筑後川にまつわる二つの橋梁跡

〜国鉄佐賀線筑後川橋梁と筑後軌道逆谷橋〜


 九州で大きい河川の一つである筑後川。上流に行くと三隈川と名前が変わりますが、その川にまつわる廃線跡を2題連続してお届けします。
まず、一つ目は、国鉄佐賀線(その成り立ちは、長崎本線と鹿児島本線を結ぶ短絡線でした)の筑後川橋梁。有名な、橋が上下して下を航行
する船が通れるようにした昇開橋です。私も知らなかったのですが、なんと2003年5月に国の重要文化財に指定されてます。きちんと保存は
されていまして、今でもきちんと動くようになっていました。
 もう一つは、久留米と日田市豆田を結んだ筑後軌道の逆谷橋です。この筑後軌道は、日田名産の杉の運送を目的に敷設された軽便鉄道でし
た。国鉄が久大本線を開通させたことにより廃止になった鉄道です。こちらの逆谷橋は、ひっそりと木々の中に埋もれて行ってます。なんの
案内もなしに...
 この、対照的な2つの橋梁を見て来ました。

佐賀線筑後川橋梁
地図には載っていませんが、諸富町側のたもとには、公園ができてます。そこに説明やら、売店やらができてます。
参考までに、佐賀線の跡は、佐賀県側はサイクリングロードなどになっているようです。福岡県側は、何もしていない
ようで、まだ廃線当時の跡を残している様です。
こんな橋です。説明いらないですよね。
もちろん、普段はこのようにあがっていて、列車が通る時に下がるはずです。夜はライトアップされていますし、昼間は
この上げ下げを見せてくれるので是非チェックして行きましょう。
正面から見ると、線路を模した模様になっています。
たもとにある公園のモニュメントも昇開橋の形でユニークです。

次は、筑後軌道の方を。
場所は、だいたいこんな感じです。日田方向からだと加々鶴トンネルを越えた最初の横断歩道の辺りになります。
この加々鶴トンネルも実は筑後軌道のトンネルを拡張したものです。
こんなに立派な石積みのアーチ橋です。
周りはこんなに木々が生えていて昼間でも薄暗い感じです。
筑後軌道の貴重な跡の一つなので、せめて周りをもう少し綺麗に見やすくして看板の一つも立てれば良いのにと思うのは
私だけでしょうか?

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