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大型自動車免許二種の取得日記

本ページの原稿は1998年当時の体験を元に書かれたものです。
現行の制度とは若干異なる場合がありますので、ご注意下さい。








1997年11月。

大型自動車免許取得体験記のページを見た方から「一気に大型二種まで取っちゃうといいかも」という話を聞いたので、今まで知らなかった二種免許の取得方法について調べてみました。

まず私は昼休みに本屋さんに行って「絵でわかる二種免許のとり方」(成美堂出版)という本を買ってきて熟読しました。それで二種の試験は学科と技能の二つで行われること、学科試験には普通自動車の範囲に加えて旅客自動車の運転に関する法規が加えられている事、技能試験に鋭角コースの通過が加わって合格基準点が80点以上(一種は70点以上)となる事や、一種免許と違って技能試験が免除になるような教習所がない(旅客自動車の教習所を除く)ので試験場で(バスを使用した)技能試験を受けなければならない事などを知りました。

1997年12月。

学科の勉強は上記の本があれば心配なさそうだったのですが、問題は技能試験対策です。私が普通自動車免許を取った時の近所の教習所には貸しコースや貸し車はあるのですが、置いてあるのは普通車で、大型の練習は出来ません。大型一種を取った時の教習所では練習だけというのはさせてくれないという事でした。そこでタウンページの出番です(笑)。

東京都西多摩版のタウンページで調べたところ近所に普通二種については数件、大型二種は1件だけ取得コースがある教習所が見つかったので早速、大型二種免許の練習ができるという教習所(東京都小金井市にある大和自動車教習所)に問い合わせてみました。その教習所では入会金に1万円弱、1時間につき9,450円を払って指導員付きで練習ができるという事でした。「皆、何時間ぐらい通われているんですか?」という質問に対しては、普通10時間ぐらいで、3時間ぐらい受けていったん試験を受けてダメなら続けて練習して、というかんじで進めていくという話しでした。

早速土曜日にその教習所に申し込みに行ったのですが、10時間分のカリキュラムがちゃんと組まれていました(教習所の教習過程のようなもの)。そして、大型二種試験の教習車として路線バスで良く見かけるものと同じだと思うのですが、32人乗りのバスが2台置いてありました。

1997年12月13日。(1回目の練習)

さて、そのバスに初乗車した時の感想ですが、3ヶ月前に大型一種を取得したばかりという事もあって、正直言って最初はちょっと調子に乗っていました。エンジンをかける前にバッテリーのスイッチを入れる以外は、外周を走っている限りトラックと変わらない感じで走れたからです。「なんだ、これならすぐに試験場に行っても結構イケる?」と思ってイイ気になっていましたが、S字に入るように教官に指示されて入り口に差し掛かった時に「ありゃ?」となってしまいました。大型一種の時の教習車(5.5tの貨物トラック)のフロントオーバーハング(前車輪から車の先端までの長さ)は、1m程だったのに対して、この教習車のバスのオーバーハングは2.1mもあったのです。ですからトラックの時の感覚でハンドルを切ってしまうと、バスの長〜〜いオーバーハングのため、前に余裕が空き過ぎて後ろが引っ掛かってしまうのです。この後クランクにも挑戦してみましたが、やはり前車輪がどこにあるやら解らずハンドルを何時切ろうかと悩みっぱなしでした。

1997年12月20日。(2回目の練習)

第2日めの教習内容は、前回、不安に感じた「車の誘導」に関する全ての項目を練習させてもらいました。S字やクランクに始まって、方向転換、鋭角コースなどです。もちろん私が一発で全てをマスター出来る訳もなく、各所でのポイントを確認しながらゆっくりと通っただけですけど、、、。坂道発進もやりましたが、これは一種のトラックの時となんら変わる事はありませんでした。

今回は乗車する前に運転席から見て前車軸の位置が何処にくるかをしっかりチェック!自分の中でのポイントを前輪の誘導に置いてみました。この教習所のバスの右前輪はサイドミラーで確認可能なため(試験場のバスは見えないらしい)、教官に教わったハンドルを切り始める位置などの「ガイドライン」になるポイントを実践しながら前輪、後輪の位置を頭に入れるようにしました。

でも、一種取得の時に使っていたトラックより全てが一回り大きいバスでは、「道路を目一杯使って車を思った位置に誘導する」という作業は本当に大変で、大型一種取得の時にゴールドの免許をもらった私のプライドはボロボロです(苦笑)。

今日の教習では沢山ハンドルを回しまくったので、教官に私の変な癖を発見されてしまいました。それは左右に切ったハンドルを戻す時に右に回そうが左に回そうが全て右手中心に回してしまう事です。一時片手運転をしていた頃の癖がいまだに残っているようでした。こういう無意識に身に付いてしまったものは、急に直そうとしても気が焦るばかり。手が絡まりそうになったりして教官を苦笑させてしまいました。クランクや鋭角コースではハンドルをスムースに素早く回せる事があたりまえのように出来なければ到底クリアできませんし、これは乗用車でも練習しとこうと考えて、今日の教習を終えました。

1997年12月25日。(3回目の練習)

教習所に着いてすぐに教習手帳を忘れた事に気が付いた(あちゃ〜!)。なんとか教習は受けさせてもらいましたが、几帳面な私はちょっとショック。

今回も前回と同じくクランクや鋭角コースなどを重点的に練習しました。今までは教習車のバスの車両感覚が全くつかめずに、ふわふわと「雲」を運転している感じでしたが、今日になってやっと何かをつかめた感じがしました。なんでも繰り返し練習すれば身になるんですねぇ、よかった、よかった。

それから今回始めて「試験最後のポールに合わせた停車」をやったんですが、バスの場合は車両の中央にある乗降口にポールを合わせるというのを知って、ちょっと驚きました。これもミラーのみの確認ではなかなか合わせて停めるのは難しいのですが、試験場のポールは結構高さがあってチラッと後ろを振り返れば見える位置にくるそうなので、「こんなもんかな?」という位置にきたら素早く目視で確認すれば問題無いように思いました。

さて、そろそろ試験場に行ってみようと思います。まず筆記が受からないと話にならないのですが、実技の方も教習所と試験場ではコース全体の広さや構成など違う所も多いので一度偵察のつもりで受けてみる事にしました(もちろん一発で受かれば嬉しいけど)。

1998年1月7日。(学科試験 & 4回目の練習)

午前中に試験場に行って学科試験を受けてきました。今日はまだ学生は冬休みだった事もあって原付免許を受ける高校生らしき人が大勢いて混雑してました。ちなみに技能試験は、学科試験が合格した後、予約する事になっています。

結果はメデタク合格したんですが、あれだけ問題集(教習所で二種免許用のを買ったのだ)やら教本やらを懸命に勉強したのに、まだ全く見当もつかない途方に暮れるような問題が出てきてました。

例えば第1問目の「車をけん引する場合は、2台までけん引する事が出来る(ちょっと問題のニュアンスが違ってるかも)」なんかは、今回の勉強に使っていた教材では全く触れられていなかったけど、普通免許を取った時に使っていた法規の教本を引っぱり出して見てみたら書いてありました(笑)。

なんにしても自動車運転免許の学科試験のポイントは教本をただ暗記するだけでは無く、問題集等で多くの試験問題に慣れておかないとダメだと思いますです。

さて、午後は教習所で練習です。学科試験も受かって、晴れて技能試験を受けられる事になったので、一度も練習していないものを教えてもらおうと思って教官にリクエストを出しました。

「あの〜、縦列駐車を練習したいんですけど。」と僕が聞くと、
「えっ?ジューレツ!?」と、まるで知り合いが交通事故にでもあったような苦し気な声でその若い教官は答えました。
思いもよらない教官の反応に言葉を失い、ちょっと居心地の悪い間が出来ましたが、すぐにその理由を教えてくれました。
「(大型二種の)試験に縦列駐車はありませんよ。」
「(ひょえ〜!)」
、、、なのだそうです。
(東京都府中試験場では無いのですが、試験で縦列が実施されるところもあるようです)

今日の練習は法規の履行以外の総合的なものでしたが、ポイントとしてS字や右折で半クラッチを使いすぎないように指摘されました。交差点での右左折はもちろん徐行が義務づけられていますしS字もゆっくり走るのが普通ですが、要はクラッチを使い過ぎると「運転が下手に見える(自信が無さそうにみえる)」という事で二種の試験では適さないようです。(注:必ずしもダメな訳ではありませんが、「円熟した運転」が出来るかどうかを、試験官はかなり細かく見ていますので、不適切な時に反クラを使わないほうがいいようです。)

1998年1月12日。(試験場にて第1回目の技能試験)

ズバリ落ちました(ははは、、、)。

雪が降っていた事もあり、今日は非常に見通しが悪い日に試験となってしまいました。コース上のカーブミラーは雪が付着していて全然見えませんでした。

まず、今日のコース(東京都府中試験場では、大型ニ種のコースは2種類用意されていて毎回違うコースになる 98/3/30現在)では外周を回ったのですが前方の障害物に気をとられていて、早速、速度不足で減点されました。次にS字を抜けた直後の坂道発進でエンスト!!これは、自分でも坂道発進の練習不足を感じていましたが、最悪の事態になってしまいました。その後クランクを通過していたのですが、自分では雪のおかげで接触したかどうかハッキリとは確認できなかったのですが、1つ目の角の内側にどうも接触してしまっていたようです。また、クランクの2つ目の角では速度の出し過ぎ(ゆっくりなら通れた)のため外側のポールにぶつかるという事で試験官にブレーキを踏まれてしまいました。これで試験は中止になり、方向転換・鋭角・踏切通過などは、残念ながら出来ずじまいでした。試験終了後に交差道路通過時の安全確認が行われていないというチェックがされている事も確認しました。

自分でも一発で合格!までは考えていませんでしたが、ここまでボロボロの結果に終わった事にかなりショックを受けてしまいました(力無く笑)。

まっ!落ち込んでてもしゃ〜ないか!。練習あるのみ!

1998年1月22日。(5回目の練習)

大雪の影響で少し練習日が延びてしまいました。

先日の技能試験で坂道発進の時に、クラッチが繋がったかどうか良く解らなかったのは、やはり練習不足と緊張のためだったようです(注:のちに分かったのですが、試験場にある試験車両のチューニングは皆少しずつ違い、サイドブレーキの効き方が一台一台違っていたようです さらに教習車よりも効きが強力です)。今日の練習で回転数をチェックしながら落ち着いて練習したところ、ほぼ完璧にマスターできました。

安全確認を含む法規に従った運転については、試験場でもらった「受験の手引き(20ページ程の小冊子)」を繰り返し熟読&重要部分にアンダーラインし、自分の車でも練習しました。とにかく「体で覚える」ことで試験の時の緊張を少なくしようという作戦です。

1998年1月25日。(6回目の練習)

明日が試験日というプレッシャーからか、今日は頭も体もガチガチに緊張してしまっていて、全然ダメでした。今まで得意だった方向転換までが出来なくなってしまった!明日までに張り詰め過ぎた緊張の糸をほぐさないと大変です。どーしよー。

1998年1月26日。(試験場にて第2回目の技能試験)

また落ちた!!

今日の検定の順番は9番目で最後だったので、前の順番の人が運転するバスの行方をずっと目で追っていましたが、どうやら皆、途中で試験が中止になり、コースを完走できずに戻ってきているようでした。前に受けたときは、こんなに不合格の確率が多いとは思わなかったので、自分が完走できなかった事に非常に落胆しましたが、これなら大丈夫(?)と思い少し気が楽になりました。大型二種の技能試験の合格率が18.9%(東京府中試験場/平成3年度)というのもうなずけます。ちなみに大型一種は27.0%だそうです。

「ここは、遊園地のゴーカートのコースで、隣に座っているのはロボットだ!」と、試験開始前に自分自身に何度も言い聞かせた事、運良く前回と同じコースだった事、今回の試験官は話し方がソフトだった事、などが重なって精神的な負担も少なく順調なすべりだしだったのですが、、、。

前回失敗した坂道発進を無事にクリアしたものの、その後の下り坂でギアがセカンドに入らず、結局エンブレ無しで下りきってしまう失敗。次にクランクでは接触や脱輪こそ無かったものの切り返しを2度してしまい10点減点!(1度なら減点無しだった?)。方向転換では車をバックで入れて反対方向に車を出す時に、緊張のためか後輪を引っかけそうになる事に気付くのが遅れて慌てて急ブレーキ!試験官がオーバーアクションで共振してました(はは、、、)。鋭角コースは1度の切り返しで上手く通過出来たのですが、右折直後に鋭角コースに進入する前にカッティング走行(図1参照)(厳密に言うと右側通行(試験中止項目)になるらしい)をしてしまったようで、そこでアウト。不合格となってしまいました。

図1


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ただ、今日の試験では、順番的に最後だったからかどうか解りませんがコースを完走できたという収穫はありました。あと、「ここは遊園地!」という暗示も結構、緊張をほぐすのに役立ったかな?

1998年1月30日。(7回目の練習)

前回うまくいかなかったクランクと方向転換を重点的に練習。でも教習所でやってみると、結構上手く出来てしまうんですよね。やっぱり試験場だと体が硬くなるのかなぁ。

S字やクランク等の出口で油断して後輪を引っ掛けてしまうのは、まだ直らない。サイドミラーから目を離してしまうとこういう事になるようだ。「挟路の出口では、全車輪が完全に出るまで油断せずサイドミラーをチェック!

1998年2月6日。(8回目の練習 & 試験場にて第3回目の技能試験)

必ずしも完璧とはいかないまでも、そこそこ無難に運転できるようにはなってきているのですが。

3回目の試験も失敗しました。今回は交差点での優先判断を誤ってしまった事が第一の敗因でした。冷静な状態なら間違えなかったのかもしれませんが、左方から別の試験車両が交差点に進入してこようとしていた事は解っていたのに、自分が優先道路を通行していると何故か思い込んでいたため、そのまま通過しようとしたところ試験官にブレーキを踏まれてしまいました。その事件のショックのためその後はもう全然ダメでした。クランクでは3回も切り返した上、ポールに当ててしまうし、S字の進入では大回りしすぎてしまい、切り返さないといけなかったり。「なんだって、俺は一度動揺すると立ち直りが遅いんだ!」と、試験後にも落ち込む始末。もうヤメだ、ヤメだ!! 大型二種なんて取らなくたっていいんだ。やめてやらぁ〜!

、、、と言うのはウソ。

1998年2月20日。(9回目の練習 & 試験場にて第4回目の技能試験)

今日になってクランクとS字の進入などの、今まで苦手だったものが自信を持って出来るようになった。コツを掴んだという事だと思うけど説明するとなると難しいな。クランクの場合は(別にバスに限った事じゃないけど)、ハンドルは少し早めに目一杯切って外側いっぱいを使うように切れ角を調節しながら抜けていくという感じでしょうか。

ところが試験の方は失敗である。今日のバスは右側のサイドミラーが、やけに内側を向いてにたので、つい、シートをいつもより前寄りに調節してしまった。おかげで、アクセル・ブレーキ・クラッチ、そしてシフトレバー等の操作がいつも通り出来なくなり、カーブ手前の減速は急ブレーキになってしまったり、、、。

クランク等は完璧だっただけに、ちょっと残念。試験官の評価は前回と同じく「練習不足」。確かに最近、練習と練習の間が以前よりも空いている事は確かだけど。

しかし、この日記も、だいぶ当初の予定より長引いてるなぁ(笑)。

1998年3月8日。(10回目の練習)

ちょっと、間があいたので今日の練習は緊張度が少し高かったかな。

乗用車の場合、停止線に合わせて車を止める場合は、ドアミラーの下部のラインに合わせて止めるというのがあるけど、大型の場合はアンダーミラーがついているので、いつも、停止線に合わせて車をとめる時はアンダーミラーを見ていた。が、いまさらだけど今日になって、運転席から白線が見えるか見えないかの位置に合わせればいいという事に気が付いた(笑)。当然、アンダーミラーを見ながら寄せていくよりもスムーズに車を停止させられると思う。

また、シフトチェンジの時ニュートラルで一呼吸おいてから次のギアに入れた方が、全体的にスムーズな操作ができるという事にも気が付いた。これについては、以前からも時々は無意識的にやっていた気がするんだけど、その事を意識したのは初めてかも。今日、教官に言われて気付いたんだけれど。

1998年3月9日。(試験場にて第5回目の技能試験)

今日の試験車両は、比較的慣れているHINO車ではなくISUZU車だった。ハンドブレーキは中ぐらいの効き。府中試験場は、バスが4・5台あるみたいだけど、少しずつ皆チューニングが違うから困るんだよなぁ。今日の奴はシフトレバーの動きがとても固くて、どこがニュートラルなのか分からないぐらいだった。僕の前の人は4速でクランクを走行してしまったようで試験後に試験官に注意されていた。

こんな事をだらだら書いてると、また落ちた言い訳をしようとしてるみたいだけど、違うんだなぁ。落ちた理由は別にあるんだ(笑)。

周回で規定の50kmを出した後にカーブの手前で減速する時、断続ブレーキを忘れた事、あとは、(自分では気付かなかったんだけど)その他の直線での加速が弱かったらしい(試験条件に、徐行叉は減速区間以外では、力強い加速をして走ること。とあります)。クランクや方向転換、S字は良かったのに残念。

1998年3月15日。(10回目の練習)

直線での加速について教官に質問してみましたが、やはり、出すべきところでしっかり加速出来ない場合は、技量不足という事で試験は中止になるらしい。この出すべきところは出す、落とす時は落とす(場合によっては車を停止させての確認)という「メリハリ」の効いた運転が、なかなか試験で発揮するのが難しい。きっと、普段の運転でも出来てないんだろうな。大型二種の受験で、一人で2つの試験場を体験した人の話によると、必ずしも直線で十分な加速が出来ていなくても、文句を言われない試験場もあるという話しでしたが、この人の場合も「2つの試験場で合格」をした訳ではないので、実際の所は良くわかりません。

今日は交差点での右左折を重点的に復習。左折の時は、自分の背中が交差道路左側の縁石の延長線にきたところでハンドルを切り始める。右折は、交差点の中心の直近の内側に左前輪が通るようにする(目印としては、S字通行時の僕の目印と同じく、左足を交差点の中心の直近の内側(交差点のまん中に書いてある三角やひし形の表示)に通す感じ)。

合図は、試験官が右左折の指示を出した直後に行うように言われました。タイミング良く指示をしてくれているから、という事だそうです。

1998年3月18日。(試験場にて第6回目の技能試験)

鋭角コースで縁石に乗り上げてしまった!!

いつもの練習で、左向きの鋭角コース(試験場では初めての挑戦)の場合はハンドルを切り始めるタイミングを、車の左側の一部分(部品)を目標にしていたのだけれど、車種が違ったら、役に立たないという事に初めて気付いたぞ(笑)。

それだけなら切り返しの回数が増えるだけで済むはずだったのに、教習車と違って、前輪がサイドミラーで確認出来ない試験車という事もあるけど、前進時に右前輪を縁石に大胆に接触させてしまった。「そんな時は窓から首を出して確認しておけばよかったのに。」と、終わった後に、他の受験者に言われたけど。左前輪の場合はどうするのかな。

他には、試験官に鋭角コースに右折で進入の指示を受けた時に、場所を確認するのに気を取られて、優先路との交差点で安全確認ができなかったというのがありました。

1998年3月29日。(11回目の練習)

前回の試験で失敗した鋭角コースでの新たなコツは無いかと質問してみたが、やっぱり最終的には直接目視しかないみたい。後はS字と同じ要領でやってみようかな、と思った。(僕の場合はS字の曲線を通る時、クラッチにのせた左足の先あたりに、右カーブの時は左側の縁石左カーブの時は右側の縁石にそうように走るんだけど、この感覚を利用するのだ)

今日になってまたクランクのコツを忘れてしまったらしく、何度も繰り替えし練習した。教習が終わる頃には、なんとか感覚を取り戻したけど、明日の試験がちょっと不安。

1998年3月30日。”サクラサク”(試験場にて第7回目の技能試験)

今日は午前中の試験で朝7時40分頃、試験場に着いたが、駐車場が非常に空いていたので、ちょっとビックリした。はて、朝とはいえ、いつもこんなに空いてたかな?

今日の府中試験場のコースは「桜が満開」で、バスの運転なんかより花見で一杯やりたい気分だったが、きっと他の受験者のみんなもそうだったに違いない、、、。8時30分に、いつもの試験の説明が始められたが、「非常に立派な桜が咲いていますから、余裕のある方は桜を見ながら運転して下さい。」などと無茶な事を言ってたっけ(笑)。きっと冗談のつもりだったのだろうけど、皆、桜を見るどころか笑う余裕も無かったみたい。

2回目の技能試験で完走したコースだけど、車は以前何度か坂道発進でエンストさせシフトレバーも異常に固い、ちょっと苦手なISUZU車。走り出してから、シートの高さを上げ過ぎたために、いつもよりクラッチが早く繋がってしまう事に気付くが、発進時は少々ガクッとしたショックをあたえてしまう。7回目とはいえ、緊張は免れず、方向転換では息も絶え絶えという感じだ(笑)。鋭角コースの進入では、2回目の技能試験での失敗をくり返さないように注意し、直後の優先道路との交差点で安全確認も確実に行った。そして、、、

ついに、、、ついに、、ついに、ついに、、、、

合格だぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

思えば雪の降る1月の寒さの中、コース内に無数に植えてある大きな木々がなんの木かなど気にかける余裕も無く始まった辛く長い大型ニ種への道が、もてるだけの花を目一杯咲かせ「おれはサクラだぁーー」と自己主張を始めた時に、「合格」の二文字を飾れるなんて、、、なんてロマンチック、、、じゃなく、、、出来過ぎたお話なんでしょう。

新しく発行された免許に印刷された「大二」の文字。今までこの二文字のために頑張ってきたのかぁ、と思うと感慨深いものがある。

<最後に>

今回大型ニ種免許の取得日記を始めてから多くの方にアドバイスや励ましの言葉をメールやフォームで頂きました。合格して無事に免許を獲得できたのも、そういった言葉が励みになって自分が頑張れたからだと思います。特にメールを出してなくてもアクセスしてくれて日記を読んでくれた人も含めて、合格まで付き合ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。

また、これから大型ニ種免許の取得に挑戦されようという皆さんには是非、最後まで頑張ってやり遂げて欲しいと思います。このページを読んで感想を寄せて下さった皆さんの中で普通免許以外の免許をもっていた人達は、大型二種は二種免許の一発目として取った人ばかりでしたが、ほとんどの方は試験場でかなり苦労して取られているらしく、私の日記を見て、昔の苦労を懐かしく思い出しながら読んでくれたようです。そんな哀愁ただよう(笑)大型ニ種を是非頑張ってとってください。

参考までに、私が大型二種免許を取るにあたって使った金額は以下の通りです。

学科試験料 2,700
技能検定料 3,700 * 7 = 25,900
教習費用 9,450 * 11 = 103,950
教材費 1,680
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合計 134,230円

(98/4/5 完了)


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