◆◆◆病気から学んだこと◆◆◆

病気、しかも稀少難病に罹るなんてひどく不幸な事、と
私も以前は思っていました。
でも、よく考えると病気になったからこそ知った事もあります。

まず、母の愛情。
反抗してケンカばかりしていたのですが、私が病気になってからは
ずいぶんいろんな事を話して、わかり合えました。
きっと病気にならなかったら今程仲の良い親子にはならなかつたでしょう。

そして友情。
病気になって友達の本質がみえた気がします。
かわらずおつきあいをしてくれた友達がいたからネガティブにならずに
こうして元気になれたんだと思います。

性格もずいぶんかわりました。
以前は人前にでたり目立ったりするのが嫌いでしたが
どうせなら他人の記憶に残るような生き方をしたいと思うようになりました。

実は私は幼い頃から同性とつきあうのが下手だったのですが
病気になって女性部屋へ入院して否応無しに高校生くらいから
90歳近いおばあちゃままでと暮らして、いろんな事を教えてもらって
いつの間にか苦手意識もなくなりました。

そして何よりいつでも前向きに生きる事かできるようになりました。

そして…パパと出逢った事。
「病気なんて関係ない」と私を選んでくれました。
長男なのに私の為に私の実家の隣に家を建ててくれました。
そしてそれを許してくれた義母。
そうして生まれた息子達。
そんな家族はかけがえのない私の宝物です。



病気にならない人生だったらいろんな事に気づけなくて
つまらない人生だったのかも知れない。
病気がある私だからできた事や出逢えた人がいるんだと思う。
もしかしたら病気はものしらずでわがままだった私への
神様からのプレゼントだったのかも知れない。
気がつけばいつでも倖せは隣りにある。

いま、私はそんな風に思っています。


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