さようなら、いままで魚をありがとう

 「さようなら、いままで魚をありがとう」ダグラス・アダムス 河出文庫<ア 4-4> 2006.6 原作1984
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 銀河ヒッチハイク・ガイドの4巻。第1巻冒頭で破壊・消滅した地球に、なぜかアーサーが到着。いくらか主観的時間差はあるものの、アーサーの家もある。それに加えて周囲にはいいくつかのおかしな現象もある。がまあ、ストーリーなどどうでもよいと思えるジョーク満載。

こんなことを考えた:
 時間旅行も多元宇宙も超知性も超常現象もありの作品だから、消えた地球があらわれてもどうということはない。地球が消えたことだって、見方によってはまったく深刻ではないのだから十分なジョークになる。
 深刻な状況を、見方を変えて笑い飛ばそうというのがジョークだと思うから、最大規模のジョークはすでに第1巻で尽くされていて、同じことを期待するのはもちろん無理だ。
 今回もそれなりに”地球消失”規模の(それよりはいくらか小さい)ジョークを繰り広げようという、著者の心意気を感じる。

おすすめ度:★★★
 ジョークが好きで、第1巻から第3巻を読んでもまだ飽きていない人は、最後まで付き合うのが筋というものだ。
 (2007.5.30)


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