| 「ゴールデン・エイジ2 フェニックスの飛翔」ジョン・C・ライト ハヤカワSF文庫<SF1612> 2007.5 原作2003 | |
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三部作の2。黄金の普遍を追放されたファエトンは、地球へと降り立つ。この時代は第七精神構造紀だが、地球には第六以前の世界の残滓があり、それを遍歴するファエトン。第六以前の勢力を糾合して、黄金の普遍に立ち向かえるのかというと、それほど世の中は甘くできているわけではなく、第七勢力に立ち向かえないからこそ地球でほそぼそと生き延びているそれ以前の勢力。 結局、救いは主流勢力である黄金の普遍側からもたらされるしかないのだが、その中にもあれこれと思惑がある。 |
こんなことを考えた: 旧文明残滓の状況と過去の歴史をたどり、読者はより深くこの世界を知ることになる。第1巻と同じく、多様で幅広いさまざまな価値観。錯綜した世界では読者は結果を受け入れるしかない。いろいろあってともかく、果たして沈黙の普遍はファエトンたちの妄想なのか(あるに決まっているが)。複雑な世界の状況を流れるように受け入れながら楽しむのが吉。 | |
おすすめ度:★★★ 圧倒的なごたまぜを、詳細にこだわりつつ、全体の流れを見失わないように読むことができるという倒錯的快感にとらえられた。 | |
| (2007.7.24) | |