携帯電話の安全性に関する郵政省のコメントについて | ||
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郵政省の諮問機関が携帯電話が脳に影響あるかどうかを調査し影響なしと判断したと新聞(日刊 工業98年9月30日)に載っていました。
概要は、携帯電話周波数の電波を電波防護指針(ガイドライン)の強さで2週間と4週間1日1 時間づつラットの頭部に照射し、異常が見られなかったので「脳には影響がない」と判断したそう です。
97年に行われたドイツの調査では「脳に影響がある」と判断しているとのことです。 条件や、どのような条件で実験したのかはわからないのですが、先に書いた実験内容から「問題 なし」と判断するのは難しいように思います。1日に1時間電話で話す人であれば、1ヶ月間は大 丈夫という程度の判断しかできないように思います。加速試験(例えば1日中電波を照射したり、強 い電波を与えたりして)で人間の一生分の電波を照射したのならそう判断できるかもしれませんが、 短期間の実験で長期の結果を無理矢理こじつけているように思いました。業界(携帯電話業界)に 強く方向付けされた結果を引き出すための実験でしかないように感じました。
長期の試験も行っているようなので、今の世代の人に影響が出る頃になってやっと、ラットの結 果も出るように思います。(加速試験をしないと結果が出るのに同じ時間がかかると思います) また、ドイツでは97年に結果が出ているのような問題に対して、日本では98年9月になって やっと1ヶ月分のデータを元にした結果しか出せないのも、問題に対する感度の悪さを感じます。 ドイツの結果も日本の結果も詳細は知りませんが、ドイツで考え方が1つ確立した問題を論議す るのに、短期間で通常の照射(加速試験をしない)の実験を行い議論しているところに、結果を出 さないための努力が見えている代に思い、こんな日本ではだめだと感じるのでした。 | ||