大型自動車免許 |
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大型自動車免許取得体験記

高校の時に引っ越しのアルバイトで運送会社にいた事がある僕は、いつの頃からかデカいトラックを運転したい!と思うようになっていました。28才になってほんの少しお金があったばっかりに8年振りに教習所に通う事になってしまいました。ちなみに僕は20才の時に免許を取って以来、ワゴン車を運転した事がある程度でトラックというものを運転した事がありませんでした。
僕のように本業が運送業でもないのに大型の免許を取ろうとする人は少ないと思いますが、なにかの足しになるかもしれないので僕が教習を受けていたときに教官に注意された事や自分自身に言い聞かせていた事柄をほんのメモ程度ですが書いておきますのでよかったら参考にしてみて下さい。
ちなみに、大型自動車とは5t以上の自動車の事をいいます。教習は技能のみで22時間となっています。取得には普通自動車免許を所持していて経験年数が2年以上必要です。視力は片眼で0.5以上、両眼で0.8以上必要です。教習の期限は9ヵ月です。
また、これから教習所に通おうとする方は自分の空いている時間内で教習を受け、無事に卒業できるかどうか、教習所の人に相談してから申し込むようにしましょう。教習の予約の方法や検定の実施日など、その教習所のルールが自分の都合に合っているかどうかよく確認しましょう。
技能教習過程
段階 |
時限 |
項目 |
|---|---|---|
| 1 | 1 ∫ 6 |
(車の動かし方と走行の基本) 1.車の乗り降りと運転姿勢 2.運転装置の取り扱い 3.発進と停止 4.速度の調節 5.走行位置と進路 6.時期をとらえた発進と加速 7.目標に合わせた停止 8.カーブや曲がり角の通行 9.坂道の通行 10.後退 11.挟路の通行 12.総合運転 |
| 2 | 7 ∫ 10 |
(路上に出るための運転の基本) 1.通行位置の選択と進路変更 2.障害物への対応 3.標識・標示に従った走行 4.信号に従った走行 5.交差点の通行(直進) 6.交差点の通行(左折) 7.交差点の通行(右折) 8.見通しの悪い交差点の通行 9.踏切の通過 10.駐・停車 11.速度の危険性 12.総合運転 |
| 3 | 11∫ 17 |
(路上での運転) 1.路上運転前の準備 2.交通の流れに合わせた走行 3.適切な通行位置 4.進路変更 5.信号・標識・標示に従った運転 6.交差点の通行 7.歩行者等の保護 8.道路及び交通の状況に合わせた運転 9.危険を予測した運転 10.総合運転 |
| 4 | 18 ∫ 22 |
(主体的な運転) 1.駐・停車 2.自主経路設定 3.総合運転 |
各項目でのポイント
(第1段階)
1,2.ここは乗用車と変わりませんが、乗車する時は後部や下部の安全確認を行います。運転姿勢も乗用車と同じですがブレーキの効き方が(乗用車と比較すると)強烈なのでかかとを床につけて、微妙な踏力の調整が出来るようにしておきましょう。
3,4.当たり前ですが、重い!!というのが最初の印象でした。とにかくブレーキは繊細に扱いましょう。前方に停止している車があるときは、2m以上車間距離を開けて停止しましょう(普段はそんなに開けていない人が多いと思うので)。
8.乗用車の1mに比べると格段に大きい3m強の内輪差を持つ大型ですから当然長さを意識した運転が必要なのですが、なかなか私には感覚がつかめませんでした。ポイントとしては、「大型は感覚に頼りきらずに、ミラー(フロントやサイド)で確認しながら曲がる」です。
9.サイドブレーキを引いての坂道発進ですが、車が重いので「これでもか!」という程しっかり引かないと車は無情にも下がっていってしまいます。
10.S字のバックです。ポイントは乗用車と同じですが車が大きい事もあるので、どこに車を誘導すれば次の行動に出やすいかを考えながら慎重に行きましょう。別に早さを競うわけでは無いのであせらないようにしましょう。
11.クランクは、私はかなり苦労しました。大きい内輪差をカバーするためフロントのアンダーミラーを活用して、外側に大きく膨らんで進入しましょう。
(第2段階)
第2段階では普通車の教習で仮免直前に行った事の繰り返しのような内容になりますが、大型車の長さなどをしっかり意識して運転しましょう。この段階では従列駐車や方向転換(車庫入れ)なども入りますが、教習所内で行う分には「ここでハンドルを切り始める」などの目標物を教官がしっかり教えてくれる事が多いので落ち着いてやれば誰でも問題なく出来るでしょう。
(修了検定)
第1・2段階で学んだ事の中で縦列駐車と方向転換を抜いた分(この2つは、卒業検定で行います)がしっかり身についているかがテストされます。第2段階の総合運転で検定の内容を練習できますのでリラックスして受ければきっとクリアできると思います。
(第3段階)
いよいよ路上です。この段階は日頃から車を運転している人には特に難しいことは無いはずですが、教習中だからといって黄色信号や横断歩道などで危険な急ブレーキを踏んだりしないように注意しましょう。大型車の車両感覚をよく把握してミラーを街路樹等にひっかけないように極端なキープレフトは控えたり、複数車線の信号待ちなどで自車の車幅分のスペースが無い場合は少し後方で待つなど車の大きさ等の性質を考えて運転しましょう。
(第4段階)
この段階には、自主経路設定が入ります。注意する点をあげるとすると、目的地点に到着してからの停車場所でしょうか。交差点の近くや出入り口の近くには車を止める訳にはいかないので、そのあたりに注意すれば問題ないでしょう。
(卒業検定)
卒業検定は仮免と同じく教習所内で行います。卒業検定を所内で行うのを最初に聞いたときは不思議に思いましたが、試験場での検定が場内で行われる事を考えればそれ程の違和感を感じずに納得できるでしょうか?修了検定との違いは、縦列駐車または方向転換が入ることと、距離が少し長くなるところでしょう。あとは久しぶりに所内を走ることになるのでちょっと緊張しました。でも、ここまで頑張ってきた人は、落ち着いて運転すれば必ず合格することでしょう。では幸運を祈っています。
(97/11/9 作成)