岩泉線−宇津野駅跡−

岩泉線は、宮古市新里村茂市から岩泉町を結ぶローカル線です。列車は区間運転を含めても4往復/1日という超ローカル
線です。途中にある押角駅は、板張りのプラットホームとともに秘境駅としても有名で、最近ではそれを当てにした秘境駅
号などという臨時列車も走るくらいです。
その岩泉線はもともとは小本線といい、茂市から小本を結ぶ貨物線として戦前に計画されました。戦前に、押角まで開通し
そこから、釜石の製鉄所で使う耐火煉瓦用の粘土を運んでいました。戦後すぐに、押角トンネルを開通し、岩泉町側の出口
に宇津野駅という貨物駅を設置し、本銅鉱山などから鉱石を運搬していたようです。その後、浅内駅まで延伸。浅内駅には
給水設備やターンテーブルもある本格的な駅でした。その後、岩泉まで延伸し、工事中断。以後、現在にいたっています。
短い間存在しなかった宇津野駅の痕跡を見て来ました。

地図はこんな感じです。

押角トンネル出口に広がる空き地は、おそらく駅の跡だと思われますが、痕跡はほぼゼロ
これにより、宇津野駅跡はあまり探索されていなかったのかも知れません。
しかし、冬の時期に乗車して撮影ポイントを車内から確認していた時に、見つけたのです。
このまん中くらいにあります。春まだ浅い5月でもすでに見づらくなりつつあります。
すぐ近くまでいってみました
これは、間違い無く車両止めです。しかも、2基あります。残念ながら年代を示すようなものは見つけられません
でした。
トンネル方向を望む
左が一段高くなっていますが、トンネル出口当たりから、車止めまで平らになっていました。
こんな、感じですが、だれも紹介していないのでこれは第一号かもしれません。ただ、当時の宇津野駅の配線が
資料などが無く不明です。ひょっとしたら、この車止めも違うのかもしれません。どなたか、資料などありましたら
教えて下さい。

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