーツメーカー「ライテックス」に
入社しようとするところから始まります。簡単に言うと、そのゆーじに
ふりかかってくる問題事を一つずつ解決していくというストーリーです。
しかし、その問題事が普通ではありません。
女性差別・本当の接客・スポーツにおける助っ人の意義・就職・
会社でできる個人の限界・リストラ‥‥などなど、
実に重い問題事に首を突っ込んでいきます。

ゆーじは一つの信念にしたがって行動します。
それは「自分の周りの人の幸せが自分の幸せ」であるということです。

この問題事を解決していくにあたって、この信念がもたらすもの。
いいひと。を読んでいくとそれもわかるかもしれません。
しかし、一番感じることは「主人公はゆーじではない」と言うことです。
すべての登場人物が主人公なのです。
彼らがゆーじに関わることで成長していく物語なのです。

私たちは人間です。
悩む生き物です。
その悩みを解決するために何かのきっかけを望みます。
そのきっかけを提供してくれるのがゆーじなのかもしれません。
それが「いいひと。」の中の人だけではなく、私たちにまで‥‥。

良く分からないことを、述べてきましたが、
やはり一度読んでもらいたいものです。
読者の多くは「もっと早くいいひと。に出会いたかった」とか、
「就職する前に知っていれば良かった」という話を良く耳にします。
(就職前には絶対読んでおきたい本の一つですよ)
私も、高校三年でいいひと。を知ったときは「もっと早く出会いたかった」と
思いましたが、今は出会えたことに感謝しています。

いいひと。はマンガです。
しかし、ただ読んで楽しむという以外に
自分をみつめて考える
という要素があります。
人気のヒミツはここかもしれません。
ですので、次のことを頭におきながら読んでください。

読書は満腹させるものではなく、枯渇の自覚を深めていく食事である。

ということを‥‥。

ゆーじの雰囲気にふれたあなたが何か変わりますように。


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